こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、娘から「お風呂が青っぽく見える」と言われました。入浴剤を変えたわけでもないし気のせいかと思ったけど、改めて見ると浴槽もですが、壁のタイルも青っぽくなっているような気がします……。
原因を探るべく、さっそく調べてみました!
お風呂の浴槽の水が青く見える理由は、水と光の特性に関係しています。光が水を通過するときに、青っぽい光が散乱され、その他の光を吸収します。そのため、浴槽の水が青く見えることがあります。これは、自然光が入りやすい明るい浴室で、アイボリー色の浴槽の場合によく見られます。海や湖が青くみえるのと同様の現象です。実際の色を確認するには、コップに水を入れてみると良いでしょう。
また、給湯器や風呂釜に使用されている銅管から溶け出したごく微量の銅が原因の場合もあります。ただし、肉眼で青い色が見えるには、高濃度である必要があるため、一般的には考えづらい状況です。ちなみに、銅は体に影響を及ぼすような毒性はなく、水道水の水質基準(1mg/L)以下なら心配ありません。
一方、お風呂のタイルが青っぽくなるのは、風呂釜に使用されている銅管から溶けた微量の「銅」と、石けんや湯あかに含まれている「脂肪酸」が化学反応を起こし、青色の物質(銅石けん)が汚れとしてタイルなどに付着するからです。こうした状況は、銅管が新しい環境のときであって、何度も水が流れることで内部が酸化して皮膜を形成するため、青い物質が作られにくい状況になります。
お風呂の青い汚れを落とすには、3つの方法が挙げられます。
銅に反応してタイルが青く汚れるなんて、びっくりです。お風呂に青い汚れがあったらぎょっとしてしまうけど、対処法を知っていたら安心ですね!
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イラスト:飛田冬子
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