50代からの決定版!ハルメク片づけ大賞特別編(3)

棚と引き出しの整理・収納術|無理なくキレイが続く家

公開日:2020/01/17

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片づけと収納の工夫や暮らしのアイデアを大募集した「ハルメク片づけ大賞」。雑誌「ハルメク」2020年2月号では受賞者のお宅を一挙大公開しています。WEBでは特別に、引き出しの整理・収納術をご紹介。それでは準大賞、大賞を受賞した方の登場です!

引き出しの収納方法

【準大賞】家事がラクで楽しくなる「アイデア収納」

 

ハルメク片づけ大賞準大賞
見ごたえたっぷりのインテリア。ダイニングテーブルの脇にセットした引き出しは、以前は子どもの勉強机にあったもの。いすは知人に譲り受けて、ペイントし直すなど、お金をかけずにインテリアも楽しんでいます。

ハルメク片づけ大賞準大賞

準大賞 遠藤亜紀さん(54歳)
知らぬ土地で小さな子供を抱えて家事育児に奮闘する中で得たアイデアの数々は、自由な発想ながら、なるほど納得! 目からウロコです。


次にご紹介するのは、準大賞の遠藤亜紀さん。

座右の銘の一つは「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」という遠藤さんのお宅は、そこかしこに「ラクに楽しく暮らす」ためのアイデアが満載! 思わずまねしてみたくなるお手軽アイデアの数々に、注目が集まりました。

しかも、家にある物を使って、収納に不要なお金をかけないのも遠藤さん流。ちょっとした不便や面倒を見逃さず、ラクに変える工夫は必見です。この小さな工夫があると、「面倒くさいから」「我が家は不便だから」という片づけ逃れの言い訳が、スーッと消えていきますよ。

自分が出し入れする位置で「物の向き」を変える

引き出しのアイデア


一見、普通に整理されている引き出しに見えますよね。

実はこの引き出しの中の物は、すべて左向きに配置されています。なぜかというと、遠藤さんがいつも座る席の右側にある引き出しだから。引き出しを開けるのは、だいたいが席に座って作業するときです。だから、正面向きでなく、座っている方から見たときに、文字が読みやすく、出し入れしやすいように左向きに配置しているんです。

多くの人が無意識に正面向きに配置しているもの。本来は出し入れする側から見やすいという、小さな気付き。これだけでも、出し入れのストレスが消えていきます。

しまう物のサイズに合わせて、収納グッズを手作り
 

カトラリーの収納方法

こちらはカトラリー収納。

市販のカトラリーケースが、自宅の引き出しとぴったり合わなくて、イライラしたことはありませんか? そんなの買う手間もお金も、イライラする時間ももったいない!
遠藤さんは、空いた牛乳パックで、引き出しに、そして手持ちのカトラリーの分類に合わせたオーダーメイド収納を手作り。ハサミで切ってホチキスで止めるだけなので、とっても簡単。さらにプラスのアイデアが遠藤さん流。白いケースは、角にたまった汚れなどが目立ちやすく、見る度にストレスがたまりがち。そこで、キラキラ反射するアルミのシートを下に敷いて、さりげな~く目くらましにしています。

傷んできたら、捨ててまた作ればいいので、掃除をするよりいっそラク。

暮らしの中のことは「塵も積もれば山となる」というように、ほんの小さなストレスでも日々たまっていくと、大変なことに。50代のうちから、ちょこちょこ改善するだけで、「これからの暮らし」がグンとラクに、楽しくなりますよ。
 

【大賞】無理なくキレイが続く「メリハリ収納」

ハルメク片づけ大賞大賞
すっきり暮らしやすそうな羽生さん宅のLDK。ダイニングテーブルの奥、大きなガラス戸には、白い布をさらりと吊るして、さりげなく目隠ししています。この程よい力の抜き加減が、素敵

片づけ大賞大賞

大賞 羽生恵子さん(70歳)

自宅で「花教室」を開き教えていた羽生さん。掃除が嫌いだから工夫するのよ、という自然体で前向きに暮らしを楽しむ姿は、まさにハルメク読者のお手本です。

見事、大賞を受賞したのは、羽生恵子さん。ひとりで暮らすには広めの家ですが、今の自分に必要な広さ、物の量を見極めて、コンパクトに暮らす工夫がたくさん詰まっていて、50代からの暮らしに大切な考え方、暮らし方を実践していると、審査員の阿部絢子さん、近藤典子さんも大絶賛でした。

そんな羽生さん宅の引き出しを覗いてみると……きっちり分類されている引き出しと、ざっくり放り込んである引き出しがあるんです。実はこれが、すっきりキレイな家をラクに維持する秘訣。整理や分類は必要な分だけ。ひんぱんに出し入れするものは定位置さえ決まっていればいいと言います。

 

書類は物量&捨てどきがわかるきっちり収納に
 

ファイルを使った引き出しの収納方法

例えば、捨て時がわからず、ためこみがちな領収書や書類。

羽生さんは、家にあったA4サイズのクリアファイルを引き出しに収まる高さにカットして、月ごとに分類していました。これなら探しやすい上、古い物から順に捨てやすくなり一石二鳥。引き出し1つに収まる分だけ、と決めているので、取り出しにくくなった時が量の見直し時です。これで無限大に増えてしまうのを防げるという訳。



ひんぱんに出し入れするものは定位置だけ決める

引き出しの収納方法

一方、テーブル回りに散乱しがちなリモコンや薬、新聞や雑誌の記事の切り抜きは、こんなふうにざっくり放り込むだけでOK。定位置が決まっているだけでも、あちこち探す手間がなくなります。さらに、この引き出しの配置も重要。羽生さんは、自分が日々座る席から動かなくても手に取れる位置に置くことで、出し入れの手間を減らしています。

50代からは、この気力・体力的に疲れない工夫がとっても大切になってきます。

ためこみがちな物は、スペースを決めて、こまめに量の見直しをした方が結果、ラク。よく使う物は、定位置だけ決めて、しまい方はいかに手間を省くかがポイントです。
 

撮影=山下コウ太、大西二士男、中村あかね、取材・文=長倉志乃(ハルメク編集部)


お部屋の様子や工夫は「ハルメク」2月号で!

ハルメク片づけ大賞

ご紹介したのは、そのほんの一部。ハルメク2月号では、家全体の様子からここでは紹介しきれなかったさまざまな工夫を、たっぷりご紹介しています。もちろん、審査員の選評からも、50代からの片づけとは何か、何を大切に考えればいいのか、学ぶことがたくさん!

ハルメク片づけ大賞発表は2月号で

50代からの、明日をよりよく生きるための「片づけ」がたっぷり詰まった「片づけ大賞受賞者のお宅を一挙公開! お手本にしたい暮らしやすい家のつくり方」特集も。
ぜひご覧ください。

立ち読み・ご購読は、雑誌ハルメクのサイトから

雑誌「ハルメク」片づけ大賞特集 はこちら

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新連載「遠藤亜紀の生き活片づけ」が2020年4月スタート!

「ハルメク片づけ大賞」で準大賞を受賞した遠藤亜紀さんの連載がスタート! 生活をラクにする片づけの工夫や収納アイデアを紹介します。

お母さんの介護の経験から「終活」ならぬ「生き活」に目覚めたという遠藤さん。これからをラクに楽しく生きるために、住み慣れた我が家を整える「生き活片づけ」のアイデアを連載形式で紹介します。

※初回は4月3日公開、以後毎月5日頃の更新予定です

■もっと知りたい■
これからをラクに楽しく♪遠藤亜紀の生き活片づけ

雑誌「ハルメク」

創刊22年目、50代以上の女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値がある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載。年間定期購読誌で自宅に直接配送します。https://magazine.halmek.co.jp/

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