敷布団も丸洗いできる!料金・時間・注意点も紹介!

コインランドリーでの布団の洗い方とコツ!メリットも

公開日:2022.11.05

更新日:2023.05.19

実はコインランドリーでは、掛け布団も敷布団も丸洗い可能!しかも洗濯から乾燥まで、1000円前後とお手軽です。羽毛布団を含めた洗える布団の種類、洗い方やコツ・注意点、料金や時間も目安をご紹介します。コインランドリーはメリットたくさん!

コインランドリーで布団を洗うメリット

コインランドリーで布団を洗うメリット

毎日必ず横になり、睡眠を取る布団。掛け布団や敷布団のケアといえば天日干しや布団クリーナー、布団乾燥機によるお手入れが多いですが、掛け布団も敷布団も洗濯が可能です。

毎日使い続けている布団は、シーツのこまめな交換や天日干しをしたとしても、汗や皮脂による劣化が起こります。汚れをそのままにしておくとカビが発生したり、ダニが繁殖したりすることも。

コインランドリーを使って布団を洗うことには、多くのメリットがあります。

家庭では難しい敷布団の丸洗いが可能

敷布団は、そもそも家庭用の洗濯機で洗うことができません。しかし、業務用の大型の洗濯機があるコインランドリーであれば、家庭では難しい敷布団の丸洗いが可能です。

梅雨や秋の時期など、雨が続くと布団を天日干しできず、湿気を含むことでカビやダニが繁殖する原因になってしまいます。

天日干しや布団クリーナー、布団乾燥機によるお手入れだけでなく、コインランドリーを使って丸洗いすることで、カビやダニが繁殖する原因となる汗や皮脂、ホコリをきれいにできるでしょう。

ダニなどのアレルゲン対策・除菌消臭ができる

敷布団や掛け布団は、寝汗などによる湿気で菌が繁殖しやすい環境になっています。

コインランドリーでは、布団を丸洗いできるだけでなく、乾燥機を使った乾燥も可能です。高温で乾燥することで、除菌や消臭効果が期待でき、カビやダニ、生乾き臭の原因になるモラクセラ菌などの雑菌も死滅させられます。

特に、喘息や鼻炎、アトピーなどアレルギーを持っている人は、ダニやカビ、ホコリがたまった布団を洗濯するのがおすすめです。

ふわふわの仕上がりになる

布団は、使っているうちにぺたんこになってしまうことがあります。

コインランドリーでは、大型のドラムが設置されたガス乾燥機で布団を乾燥させます。ドラムの中で布団など洗濯物をくるくると回転させることで、全体にまんべんなく高温の風を当てられるため、繊維が立って、ふわふわの仕上がりになります。

天候に左右されない

布団は、雨の日は干すことができません。雨の多い梅雨や秋の時期は天日干しできず、布団に湿気がたまりがちになります。

コインランドリーでは、天候に左右されずに掛け布団や敷布団の洗濯や乾燥が可能です。天日干しできない日が続いたときは、コインランドリーの乾燥機を活用するのもおすすめです。

布団クリーニングよりも費用が抑えられる

布団を洗う方法は大きく分けると「自宅で洗う」「コインランドリーで洗う」「布団クリーニングに出す」の3つがあります。

布団クリーニングの費用の目安は、1枚3000円~5000円前後。コインランドリーの場合は1枚1000円~1500円なので、布団クリーニングに比べると費用を抑えて洗濯できます。

カフェ併設店もあり有意義な時間を過ごせる

最近では、「コインランドリー=洗濯しに行くところ」という常識を覆す、カフェ併設のおしゃれなコインランドリーが増えてきています。

全国に店舗が増加中の「Baluko Laundry Place(バルコ ランドリー プレイス)」もその一つです。

コインランドリーで布団や洗濯物を洗っている間に、併設されたカフェでコーヒーや紅茶、パンやスイーツを楽しむといった使い方もでき、洗濯のためだけでなくリフレッシュも兼ねた時間が過ごせます。

コインランドリーで洗える布団の種類

コインランドリーで洗える布団の種類

コインランドリーで洗える布団もあれば、洗えない布団もあります。洗濯マークや手洗い表示のある化繊布団や羽毛布団は、基本的にコインランドリーでの洗濯が可能です。

以下で、コインランドリーで洗える敷布団・掛け布団の中綿の種類をご紹介します。

ただし、中にはコインランドリーでの洗濯を推奨していないもの、コインランドリー側が洗濯不可としているものもあるため、洗濯前に事前に確認しましょう。

【コインランドリーで洗える掛け布団】

  • キルティングありの羽毛布団
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • タオルケット
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • 毛布
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • こたつ布団
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】

【コインランドリーで洗える敷布団】

  • ポリエステル100%
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • 綿100%
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • ポリエステル50%/羊毛50%
    【洗濯:◯】【乾燥:◯】
  • ナイロン・エアファイバー
    【洗濯:◯】【乾燥:×】

【コインランドリーで洗えない布団の素材】

  • キルティング加工されていない布団
    洗濯によって中綿が偏ってしまう
  • 羊毛布団
    洗濯で縮んでしまう
  • 真綿布団
    水に濡れることで真綿が固くなり、洗濯によってボロボロになってしまう可能性がある
  • ウレタン(低反発、高反発)
    水に濡れることでもろくなる。乾くまでにかなり時間がかかるが、高温に弱く低温でしか乾燥できない

コインランドリーでの布団の洗い方

コインランドリーでの布団の洗い方

布団を洗うときは、以下のような持ち物をコインランドリーに持っていきましょう。

  • 洗濯する掛け布団や敷布団
  • お金
  • 布団を縛るためヒモ(ほどけにくい綿のヒモがおすすめ)、布団用の洗濯ネット
  • おしゃれ着用中性洗剤(洗剤を置いていない店舗の場合)

ヒモや布団用の洗濯ネットは必ず準備しなければいけないものではありませんが、装飾品がついているものや、型崩れを防ぎたい場合は使用するのがおすすめです。コインランドリーや布団の注意書きを読んで、必要な場合は持参しましょう。

ここからは、コインランドリーでの掛け布団・敷布団の洗い方をご紹介します。

掛け布団の洗い方

まずは掛け布団の洗い方です。洗濯ネットが必要かどうかは、布団を持ち込む予定のコインランドリーでチェックしておきましょう。

  1. 折りたたまずにそのまま掛け布団を洗濯機の中に入れる。(洗剤が自動投入されるタイプの洗濯機ではない場合、洗剤を入れる)
  2. 扉を閉めて、お金を払う
  3. 支払い完了後、洗濯開始
  4. 洗濯が終わったら、乾燥機で乾燥させて完了(洗濯から乾燥まで同時にできる洗濯乾燥機タイプと、洗濯と乾燥が分かれたタイプがあり、コインランドリーによってもタイプが異なる)

敷布団の洗い方

続いて、敷布団の洗い方です。

敷布団の場合、使われている素材によっては布団をロール状に丸めて縛ったり、敷布団保護カバーをした上で洗濯することもあります。掛け布団の場合と同様、持ち込み予定のコインランドリーで確認しておきましょう。

  1. 洗濯槽に入れやすいよう、敷布団を折りたたむ(敷布団保護カバーが必要な場合はカバーをして、ヒモで結ぶ場合は結ぶ)
  2. 洗濯槽に敷布団を入れる
  3. 扉を閉めて、お金を払う
  4. 支払い完了後、洗濯開始
  5. 洗濯が終わったら、乾燥機で乾燥させて完了(洗濯から乾燥まで同時にできる洗濯乾燥機タイプと、洗濯と乾燥が分かれたタイプがあり、コインランドリーによってもタイプが異なる)

敷布団の場合、店舗によっては敷布団専用の乾燥機が設置されているところもあります。

専用機の場合、従来の乾燥機に比べて乾燥時間が短縮されるため、敷布団を洗いたい場合は敷布団専用の乾燥機があるところを探してみるのもおすすめです。

コインランドリーで布団を洗う料金・時間の目安

ここでは、コインランドリーで布団を洗う料金や時間の目安をご紹介します。

【洗濯(洗い〜すすぎ)のみの場合】

  • 羽毛布団1枚ほど……時間:約30~40分、料金:500~600円前後
  • 羽毛布団2枚ほど……時間:約30~40分、料金:700~900円前後

【乾燥のみ場合】

  • 羽毛布団1枚ほど……時間:約30~40分、料金:400~500円前後
  • 羽毛布団2枚ほど……時間:約40~50分、料金:800~1000円前後

洗濯の場合、洗う布団が2枚になっても時間は変わりませんが、布団2枚が入る大型の洗濯機を使う必要があるため、少し料金が高くなります。

例えば、羽毛布団1枚の洗濯から乾燥まで行う場合では、約60〜80分で1100円前後かかると考えておくとよさそうです。ただし、コインランドリーによっても料金は変わるため、余裕を持ってお金を持っていくと安心です。

コインランドリーで布団を洗うときのコツ・注意点

コインランドリーで布団を洗うときのコツ・注意点

ここからは、コインランドリーで布団を洗うときのコツや注意点をご紹介します。

素材によっては保護カバー・ヒモが必要

敷布団の素材によっては、ロール状に丸めてヒモで2〜3か所ほど縛ってから洗濯したり、保護カバーをしてから洗う必要があります。

カバーやヒモをすることで型崩れを防ぎ、洗濯機の中で回転しやすくできます。

布団に合ったサイズの洗濯機を選ぶ

コインランドリーに設置されている洗濯機にはいくつかの種類がありますが、敷布団や掛け布団の洗濯は、基本的にドラム型洗濯機で行います。

大きさは、洗濯槽の90%を布団が占めるくらいのジャストサイズのものを選ぶのがおすすめ。大き過ぎる洗濯機を選ぶと、洗濯槽の中に余分な空間ができて、型崩れが起きやすくなってしまいます。

コインランドリーによっては、布団専用の洗濯機や乾燥機を設置しているところもあるので、専用機を使うといいでしょう。

同じ種類の布団だけで洗う

コインランドリーで布団を洗うときに大切なのが「脱水」です。布団は大きいため、洋服のように洗濯槽の中で分散されません。脱水のときにバランスが崩れると、うまく脱水できなくなってしまいます。

バランスを崩さないためには、同じ種類の布団だけで洗うのがポイント。

例えば、毛布と羽毛布団を一緒に洗おうと考えた場合、羽毛布団は水分を吸収して重たくなりやすいためバランスが崩れ、うまく脱水できなくなってしまう可能性があります。

毛布なら毛布だけ、羽毛布団なら羽毛布団だけなど、同じ種類の布団だけで洗うようにしましょう。

大切な布団や高価な布団はクリーニングがおすすめ

良い布団は、しっかりメンテナンスすれば10年以上も使い続けられるといわれています。大切な布団や高価な布団の場合、洗濯での失敗は避けたいものです。

大切な布団や高価な布団を洗う場合、コインランドリーに比べると費用は高くなるものの、プロに洗ってもらえる布団クリーニングに出すのがおすすめです。

コインランドリーの場合、使用は自己責任になります。もしも布団の洗濯に失敗して傷んだり、寿命が縮まってしまったとしても補償はありません。

一方、布団クリーニングの場合は「事故賠償規定」「損害賠償規定」などが定められており、もしもクリーニングで布団が傷んでしまった場合は、補償が受けられます。

布団をクリーニングに出すときは、クリーニング店のホームページなどで補償についての規定をチェックしておきましょう。

乾燥だけでも殺菌や脱臭効果が期待できる

時間がない人や、洗濯するのには抵抗がある人は、乾燥機だけ使うのもおすすめです。天日干しよりも乾燥機を使ったほうが殺菌や脱臭効果、ダニ退治効果が期待できます。

消臭スプレーや殺菌スプレーを吹き付けてから乾燥機にかけると、より効果的です。

掛け布団・敷布団はコインランドリーで丸洗いしよう!

コインランドリーでは、大型の業務用洗濯機・乾燥機によって、自宅では洗濯が難しい敷布団も丸洗い可能です。

毎日横になって眠っている布団は知らないうちに湿気を含み、汗や皮脂、ホコリといった汚れが付着しています。きれいな布団で気持ちよく眠るためにも、コインランドリーで布団を洗濯してみてはいかがでしょうか。

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