- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 生活部
- 新年早々、悶々とするジジババ
お正月は、久々の帰省、家族とゆっくり寝正月? それとも海外での年越し? お正月には、多かれ少なかれ、苦い甘い、いろいろな思い出もあることかとお察しします。今年の抱負を考えると、定年間近夫婦にとっては、悩ましいことも出現してきます。
年末の記事
年末のネット記事に興味深いものを見つけました。
「息子夫婦が久しぶりにお正月に帰省するのを楽しみにしていた年金生活夫婦のもとに、息子から連絡が入り、“交通費を援助して欲しい”とのこと。
お正月を一緒に過ごすためのあれやこれやは、当然こちらもちのつもりだったが、交通費までとは!!
とっさに返事に困り、夫婦で話し合った結果、“交通費の援助はできない”旨を息子に伝えると、それならば帰省はできないとの返事」云々。
確かに私たちも若い頃、子ども二人を連れての帰省(夫は関西出身)は、経済的にとてもつらいものがありました。なので、だんだんと足が遠のいていったのは事実です。
けれど、自分たちが間もなく年金生活を迎える今となれば、何もかも親世代におんぶに抱っこされるのも、またつらいものだと、今ならば理解できます。
いろいろな家庭事情、経済事情があるので、何が正解、と言うことではありませんが、やはり多くの家族が、同じような問題で悶々としているのだな~と感じました。
最近の子ども世代の風潮
今やSNS時代。自分たちの楽しい思い出や、幸せな瞬間を写真やコメントで残し、友達や知人とすぐに共有できるのは、便利かつ楽しいことではあります。
結婚や、子どもとのイベントとなれば、さらにヒートアップ!!
子どものNew Born Albumに始まり、お宮参り、お食い初め、お節句、誕生日…と延々と華やかな行事は続き、SNS映えするように親は工夫をこらし、時折、ジジババは物理的、経済的ヘルプを要求されます。
そして、小学校入学に際しての、ランドセルや机の購入は、なぜかジジババが通るイバラの道と言っても過言ではないかもしれません。
もちろん、孫が喜ぶ姿を見たいのは当然ですが、自分たちの懐具合が気になるのも、また当然。まして、孫は一人とは限りませんから……。
子ども世代との関係性
子ども世代、そして孫と過ごす時間は楽しくかけがえのない時間なので大事にしたいです。
けれど、子どもや孫にいい顔したいばかりに、無理をして自分たちの生活にひずみが生じるのも、やはり違うと思っています。元気であれば、定年後の私たちの生活も20年、30年と続くかもしれませんのでなおさらです。
子ども世代には、私たちの現状、そしてこれからのことを理解してもらいたいし、お互いがお互いのできる範囲で気遣える関係は必要だ、と私は思うのですが、子ども世代にそんな親の気持ちは通じるでしょうか…??
2023年、今年の最大の課題は、“子供世代とどのように付き合っていくか”ということになりそうです。
■もっと知りたい■
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?