アーモンドミルクがダイエットに効く?美容効果も!
2021.03.172023年02月03日
素朴な疑問
落花生とピーナッツの違いって?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
お友達と、節分の話になりました。東北出身の彼女のお宅では、豆まきの際に落花生を使うそう。
確かに殻が付いている方が投げても散らばらないし、後でおいしくいただけるわね。我が家も今年から落花生にしてみようかしら。
そういえば、落花生の殻の中身って、ダンナさんが晩酌のときによく食べているピーナッツに似ているけれど、もしかして同じもの? 気になったので調べてみました!
落花生とピーナッツは同じもの!違いは「状態」
実は、落花生とピーナッツは同じ豆のこと。品種の違いなどはありますが、物質的には同じものなので栄養価も変わりません。
しかし、落花生とピーナッツにも以下のようにいくつか違う点があります。
- 見た目
- 言語
- 食べ方
落花生とピーナッツは「状態」によって呼び名が変わり、殻に入っている状態のものを落花生、殻と薄皮をむいた状態のものをピーナッツと呼びます。
ちなみに、薄皮の付いたピーナッツは南京豆と呼び、中国でよく使用されているイメージです。
高齢の方の多くは、落花生とピーナッツ、南京豆という呼び名のすべてを使いますが、年齢が若くなるにつれて、南京豆や落花生という言葉を知らない傾向にあります。
また、落花生は日本語でピーナッツは英語です。定義上は日本語か英語かだけの違いですが、それぞれ思い浮かぶイメージや食べ方にはかなり違いがあります。
ピーナッツはナッツではなく「豆類」
ピーナッツは英語で「Peanut(複数形はPeanuts)」と書きます。
ナッツは「種実類」の木の実という意味なので、ピーナッツも当然ナッツ(木の実)だろうと思いがちですが、実はピーナッツ(落花生)はナッツではなく「豆類」のマメ科植物の種子です。
殻が硬く、形や味、栄養成分までナッツに似ているため、ナッツ類と同じように取り扱われることが多いのです。
そんなピーナッツ(落花生)は、畑の土の中で育ちます。
花が落ちた後、花の下から子房柄(しぼうへい)という糸のようなものが伸びて土に潜り込み、地中で落花生ができます。その様子から、落花生と呼ばれるようになりました。
収穫したばかりの落花生は、よく見かける乾いた状態の「炒り落花生」ではなく、生の状態です。
国内落花生の約8割を生産する千葉県では、旬の8〜10月になると、収穫したばかりの生の落花生が期間限定で出回ります。茹でるとホクホクの食感になり、普段食べている落花生やピーナッツとは全く違う印象になります。
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参照:小島屋
イラスト:飛田冬子