季節を感じるおいしい和菓子

四季を楽しむ和菓子の魅力

公開日:2023.03.12

四季が美しい日本。四季折々のおいしいものがあるうれしさは、和菓子にあり。期間限定のおいしい和菓子をご紹介します。

四季を楽しむ和菓子の魅力
桃の節句 雛祭りの和菓子

甘い物とお酒と私

お酒と甘い物と私

「甘いものが好き」という方は多いと思います。

私は、お酒を飲むことが好き。中でもワインが一番好きなので、食後に赤ワインとチョコレートをいただく、ということもままあります。

赤ワインとチョコレートは、ポリフェノール仲間なのでとてもよく合います。ただ、ミルクが多いチョコレートだと、日常的に私が飲むワインとはちょっと相性がよくないようで、そんな時は、ビターチョコを合わせます。

さて、私自身は甘いものがないとダメ、というタイプではないのですが……。この数年間フレンチに凝り、コースで出てくるデザートからスイーツに目覚めて、推しのパティシエに出会うなど、かなりスイーツに傾倒しました。

そのタイミングで、和菓子にも以前より目が向くようになりました。

和菓子の基本

和菓子の体験会があり、そこで和菓子のバイヤーさんが、「どら焼き」が和菓子の中では、作るのもとても難しく、おいしい「どら焼き」を作るお店は間違いない、というようなお話を聞きました。

どうやら和菓子のトレンドが来ているようです。

最近は、「どら焼き」を見ると、まず買ってみるようになりました。

今や、「餡バター」は主流となっていて、カルピスバターを使っている「餡バター」は、間違いなくおいしいです。

和菓子の基本
榮太樓總本鋪「日本橋バターどら焼き」(冬季限定)

二十四節気と和菓子

中国から伝来してきた、二十四節気という季節の考え方。

四季のある日本は、この二十四節気に合わせて、季節感あふれる和菓子も作られていて、そこが和菓子の魅力の一つだと思います。

節分、桃の節句と、2月、3月は可愛い和菓子が店頭にもたくさん並びます。

今年(2023年)は、ついうっかり、節分の和菓子を食べ損ねてしまい、その残念さから、桃の節句の可愛いお菓子を制覇しました。

やはり、「雛祭り」というのは、小さい頃から慣れ親しんだお祭りですから、いくつになっても、なんとなく心が弾みます。

二十四節気と和菓子
鈴懸の「雄雛」と「雌雛」。他に、菱羊羹・桜・橘があり、事前予約が必要な上生菓子(期間限定販売)
二十四節気と和菓子
仙太郎の「ひぃな薯蕷(じょうよ)」(期間限定販売)

鈴懸のお雛様と仙太郎のお雛様、並び方が逆ですね。京都の仙太郎は、古式の並び方にしているようです(古式:向かって右が男雛、左が女雛)。

そして、今年は、「桃カステラ」も3月3日に間に合いました。

二十四節気と和菓子
ほんのり桃色で可愛らしい桃カステラ、好きな作家さんのお皿で

可愛らしい桃のカステラは、長崎の松翁軒からお取り寄せ(2個入・1717円)。販売期間は3月31日までです(オンラインで購入できます)。

ひとつ、ひとつ、手仕事というこのカステラ。「すり蜜」のきめ細かさと愛らしさに、食べてしまうのがもったいないと思えてしまいます(実際はかなり甘いので、しっかり濃い日本茶が合います。私はコーヒーといただきました)。

もう、春がそこまできていますね。

■もっと知りたい■

Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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