贅沢気分を味わいたい、50代女性のための旅行

神々が住むバリ。レボンガン島で癒しのプチトリップ

公開日:2019.07.24

更新日:2019.07.22

国内外、毎月のように旅に出ている旅の達人・渡辺裕子さんが、この世代こそ楽しめる、ちょっと贅沢で、癒したっぷり疲れ知らずの旅をお届けします。今回は、今人気急上昇中のバリの離島のレボンガン島をご紹介します。

思いっきり非日常を体験してみませんか?

世界屈指のリゾート地、インドネシア・バリ島。神々が宿る島とされ、寺院巡り、マリンスポーツ、エステにショッピングなど、あんなこんな新しい体験や発見が待ち受けていて、また行きたくなる観光地のひとつです。しかし、定番のステレオタイプの観光だともったいない! そこで密かに人気急上昇中の「レボンガン島」という離島へ行くことにしました。小さな島ですが、バリ島に滞在しながら日帰りで行ける島として、新たにバリの見どころのひとつとなっているそうですよ。

レンボンガン島へは高速船で約50分の近さです

スランガンビーチの高速船は4月にオープンしたばかりの穴場スポットです
スランガンビーチの高速船は4月にオープンしたばかりの穴場スポットです

島までの移動は高速ジェット船で行くのが一般的です。バリ島からレンボン島まで行く船は、サヌールエリアを中心に数か所あるようです。今回は滞在エリアのクタから一番近い、スランガンビーチ、別名「亀島」という港から出る「ROCKY」というマリンスポーツ主催の船を選びました。

ROCKYだと、サヌールエリアから出る船がすでに有名ですが、亀島から出る船は2019年4月にオープンしたばかりのスポットで、繁忙期でも空いている穴場的存在です。

高速船は往復で50万ルピア(約4000円)。乗船券さえ購入すれば、専用のビーチハウス(海の家的なもの)で、プライベートプールやシャワー、コインロッカーやレストランなど施設内を自由に使うことができ、マリンスポーツに関心がなくても島の拠点とできるのでかなり便利です。とにかくニュースポットというだけあり、全てが清潔で使い勝手がよく、特にトイレやシャワー室がキレイなのは非常にうれしい!

今回利用した「ROCKY」の専用ビーチハウス。施設内は自由に使うことができます
今回利用した「ROCKY」の専用ビーチハウス。施設内は自由に使うことができます

手付かずの自然を堪能しリフレッシュできました

高速ジェット船に乗ればあっという間にレンボンガン島にトリップできます
高速ジェット船に乗ればあっという間にレンボンガン島にトリップできます

スランガンビーチで乗船手続きをして、10時発の高速船で出発です。ジェット船ですがあまり揺れもなく、約50分ほどでレンボンガン島へ到着しました。島へ到着すると、さっそく島で何をやりたいかスタッフがオーダーを取りに来ます。シュノーケリングなどマリンスポーツやレンタルバイクで島内巡り、ビーチハウスで本を読む人などさまざまいましたが、私たちはバイクをレンタルして島巡りをすることにしました。

レンボンガン島は海の水も驚くほどキレイです
レンボンガン島は海の水も驚くほどキレイです

レンボンカン島は一周しても、2時間(徒歩でも3時間)もあれば周遊できる小ぢんまりとした島です。その中でも島一番の目玉と言えば、なんと言ってもマングローブの密林です。

手付かずの自然が残る珍しいマングローブの密林を地元の漁師が漕ぐ小舟で周ります。シーンとした静寂のマングローブの森は神秘的そのもの。自然の不思議なパワーを思いっきり感じながらの森林浴こそ、非日常体験で心洗われます。

なかなか見ることができないマングローブの密林。これがなかなか神秘的で不思議な感覚に陥ります。エンジンの付いた船では運航できないので小舟で周遊。これぞリアルジャングルクルーズ
なかなか見ることができないマングローブの密林。これがなかなか神秘的で不思議な感覚に陥ります。エンジンの付いた船では運航できないので小舟で周遊。これぞリアルジャングルクルーズ

バリのマングローブ林

バリのマングローブ林

バリのマングローブ林

 

その後、ローカル屋台でランチを済ませたら、島巡り再開です。

ローカル飯はやっぱり安くてウマい!島時間ゆえ提供までに時間がかかる店が多いので余裕を持っての行動をお勧めします
ローカル飯はやっぱり安くてウマい!島時間ゆえ提供までに時間がかかる店が多いので余裕を持っての行動をお勧めします

今回利用した「ROCKY」の専用ビーチハウス。施設内は自由に使うことができます

 

独特の地形を生かした、真っ白な砂浜が美しすぎるドリームビーチでうっとりして、断崖絶壁の岩に波が打ち付けられ巨大な波しぶきが派手に舞う、悪魔の涙という異名を持つ、デビルズティアーズで自然の猛威を目の当たりにし、島の東西への近道となっているイエローブリッジを通過してビーチハウスへ到着。高速船の最終便が出る16時30分まで丸1日ガッツリと満喫できました。

ドリームビーチは島のプライベートビーチとして有名で白い砂浜とコバルトブルーの海がとてもキレイです
ドリームビーチは島のプライベートビーチとして有名で白い砂浜とコバルトブルーの海がとてもキレイです
悪魔の涙と言われるデビルズティアーズ。荒岩に打ち付けられた波しぶきが飛び散る光景は相当な迫力です
悪魔の涙と言われるデビルズティアーズ。荒岩に打ち付けられた波しぶきが飛び散る光景は相当な迫力です
島東西への近道になるイエローブリッジ。橋の下は生活船の船着き場にもなっていて島の生活を垣間見ることができます
島東西への近道になるイエローブリッジ。橋の下は生活船の船着き場にもなっていて島の生活を垣間見ることができます

マリンスポーツが苦手でも積極的にアクティビティに動かなくても、新たな発見をした満足感は大きいですね。

<参考情報>
ロッキーファーストクルーズ

※参考価格
シュノーケリング25万ルピア(約2000円)
島内観光(ランチ付き)一人30万ルピア(約2300円)

■渡辺裕子さんの提案する大人の贅沢旅

 

渡辺 裕子

旅行、お酒、グルメ、風水など幅広い趣味を持っています 。子どもが大きくなり、ある程度時間ができたので旅行は国内外よく行きます。おすすめの旅行地、おすすめの遊び方、ワンランク上の楽しみ方など実体験をもとにご紹介して行きます。Twitter@Jsi1Kz2siUy1pgq

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