おいしい腸活で善玉菌を増やす

腸内環境を改善するはちみつレシピ

公開日:2023.11.09

気温が下がってくると冷えから胃腸が弱りやすくなります。食欲の秋を満喫するためにも、秋冬は腸の健康に気を配りたいもの。そこで注目したいのが、腸内環境を整える食べ物です。今回は腸内環境改善に役立つはちみつを使ったレシピをご紹介します。

秋冬は胃腸が弱りやすい

秋冬はおいしい食べ物が増える季節!一方で、腸内環境が乱れやすい時期でもあります。

秋の寒暖差や冬の寒さは、血流を悪くさせて胃腸の働きを弱らせます。さらに、空気は乾燥するのに夏ほど水分を取らなくなるので、便秘に悩む人も増えます。

食欲の秋を満喫するためにも、食物繊維や乳酸菌といった腸にいい食べ物を取り入れて、元気な腸を目指したいもの。そこでおすすめなのが、腸内環境改善に役立つ「はちみつ」です。

はちみつに含まれるオリゴ糖などの成分には、腸内環境を整える作用があります。そこに、善玉菌を増やす働きのある食物繊維や乳酸菌が豊富な食べ物を加えれば、腸への健康パワーがさらにアップ。

今回は、はちみつと腸にいい食べ物を使ったレシピをご紹介します。腸内環境を整えて、食欲の秋を元気に楽しみましょう!

腸の働きをサポート!旬の秋鮭で作る焼きびたし

腸の働きをサポート!旬の秋鮭で作る焼きびたし

旬の食材、秋鮭で作る焼きびたしです。

鮭には、体を温めて胃腸の働きを促す作用があります。さらにしょうがのポカポカ効果が、血流アップと腸の働きをサポートしてくれます。

すだちに含まれるクエン酸も、胃液や唾液の分泌を促すことで胃腸の働きを助けてくれますよ。

■材料(2人分)

  • 秋鮭(切り身)……2切れ
  • パプリカ(赤・黄)……各1/3個
  • エリンギ……1本
  • すだち……1個
  • 酒……大さじ1
  • 塩……少々

【A】

  • しょうがはちみつ漬けのはちみつ……大さじ1
  • しょうがはちみつ漬けのしょうが……10枚
  • 酢……大さじ2
  • しょうゆ……大さじ2
  • 水……大さじ1
  • ネギ小口切り……適量

■作り方・レシピ

  1. バットに【A】を入れ、混ぜ合わせてタレを作る。
  2. 秋鮭と、ひと口大に切ったパプリカ、エリンギに酒と塩をふり、グリルで火が通るまで素焼きに。[1]のタレに漬け込む。
  3. 器に[2]を盛り付け、ネギを散らす。カットしたすだちを添えて完成。

※しょうがのはちみつ漬けは、薄くスライスしたしょうがを煮沸した瓶に入れ、しょうがが浸かるくらいの量のはちみつを入れて手作りすることもできますよ。

食物繊維たっぷりのきのこごはん

食物繊維豊富なきのこをたっぷり使ったきのこごはんです。

はちみつはお米を炊く直前ではなく、浸水させるときに加えておくのがポイント。水を吸わせる段階で入れておけば、はちみつの保水性を増す働きがより発揮され、ふっくらつやつやに炊き上がります。

秋の味覚の代表格、きのこの香りが食欲をそそりますよ。

■材料(4人分)

  • 米……3合
  • 乾燥昆布……5cm角
  • 鶏のこま肉……200g
  • しめじ……1パック
  • えのき……1パック
  • 生しいたけ……1パック
  • 油……小さじ2
  • アカシアはちみつ……大さじ1

【A】

  • 酒……小さじ2
  • 塩……小さじ2

【B】

  • しょうゆ……大さじ2
  • みりん……大さじ1
  • 酒……大さじ2

■作り方・レシピ

  1. 米を研いでやや固めの水加減にし、はちみつを加えて浸水させておく。新米なら30分、古米なら1時間程度が目安。
  2. しめじ、えのきは石づきを取る。えのきは半分の長さにカットして、しめじと共にほぐしておく。しいたけは2~3mmの厚さに切る。
  3. 鍋に油を熱して鶏のこま肉を炒める。[2]のきのこと【B】の調味料を加え、ひと煮立ちさせる。そのままあら熱を取る。
  4. [3]をザルにあげ、軽く押しながら具材と煮汁を分ける。
  5. [1]の米に昆布、【A】の調味料、[4]で分けた煮汁を加える。普通の水加減になるよう水を加えて炊く。
  6. 炊き上がったら、[4]で分けた具材を加えてさっくりと混ぜる。具材が冷えていたらレンジで軽く温めてから加えるのがポイント。炊飯器のふたを閉め、10~15分蒸らしたら完成。

※アカシアはちみつはすっきりとした甘さで、いろいろな料理・スイーツと相性がいいはちみつです。アカシアはちみつがなければ、少し風味は変わりますが、他の花のはちみつでも代用できます。

寝る前にもおすすめ!ホットヨーグルト

乳酸菌の宝庫・ヨーグルトで作るホットドリンクです。甘みは、はちみつの量で調整を。体を冷やさないホットヨーグルトは、寒い秋冬にもぴったりです。

ちなみに、腸の働きのゴールデンタイムは22時~翌2時と言われます、夜寝る前に飲めば、寝ている間に乳酸菌が腸内環境に働きかけてくれますよ。

■材料(1人分)

  • プレーンヨーグルト……80g
  • 牛乳……80cc
  • 百花はちみつ……5~10cc(お好みで)
  • シナモン……少々(お好みで)

■作り方・レシピ

  1. レンジ対応のコップにヨーグルトを入れて、スプーンで滑らかになるまでかき混ぜる。
  2. [1]に牛乳を加えてさらにかき混ぜる。(ヨーグルトと牛乳の割合は1対1が目安)
  3. レンジで1分程度温める。温めすぎると分離するので注意。少しの分離ならかき混ぜればOK。
  4. はちみつを加えて混ぜる。お好みでシナモンをかけたら完成。

※百花はちみつは各地に咲くさまざまな樹木や野の花から採取した風味豊かなはちみつです。百花はちみつがなければ、少し風味は変わりますが、他の花のはちみつでも代用できます。

以上、腸内環境を改善するはちみつレシピでした! 腸がすっきりすると、食事ももっと楽しめるようになります。秋冬はおいしい食べ物がぐっと増える季節。腸活レシピを活用して、食欲の秋を満喫してくださいね!

レシピ提供:山田養蜂場
 


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