- ハルメク365トップ
- 暮らし
- 生きるヒント
- 死ぬまでにしたいことリストを50代で書くメリット!
死ぬまでにしたいことリストを50代で書くメリットや作り方・注意点をご紹介!人生100年時代、折り返し地点といわれる50代のうちに書いておくのがおすすめです。同世代の人が死ぬまでにやりたいことってどんなこと?気になる具体例も紹介します。
死ぬまでにしたいことリストとは?
死ぬまでにしたいことリストとは、名前の通り、人生の終わりを迎えるまでにしておきたいことや目標をすべて書き出すためのリストのことです。
自殺するときにバケツを蹴ることを英語のスラングで「Kick the bucket=死ぬ」ということから、「バケットリスト」とも呼ばれています。
死ぬまでにしたいことを具体的に書き出し、それに沿って少しずつ実践していくことで、人生がより豊かになっていきますよ。
映画「最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)」でも、余命宣告を受けた2人の男性がそれぞれに死ぬまでにやりたいことを洗い出し、実行するために旅をする姿が描かれています。
死ぬまでにしたいことリストを50代で書くメリット
死ぬまでにしたいことリストというと、人生の終わりが近づいている人が書くイメージが強く、人生の後半戦に突入したばかりの50代で書くのは早過ぎるのではないか、と思う人もいることでしょう。
しかし、これから自分が好きなことを思いっきりやれる50代だからこそ、今後何をしたいか考えて実行すべきだといえます。
ここでは、死ぬまでにしたいことリストを50代で書くメリットを4つご紹介します。
実行できることが多い
50代はまだまだ体力と判断力が衰えない時期なので、今のうちに死ぬまでにしたいことリストを書いておくことで、実行できることがより多くなります。
また、60代、70代と年齢を重ねていくと大病にかかることも多くなり、通院や入院でリストを実行する時間が取れなかったり内容的に不可能なことが増えたりするため、元気な50代のうちにリストを書いておくのがおすすめです。
他には、自分の人生が幕を下ろす時期を意識することで、今を大切に生きることの大切さを実感できる可能性もあります。
死ぬまでにしたいことリストを書く時期は早ければ早いほど、毎日の生活を前向きに過ごせるようになるでしょう。
老後の計画がより具体的になる
50代は、ある程度子どもも大きくなり、手がかからなくなる時期です。親の介護が必要になる場合もありますが、少しずつ自分の時間が持てるようになるなど、老後の計画が立てやすい時期でもあります。
60歳を過ぎていざ老後を迎えてからリストを書くよりも、時間と体力に余裕のある50代のうちに書いておいた方が計画が具体的になり、したいことを多く実現できる可能性が高まるでしょう。
○○歳までに○○をやる、など実現までの期限を具体的に決めておくことで、計画がよりリアルに感じられます。
ポジティブに過ごせるようになる
ポジティブに毎日を過ごせるようになるのも、50代で死ぬまでにしたいことリストを書くメリットの一つです。
死ぬまでにしたいこと、自分が心からやりたいと願うことを具体的に書き出すことで、人生の目的が明確になるため、気持ちが前向きになって明るい将来を思い描けるようになります。
また、自分の目的を達成するには何をするべきかと考えるようになり、生活が充実して人生を楽しめるようになるでしょう。
したいことのためにお金を貯められる
リストの中には、海外留学や長期滞在などお金がかかる目標もあるかもしれません。
それを実現するために必要な資金を貯めようと思っても、定年を迎えて年金暮らしが始まると生活するだけで精一杯になってしまいます。
そうなるとなかなか貯蓄もできなくなるため、現役で仕事をしている50代のうちに死ぬまでにしたいことリストを書いておきましょう。
死ぬまでにしたいことリストの作り方
死ぬときにもっとも後悔するといわれているのが、「やりたいと思っていたことができないこと」です。
死を目前に後悔しないためにも、死ぬまでにしたいことリストを作っておくことは重要だといえますが、その存在を知ってはいてもリストを作る際のルールや、具体的な書き方は知らないという人が多いのではないでしょうか
ここでは、死ぬまでにしたいことリストの作り方をご紹介します。
リストを作る際のルールとは
死ぬまでにしたいことリストを作る際の唯一のルールであり、もっとも重要なのが「自分がやりたいと思うことを、事の大きさに関係なく書けるだけすべて書き出してリスト化する」ことです。
しいて他にもいうのであれば、以下のようなこともルールとして決めておくとよいでしょう。
- 書き出すのは自分にとって人生が豊かに、楽しくなるような内容にする
- 不可能なことであっても、実現に向けて動くことで幸せになれる内容であればリストに加える
- 1年に一度はすべての内容を見直して修正や追記をする
- リストの内容を達成するたびに記録を残す
- シンプルでわかりやすい書き方にする
死ぬまでにしたいことリストは、人生をより豊かにするために作るものです。自分が楽しくなるようなことや、幸せになれるような内容を記載します。
例え実現が不可能なことであっても、それを実践するプロセスで幸せを感じられるような内容であればリストに加えてOKです。
ということは、リストの中には具体性に欠けているものも入る可能性がありますが、とりあえずいったんはそのままにしておき、内容を見直す際により実現できそうなことに近づけいくと、本来自分がやりたかったことに近い内容を書き出せるようになります。
リストを作成するのは、自分がやりたかったことがわからなくなりそうになったときや、行き詰まったときに振り返るためでもあるので、書き出した後に見返せるようなわかりやすい書き方で書きましょう。
死ぬまでにしたいことリストの具体的な書き方
次に、死ぬまでにしたいことリストの具体的な書き方です。
リストの書き方に特別な決まりがあるわけではありませんが、コツを押さえておいた方がスムーズに書き進められます。
① 自分がやりたいことを思いつく限り書き出してみる
まず初めに、自分がやりたいことを思いつく限り書き出してみましょう。
リストの数は10や20でも構いませんが、できれば100を目指してリストアップするのがおすすめです。
難しく考え過ぎず、実現が簡単なものや現実的でないものもどんどん書いていくと、意外と簡単に書き出せます。
リストを書くときのポイントは、「〜する」などの断定した語尾にすること。「〜したい」という語尾よりも、目標を叶える決意が強くなります。
なお、書く媒体は何でも構いません。ノートや手帳などの紙に手書きしたり、パソコンやスマートフォンなどに入力したりなどスタイルは自由ですが、自分が見返しやすい方法をおすすめします。
最近は、専用のノートやアプリもあるので利用してみるのもよいでしょう。
② カテゴリー分けをする
リストを100項目書き出したら、次はカテゴリー分けをしてみましょう。
例えば旅行や趣味、体験、学習、仕事、人間関係、お金、食事などさまざまな分野を含めることで、リストの内容にバランスが取れます。
カテゴリーの決め方にも決まりはないので、自分が分類しやすいものにしてください。
③ 優先順位を決める
死ぬまでにしたいことリストを作る際に見落としがちなのが、優先順位の決定です。おすすめは、以下のようにしたいことをレベル1〜5にわけるやり方です。
- レベル1:必ずやれなくてもいい
- レベル2:やれたら嬉しい
- レベル3:できればやりたい
- レベル4:やりたい
- レベル5:絶対にやっておきたい
死ぬまでにやっておきたいという思いが強いものほど優先順位を上げ、実現できなくてもしょうがないと思うものは優先順位を下げます。
なお、定期的な見直しも重要です。
項目を一つ達成するごとに完了チェックをつけていったり、曖昧だった項目をさらに具体的にしたりなど、リストを見返してみましょう。
時間が経過すれば、したいことが変わる可能性も大いにあるので、興味がなくなった項目は削除してしまってOKです。新しくしたいことを追加して、アップデートしていきましょう。
死ぬまでにしたいことリストを考える際の注意点
死ぬまでにしたいことリストを考える際は、自分の気持ちに素直になることが大切です。
どうせ叶わないからと制限をかけてしまうと、自分の心の中にある本当の願いに気づけません。実現できるかどうかにこだわらず、思いついたことをどんどんリストアップしていきましょう。
また、人の意見に左右され過ぎてはいけません。
死ぬまでにしたいことリストはあくまでも「自分がしたいこと」「自分がどうなりたいのか」を書くものです。
したいことがどうしても思いつかないときは、他の人の意見が参考にしてもよいですが、頼り過ぎてしまうと自分が本当にしたいことから遠ざかってしまう可能性もあります。
50代女性の死ぬまでにしたいことリスト!具体例は?
ここからは、50代女性の死ぬまでにしたいことリストの具体例をカテゴリー別にご紹介します。
これらの事例を参考に、自分の場合を考えてみてはいかがでしょうか。
旅行
- フランスのルーヴル美術館でモナリザを見る
- 白川郷で合掌造りの家屋に泊まる
- 豪華客船で旅をする
- 有名な高級旅館に泊まる
- 韓国を一人旅する など
趣味
- 茶道教室に通う
- 油絵を描く
- ゴルフをする
- 10日に1冊本を読む
- 好きな作家のサイン会に行く など
食事
- ドイツでソーセージとビールを楽しむ
- 北海道で海鮮丼を食べる
- アメリカでピザを食べる
- にんじんを食べられるようになる
- イチゴ狩りに行く など
体験
- 富士山に登る
- スカイダイビングに挑戦する
- プロのメイクさんにやり方を教えてもらう
- 10kgダイエットをする
- バイクの免許を取る など
死ぬまでにしたいことリストで人生をより楽しもう!
死ぬまでにしたいことリストは、人生でやりたいことや成し遂げたい目標などを書き出したリストのこと。これからの人生をより楽しむために役立ちます。
思うがままに自分がしたいことを書き出すことで、人生に前向きになれたり自分自身と向き合ったりできます。
また、願いが叶う充実感や達成感を味わえるのも、死ぬまでにしたいことリストのメリットです。
挑戦してみてダメだったら、サクッとやめてしまっても問題ないので、リストはどんどんアップデートしていきましょう。
■もっと知りたい■
-
人生で1度は訪れたい場所
熊本・宮崎・鹿児島の3県には温泉、グルメ、絶景など、心もからだも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所がいっぱいです! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
東京から2時間!家族・友だちと行きたい富士山を一望できる絶景ワイナリーでワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
年金生活…まさかの大出費
年金に頼った生活は、突然の出費によって耐えられなくなる恐れが。退職後も、老後資金を確保する3つの方法とは? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
自分に似合う「眼鏡」は?
見た目の印象が若返る♥「自分に似合う眼鏡」を知って、ワンランク上のおしゃれを!