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2021年02月28日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘が「ねえ、アパートとコーポって、何が違うの?」と質問してきました。見た目が似ているのに呼び方が違うことを疑問に思ったようです。
う~ん、ワタシもはっきりとした違いがわかりません! ちょっと調べてみることにしましょう。
一つの敷地に複数世帯が居住する建物のことを、「共同住宅」と呼びます。共同住宅には、アパートやマンションなどがありますが、不動産業界では、木、軽量鉄骨、プレハブを使用した2階建て以下の建物を、「アパート」と呼ぶのが一般的だそうです。アパートの語源は英語の「apartment(アパートメント)」で、共同住宅の意味があります。
「マンション」は、鉄骨、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリートを使用した3階建て以上の建物を指すことが一般的ですが、明確な基準はなく、その物件の家主や、物件を扱う不動産会社によって、アパートとマンションを分ける基準は変わることもあるそうです。
では、「アパート」と「コーポ」の違いは何でしょうか?
コーポは、英語の「cooperative house(共同住宅)」が語源。共同住宅の名称に使われることが多い呼び方ですが、アパートと同様に、木や軽量鉄骨を使用した2階建て以下の建物に使われることが一般的です。
アパートとマンションは、建物の構造によって呼び分けていることが一般的ですが、アパートとコーポには、構造による差はありません。家主の好みによって名称が決められているそうです。
コーポの他にもメゾンやカーサなど、さまざまな呼び方があります。それぞれ、どのような意味があるのでしょうか?
大手の不動産会社なら、マンションなどの物件の名前はブランド名として決まっていることが多いのですが、一般のアパートやマンションの場合、大家さんが自由に決めるのが基本。
物件名により入居率が変わることも多いため、時代に合ったイメージの良いネーミングが選ばれることが多いのだそうです。ワタシが学生の頃は、「〇〇荘」のようなアパート名が多かったように記憶していますが、今は、入居者もおしゃれな名前を好む傾向があるのですね。
ネーミングの方法としては、大家さんの名前にちなんで「メゾン〇〇」としたり、川の横に建つ物件なら「マンションリバーサイド」のように付けられることも。また、物件の所在地が知名度の高いエリアなら、そのエリア名を使うこともあるようです。英語以外に、フランス語やイタリア語、ドイツ語が使われることも増えているそうです。
アパートとコーポの違いは、明確にないことがわかりました。今度から散歩するときに、集合住宅の名称をチェックして、今のトレンドを見てみたいと思います。
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参照:ライフルホームズ
イラスト:飛田冬子