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- 新年早々、悶々とするジジババ
お正月は、久々の帰省、家族とゆっくり寝正月? それとも海外での年越し? お正月には、多かれ少なかれ、苦い甘い、いろいろな思い出もあることかとお察しします。今年の抱負を考えると、定年間近夫婦にとっては、悩ましいことも出現してきます。
年末の記事
年末のネット記事に興味深いものを見つけました。
「息子夫婦が久しぶりにお正月に帰省するのを楽しみにしていた年金生活夫婦のもとに、息子から連絡が入り、“交通費を援助して欲しい”とのこと。
お正月を一緒に過ごすためのあれやこれやは、当然こちらもちのつもりだったが、交通費までとは!!
とっさに返事に困り、夫婦で話し合った結果、“交通費の援助はできない”旨を息子に伝えると、それならば帰省はできないとの返事」云々。
確かに私たちも若い頃、子ども二人を連れての帰省(夫は関西出身)は、経済的にとてもつらいものがありました。なので、だんだんと足が遠のいていったのは事実です。
けれど、自分たちが間もなく年金生活を迎える今となれば、何もかも親世代におんぶに抱っこされるのも、またつらいものだと、今ならば理解できます。
いろいろな家庭事情、経済事情があるので、何が正解、と言うことではありませんが、やはり多くの家族が、同じような問題で悶々としているのだな~と感じました。
最近の子ども世代の風潮
今やSNS時代。自分たちの楽しい思い出や、幸せな瞬間を写真やコメントで残し、友達や知人とすぐに共有できるのは、便利かつ楽しいことではあります。
結婚や、子どもとのイベントとなれば、さらにヒートアップ!!
子どものNew Born Albumに始まり、お宮参り、お食い初め、お節句、誕生日…と延々と華やかな行事は続き、SNS映えするように親は工夫をこらし、時折、ジジババは物理的、経済的ヘルプを要求されます。
そして、小学校入学に際しての、ランドセルや机の購入は、なぜかジジババが通るイバラの道と言っても過言ではないかもしれません。
もちろん、孫が喜ぶ姿を見たいのは当然ですが、自分たちの懐具合が気になるのも、また当然。まして、孫は一人とは限りませんから……。
子ども世代との関係性
子ども世代、そして孫と過ごす時間は楽しくかけがえのない時間なので大事にしたいです。
けれど、子どもや孫にいい顔したいばかりに、無理をして自分たちの生活にひずみが生じるのも、やはり違うと思っています。元気であれば、定年後の私たちの生活も20年、30年と続くかもしれませんのでなおさらです。
子ども世代には、私たちの現状、そしてこれからのことを理解してもらいたいし、お互いがお互いのできる範囲で気遣える関係は必要だ、と私は思うのですが、子ども世代にそんな親の気持ちは通じるでしょうか…??
2023年、今年の最大の課題は、“子供世代とどのように付き合っていくか”ということになりそうです。
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