平等院鳳凰堂の内部拝観と“逆光の鳳凰”を堪能
2024.04.072023年01月24日
アラフィフ旅行記…国内旅行編
年齢を重ねて得た財産で旅の楽しさがアップ!
Netflixsの『舞妓さんちのまかないさん』をご存じですか?(原作は漫画です) 映像の美しさと、中学を卒業をしてすぐに親元から離れてお稽古に励む健気さに魅せられ、9話まで一気に観てしまいました。
雅な世界への憧れ
ドラマでも、日本の格式美が至る所に散りばめられているので、日本人であっても雅なことに縁のない私は京都への憧れがどんどん募っていき、またすぐに行きたくなります。
旅は人との出会い
素敵な出会いがあったこともありました。
その日は弁財天様にお参りをすると良い日と聞いたので、京都にいるのは運命だわ! と勝手に思い込み(笑)、弁財天様の神社を周りました。
まずは豆大福などで有名な【出町ふたば】近くにある神社へ。
お参りをし、御朱印をいただこうと社務所へ。奥から出てきた男性から「どこから来たの?」と聞かれ「東京からです」と答えると、コロナ前は東京に行かれてたらしく、それも私が良く行くエリアだったので数十分ほど話が弾んでしまいました。
また近くまで行ったらお顔を拝見したい。
次の弁財天様は徒歩で移動できる、京都御苑の敷地内にある【白雲神社】へ。
と…その前に、
京都の名水「梨木神社」
Googleマップを見ると、以前から機会があったら行ってみたいと思っていた【梨木神社】が途中にあり、通り道だったので寄ってみることに。
なぜ行きたいかと言いますと、amazonプライムで観たドラマ『ちょこっと京都に住んでみた』のファン心。
主人公が祖父から「コーヒーを淹れるから神社で水を汲んでこい」と言われて訪れるのですが、御神水の「染井の水」は京都三名水の一つであり、枯れずに現存している最後の名水だそうです。
ドラマで主人公が名水の保存会である男性から説明を受けるシーンがあるのですが、その男性は実際の方。
近所においしい水があって汲みに行き、料理やお茶に使うなんてことに憧れてしまいます。いいなあ〜。
こんな山中でもなく住宅がすぐそばにあるのに名水があるなんて、やはり京都は水の街なんだなあ。
境内は思っていたよりも広く、萩が多くて驚きました。9月に行われる「萩まつり」の後なのでしょうか? 萩の枝にたくさんの俳句が書かれた短冊が残っていました。
そしてドラマにあるように御手水にある「染井の水」で、何人もの方が水をペットボトルなどに汲んでいましたよ。
私も少しだけ飲んでみました。
するとそばで汲んでいた男性から「どう?」と聞かれ「おいしいです。まろやかで軟らかいお水ですね」などと話していましたが、ふとあれ? ドラマに出てた方? と思い聞いてみたら、
「よく気がついたね!」と、なんとなんと、ドラマで主人公に説明していた保存会の方でした!
旅行先でこんな偶然に出会うほど、面白いものはありませんね。
「今度はペットボトルとか持ってきて、汲んで持ち歩くといいよ」と教えていただきました。それはとても良いなあ。
子供の頃はスーパー人見知りで多少は名残もありますが、今は通りすがりの方とも話ができるおばちゃんに成長。
これもまた年齢を重ねて得た財産かと思われます(笑)。
私の旅はまだまだ続きます。
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