「ベイクドチーズケーキ」を焼いてみませんか
2024.11.10スコーンとの出会い
私が出会ったのはもう40年近く前です。その頃人気が出始めた、東京のカフェでだったと思います。素朴な形で、華やかなケーキと比べると少し寂しい感じ。でも紅茶と一緒にいただくと、とても落ち着くおいしさですぐ大好物になりました。
それからずっとおいしいスコーンを探し求めて、お店で購入してきました。 その間人気はどんどん高まって、ここ数年は特に大人気。扱うお店も増えて、デパートの英国展などでもたくさんのお店が出店されています。スコーンを買い求める方の行列を、よく見るようになりました。
私はテイクアウトを楽しみながら、家でもスコーンを作るようになりました。手作りスコーンの良いところは、焼き立てをいただけることです。
お気に入りのスコーンのレシピをご紹介しますね。
レシピの前にスコーンの豆知識
スコーンはご存知の方も多いと思いますが、イギリス発祥のお菓子です。
最初はバターやお砂糖も使われていなかったそうで、お菓子と言うよりパンに近いものだったのかもしれません。 長い時間を経て風味や味、食感をよくするために工夫され、今のおいしいスコーンになっていったそうです。
スコーンの由来は諸説ある中、一番有名なのはスコットランドにあるスコーン城、そこにある国王の戴冠式に使用された椅子の礎石から由来しているという説。今でも石の形を連想させるものが多いですよね。
スコーンのいただき方
神聖な石の形のスコーン。このことからナイフを入れない事がマナーとされています。手で上下半分に割って、ジャムやクリームをつけていただきます。
またスコーンには「狼の口」と言われる側面に割れ目が入っているものがあります。こういうスコーンは割りやすく、おいしいスコーンと言われています。
紅茶のスコーンの作り方
私が一番よく作るスコーンのレシピです。
スコーンには、いろいろな食感のものがあります。それぞれおいしさがありますが、こちらは周りがさくっと、中がフワッとしているタイプです。また紅茶の粉末を入れる事で香りが楽しめます。
紅茶の粉末は、家にある葉を細かくしてください。道具のない時は、ティーバッグの中の葉を使うこともできます。もちろん紅茶は入れないで作っても、おいしいプレーンのスコーンができます。
スコーンには、ジャムとクロテッドクリームという乳脂肪が高めのクリームを添えるのが、一般的でおいしくいただけます。
最近は大手スーパーですと、クロテッドクリームを販売している所もあるので、以前よりかなり入手しやすくなったのですが、バターや生クリーム、クリームチーズで代用していただいても十分おいしいと思います。
ぜひ手作りスコーン、作ってみてくださいね。
■もっと知りたい■