ちょっといいはなし

9月に種を撒き、家の中で胡瓜を育ててみました

公開日:2023.02.27

おばさんの自由研究。9月に胡瓜の種を一つポットに撒きました。家の中でレースのカーテン越しの光だけでどこまで育つのか半信半疑でしたが、一つだけ1月に10cmを越えました。食べてみると味が濃くて、とてもおいしかったです。植物の力ってすばらしい!

9月に種を撒き家の中で胡瓜を育ててみました
秋に種を撒き室内で育てた胡瓜

9月に種を撒いて室内で胡瓜は育つのでしょうか?

9月に種を撒いて室内で胡瓜は育つのでしょうか?
たった1粒の種から芽が出て双葉が

昨年(2022年)9月7日、一つだけ余っていた胡瓜の種をポットに撒きました。夏ですら、種から胡瓜を育てるのはなかなか大変です。

捨ててしまうのはもったいないので、撒いてみたという感じでした。

ところが、3日後には芽が出て翌日には双葉が。そして1週間後には本葉が出てきました。

すくすく伸びるので鉢に植え替えました

すくすく伸びるので鉢に植え替えました
朝顔のように周りを這わせることができず

思いがけずすくすく伸びるので、3週間後の10月1日に直径14cmの鉢に移植しました。

朝顔のツル用の輪っかをはめましたが、伸びるスピードが思ったより速いので数日後にはカーテンレールから紐を張り、つかまれるようにしました。

そしてツルの先を止める摘芯(芽の先端を摘み取る作業)は一切せず伸びたい放題、自然に任せることにしました。

水は乾いたらやり、たまに液体肥料をやる程度のざっくりしたお世話しかしませんでした。光はレースのカーテン越しの光のみ、のかなり過酷な成育環境です。

雄花が咲き、ついに実になる雌花が咲きました

雄花が咲き、ついに実になる雌花が咲きました
上二つは雌花、下の花は雄花

11月中旬ついに黄色い花が咲きました、と言っても雄花です。夏に苗を買って来て家庭菜園をする時も、かなりの数の雄花が咲いてからでないと実がつく雌花は咲きません。

今回は11月13日に雄花が咲き始めて、23日にはもう雌花が咲き始めました。夏場よりも雄花が咲いてから雌花が咲くまでの期間が短い気がしました。

どんどん雌花が咲いていきました

どんどん雌花が咲いていきました
大きい方が収穫できた胡瓜

種まきした時は、もしかすると雌花は拝めないかもと思っていましたが、驚くべきことに最終的に8個ほど咲きました。

1か所から二つの実がついたところも片方を間引かず、そのままにしましたらそのうちの片方が収穫できました。もう一つもかなりの大きさになっていましたが、残念ながら枯れてしまいました。

1月8日ついに収穫しました

1月8日ついに収穫しました
唯一10cm越えの胡瓜

お正月にみんなで食べようと思いましたが、もう少し大きくなるのでは? と言う意見で見送りました。その後一番大きくなった胡瓜の成長が止まり、まわりの葉が黄色くなってきたので1月8日、ついに収穫に踏み切りました。

長さ13.5cm、重さ52gの胡瓜が収穫できました。

新鮮な証のイボがたくさんついた緑色の胡瓜を縦に割ってみると、真っ白くみずみずしい胡瓜に成長していました。

食べてみると、すごく味が濃いおいしい胡瓜になっていました。

その後、全ての葉と実が黄色くなって枯れてしまいました。

途中、摘果(未成熟の実を間引く作業)したらもう少し実を収穫できたかもしれませんが、たった1粒の種を捨てないで良かった! 自然の力、植物の力ってすばらしい! と改めて思いました。

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上野真香

趣味は陶芸、旅行、料理、華道、手芸など多岐にわたるが根っこは一緒。美味しいものを食べて楽しい人生を送りたいというもの。ワインと犬とコーヒーとTVドラマが大好き。シャンシャンと誕生日が一緒のため他パンダ(?)とは思えず、現在年パスを購入しシャンシャンウォッチャーを続行中。

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