美しい季節、5月。おいしいものもたくさんあります

四季のある日本だからこそ楽しめる味

公開日:2023.05.22

1年で一番好きなのは、夏ですが、一番美しいと思うのは、5月です。新緑がキラキラしているこの時期は、過ごしやすく、空気も澄んでいるようで、紅葉の秋よりも好きな季節です。

四季のある日本だからこそ楽しめる味
1番美しいと思うのは、5月です

季節の食べ物

1月、2月、3月と和菓子の世界は、季節菓子が目も口も喜ばせてくれるのですが、端午の節句を期に、しばらくは単品での生菓子が月毎に販売されるような、割と、大人しい季節になります。

今年(2023年)は、年始の上生菓子の予約をすっかり忘れてしまい、節分も忘れてしまい、やっと桃の節句から楽しむことができました。

桜餅、おはぎ、というような生菓子と違い、上生菓子は四季を感じる美しさが魅力。最近は、セットで販売しているお店もあります。

季節の食べ物
「鈴懸」端午の節句の上生菓子。左から、こいのぼり・兜・花菖蒲

東京では、「鈴懸」はとても人気で、新宿伊勢丹ではいつも長蛇の列ができています。セットで売られる上生菓子は、事前に予約期間があるので、予約をするのがおすすめです。

季節のお寿司

もう一つ好きなのが、季節のお寿司がある「有職」です。

桃の節句に合わせて蛤の形をした「はまぐり寿司」、桜の時期には桜のお寿司「一花一葉」と、季節をお寿司で感じることができます。

季節のお寿司
「有職」桜色の玉子と桜の葉で桜鯛のそぼろなどを合わせたご飯を包んだ、甘いお寿司

そして、5月になると「夏かん寿司」の登場です。

季節のお寿司
「有職」夏かん寿司

夏柑の中を丁寧にくりぬき、鯛、エビ、サケ、枝豆に穴子など色鮮やかな美しいバラ寿司が詰まっています。蓋の部分の夏柑をバラ寿司の上から絞って、さらに爽やかに夏らしい味わいを楽しめます。

夏かん寿司を食べると、もうすぐ夏が来る! と夏が待ち遠しくなります(夏の前にやってくる梅雨の時期にも、もう一回くらい食べます)。

夏かん寿司は2個セット(3672円)、オンラインでも購入可能です。

そして、常備食のようなおやつ

生菓子も焼き菓子も洋菓子も好きですが、中でも特に好きなのは、「あんみつ」。

なんと言っても、寒天メインなので、カロリーが抑えめというのが魅力の一つです。

いろいろなあんみつがありますが、中でもお気に入りは、「鈴懸」のあんみつ

フレッシュなフルーツに白玉、そして、蜜は特製のメイプルシロップ。黒蜜、白蜜とはまた違って、少しモダンな雰囲気のあんみつです。

そして、常備食のようなおやつ

6月16日は和菓子の日。この日にちなんんだ「嘉祥菓子」が販売されるようです。興味のある方は、ちょっと和菓子屋さんを覗いてみてはいかがでしょうか。

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Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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