娘と行く初めての広島・安芸小富士(あきのこふじ)
2022.01.19
公開日:2021年12月02日
ちょっといいところ
紅葉の穴場!日光・金谷家ゆかりの庭園「松屋敷」
先日、栃木県・日光「松屋敷」に行ってきました。秋の日光は、東照宮、竜頭の滝、いろは坂など紅葉の名所が目白押しで大混雑。今回ご紹介する松屋敷は、日光の中心神橋にほど近い所に位置しますが、静かにぜいたくな時間が過ごせる穴場中の穴場です。
日光の隠れた名所「松屋敷」とは
松屋敷は、大正末期に、日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」創業者・金谷善一郎氏のお孫さんである金谷雪子さんの療養のために作られたお屋敷のことです。
名前の由来は、庭園に植えられた150本以上の赤松にあります。
日光の中心部、神橋にほど近い場所の一万坪以上ある土地に松屋敷は建てられました。体が弱かった雪子さんも、ここで過ごして劇的にお元気になり、当時としては珍しい酪農事業を営むまでになったそうです。
現在の松屋敷
雪子さんが亡くなった後、荒れてしまった松屋敷は庭の補修と家屋の手直しをして、2016年4月より庭園のみ期日限定で一般公開されております。
<公開日>
4月~11月の第4土曜日と翌日曜日
(その他、ゴールデンウィーク及び紅葉の見頃の11月は日程を拡大して公開)
<開園時間>
午前10時~午後4時(最終入園 午後3時半)
(気象状況及び諸事情により日程や時間は変更になる場合があります)
<入園料>
大人:500円
小学生:250円
(庭園の美しい風景の絵葉書が一枚いただけます)
残念ながら、2021年の公開は11月25日で終了しました。来年(2022年)4月からの日程は、HPでご確認ください。
交通アクセス
東武またはJR日光駅からタクシーで5分。バスは神橋バス停より徒歩15分。車の方は「梅屋敷旅館、ホテル高照」と「松屋敷」の看板のところを曲がり150メートルで駐車場(4~5台あり)に着きます。
HPに詳しい案内がありますので、ご参考になさってください。
松屋敷、庭園散策
今回は予約して団体で伺ったので、和服の女性が園内をご案内してくださいましたが、個人で訪れる際は、園内見取り図の前での説明を聞き、自由散策となります。
池の脇にたたずむ珍しい灯篭や水神社、水力発電施設跡など広い庭園内にはさまざまな見どころがあります。
また、建物内には受付とお手洗い以外では入れませんが、雪子さんが好んで庭を眺めていたといわれる五角堂には上がることができます。
春の梅、山桜、山つつじ、そして秋の紅葉まで。さまざまな美しい姿を見せてくれる静かな庭園に、来シーズンは足を伸ばしてみませんか?
※本文中の情報は、2021年11月現在のものです。
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