素朴な疑問落花生とピーナッツの違いって?

公開日:2023/02/03
落花生とピーナッツの違いって?
落花生とピーナッツの違いって?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

お友達と、節分の話になりました。東北出身の彼女のお宅では、豆まきの際に落花生を使うそう。

 

確かに殻が付いている方が投げても散らばらないし、後でおいしくいただけるわね。我が家も今年から落花生にしてみようかしら。

 

そういえば、落花生の殻の中身って、ダンナさんが晩酌のときによく食べているピーナッツに似ているけれど、もしかして同じもの? 気になったので調べてみました!

 

落花生とピーナッツは同じもの!違いは「状態」

落花生とピーナッツは同じもの!違いは「状態」

実は、落花生とピーナッツは同じ豆のこと。品種の違いなどはありますが、物質的には同じものなので栄養価も変わりません。

 

しかし、落花生とピーナッツにも以下のようにいくつか違う点があります。

 

  • 見た目
  • 言語
  • 食べ方

 

落花生とピーナッツは「状態」によって呼び名が変わり、殻に入っている状態のものを落花生、殻と薄皮をむいた状態のものをピーナッツと呼びます。

 

ちなみに、薄皮の付いたピーナッツは南京豆と呼び、中国でよく使用されているイメージです。

 

高齢の方の多くは、落花生とピーナッツ、南京豆という呼び名のすべてを使いますが、年齢が若くなるにつれて、南京豆や落花生という言葉を知らない傾向にあります。

 

また、落花生は日本語でピーナッツは英語です。定義上は日本語か英語かだけの違いですが、それぞれ思い浮かぶイメージや食べ方にはかなり違いがあります。

 

ピーナッツはナッツではなく「豆類」

ピーナッツはナッツではなく「豆類」

ピーナッツは英語で「Peanut(複数形はPeanuts)」と書きます。

 

ナッツは「種実類」の木の実という意味なので、ピーナッツも当然ナッツ(木の実)だろうと思いがちですが、実はピーナッツ(落花生)はナッツではなく「豆類」のマメ科植物の種子です。

 

殻が硬く、形や味、栄養成分までナッツに似ているため、ナッツ類と同じように取り扱われることが多いのです。

 

そんなピーナッツ(落花生)は、畑の土の中で育ちます。

 

花が落ちた後、花の下から子房柄(しぼうへい)という糸のようなものが伸びて土に潜り込み、地中で落花生ができます。その様子から、落花生と呼ばれるようになりました。

 

収穫したばかりの落花生は、よく見かける乾いた状態の「炒り落花生」ではなく、生の状態です。

 

国内落花生の約8割を生産する千葉県では、旬の8〜10月になると、収穫したばかりの生の落花生が期間限定で出回ります。茹でるとホクホクの食感になり、普段食べている落花生やピーナッツとは全く違う印象になります。

 

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参照:小島屋

   Ton's Cafe

   CamCam.jp

   鈴市商店

 

ハルメク子さん
茹で落花生、ぜひ食べてみたいわ!

イラスト:飛田冬子


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