毎日の道しるべにしたい言葉たち

心に染みた、ラジオの声と藤井風さんの言葉

公開日:2023.04.30

初めまして。すずきあきと申します。子育てがそろそろ佳境に入り、自分の生き方をゆっくり見直したくなってきた今日この頃です。日々の中でふと目にした言葉、耳にした言葉を手帳に書き留めています。その中から今日は2つ、シェアします。

心に染みた、ラジオの声と藤井風さんの言葉
「ほぼ日手帳」を使うようになって9年目

「闇をも遊べ!」

昨年(2022年)体調を崩し、今年(2023年)初めに入院&手術をしました。

ラジオから流れてきたこの言葉を、私は病院のベッドの上で聞いたのです。

大きな病気ではなかったものの、入院中はやりたいこともやるべきこともままならず、心ばかりがあせってまさに“闇落ち”していた私。

そんな状態で“遊べ”とは、一体どういうこと……?

「生きている以上、好調な時ばかりじゃない。うまくいかない時期もある。そんなときはそこから逃げずにいったん闇を味わってみませんか。恐れや焦りを楽しんでみて!」

ラジオの声は、そんなことを話していました。

開き直って感じてみると

なるほど、暗い現実から目をそらしても、結局気持ちは晴れません。いまは開き直って、闇と向き合ってみよう。少しだけ気が楽になりました。

すると、自販機で買ったミルクティがすごくおいしかったり、術後の痛みが想像したほどではなかったり、入院費が保険でギリギリ補えたりと、ホッとすることが次々起こったのです。

闇を光に変えることはできないけれど、闇の状態に浸ることで、小さな光を見つけることはできる。

大切なことを教えてくれた言葉でした。

「闇をも遊べ!」
無理に抜けようとしなくてもいいのかも

「きれいなものを吸って ネガティブなもの全部吐いて」

アーティスト、藤井風さんの言葉です。

昨年10月、吹田スタジアムのライブに行きました。曲はもちろん、歌詞の奥深さも魅力の風さん。

ライブ中にも数々の珠玉の言葉を残してくれた中、特に響いたのが呼吸の大切さを再確認したこの言葉でした。

普段から呼吸をイメージ

吐くときは体中の澱みを出し、吸うときは新鮮な酸素を取り込むイメージ。呼吸そのものに意識を向けることで、自然と気持ちが落ち着きます。

緊張して呼吸が浅くなってしまうときには、この言葉を思い出してゆっくり深呼吸。特に、病院で血圧を測るときは効果絶大です(笑)。

風さんのファンは、年齢層が幅広い!

ところで風さんのライブ、ファンの年齢層が幅広く私より年上の方もたくさんいらっしゃいました。

スタジアムまでの道もスイスイ歩き、軽やかでとってもアクティブ!

私もこんなふうに元気に年を重ねたいなと、近い未来を感じた日でもありました。

「きれいなものを吸って ネガティブなもの全部吐いて」
撮影解禁の一瞬。必死で撮ったらブレブレ(笑)

■もっと知りたい■

「ハルトモ倶楽部」読者ライターの記事はこちら

すずきあき

子ども時代からの雑誌好きが高じて、若いときは雑誌編集の仕事をしていました。日記を書くのが趣味です。「ほぼ日手帳」は今年9冊目。日々の中で印象に残った言葉をご紹介していきたいと思います。空と海がだいすき。Instagram

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