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2021.06.302023年05月25日
ちょっといいはなし
奄美大島ビッグⅡの日本一大きな蝶と蝶に詳しい男の子
奄美大島のスーパー「ビッグⅡ」のフルフラガーデンでは、日本一大きな白い蝶オオゴマダラを飼育。周りには青く美しいリュウキュウアサギマダラも飛んでいました。そこで出会った蝶に詳しい男の子に、幼虫やサナギのことをたくさん教えてもらいました。
鹿児島・奄美大島 地元の巨大スーパー「ビッグⅡ」
鹿児島県に展開する「ビッグⅡ」は、地元の人も多く通う巨大スーパーです。今回訪れたのは、ビッグⅡ奄美店。
大きな体育館を思わせる店内には、日用品、生鮮食料品、DIY用品などなど、生活に必要な品は何でも揃っています。
奄美大島出身の友人に「特産品のお土産もたくさんあるし、ある一定の金額以上になると本州の自宅まで送料無料で送ってもらえるから、すごく良いよ」とすすめられました。
広い駐車場の向こうの店内は、本当にすごい品揃えでした!
お酒や生鮮食料品は別料金ですが、奄美名物の鶏飯や、黒砂糖、お菓子などを5500円以上購入すると(箱には自分で詰めるのですが)送料無料で本州まで送ってもらえます。
スーパーの敷地内のフルフラガーデンへ
スーパーで買いものを済ませた後、日本一大きな蝶を飼育している施設がスーパーの敷地内にあるというので、行ってみることにしました。
綺麗なお花や熱帯植物が植えられている小道を進むと、どこからか白い蝶々と青い蝶々が飛んで来ました。
いくら奄美大島とはいえ3月でしたので、蝶々を飼育しているのは温室の中だろうと思い込み温室を目指していましたが、蝶々が群れを作って外を飛んでいたのには驚きました。
小道で出会った男の子と蝶々
フルフラガーデンに行くまでの小道には、たくさんの熱帯植物や色鮮やかなお花が植えられていました。途中、木のブランコなどもあり散歩しているだけで楽しくなるところでした。
歩いていると2種類の蝶々がそれぞれ群れをなして飛んで来ました。大きくて白い蝶々と、青く美しい蝶々。
あまりの美しさに夢を見ているようでした。
そこで偶然、蝶に詳しい男の子に出会い、いろいろなことを教えてもらいました。
まず蝶々の名前です。白くて黒い線が入っている大きな蝶々は「オオゴマダラ」、そして青みがかった美しい蝶々は「リュウキュウアサギマダラ」です。
「リュウキュウアサギマダラ」は、野生の蝶々がたまたま見られたのだそう。動きが速くなかなかお花にも止まらないので、写真におさめるのは至難の技でしたが、一枚だけ撮れました。
もう1種類の白くて大きな蝶々は、目指す日本一大きな蝶々オオゴマダラでした。
この蝶は羽を広げると13cmほどの大きさです。傍の大きなケージで繁殖・飼育していて、外にいるのは脱走した蝶だということでした。そのケージの中がフルフラガーデンでした。ちなみに入場料は200円です。
フルフラガーデンの日本一大きな蝶オオゴマダラ
フルフラガーデンの中には「オオゴマダラ」がたくさん飛んでいました。それもそのはず、こちらで繁殖飼育しているのです。
この蝶は、白くて大きくて動きもゆったりとした優雅な蝶でした。
オオゴマダラはとても人懐っこい蝶々で、手に乗せることができるようです。男の子は蝶々を手に乗せて私に渡してくれようとしましたが、蝶々は私のことはお気に召さなかったのか? 残念ながら逃げられてしまいました。
彼は幼虫とサナギも見せてくれました。まるで絵本に出てくるような、カラフルな幼虫と金色のサナギでした。
3月の日曜の午後、奄美大島に着いたばかりの私は蝶に詳しい男の子に出会えて本当にラッキーでした。
あまりの博識に「もし、TVの『博士君』で募集があったらぜひ応募してね! 」と言いますと「考えておく」というお返事でした。
お互い名前も名乗りませんでしたが、素敵なときをありがとうございました。
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