デンマーク~ドバイ経由~帰国

バルト海6ケ国周遊クルーズ4:旅の最後は予想外

公開日:2019.02.02

これまでに行った個人旅行の体験談をご紹介。巡った観光地や異文化体験、日程の組み方や費用についてなど、参考にしたい旅のヒントも! 今回は2018年6月に行った、6か国周遊クルーズ旅についてつづります。

10日目、終日クルージング

明日下船してデンマーク観光した後は、空港に行くのみなので、今日は荷物整理をして夕方にはスーツケースをドアの外に出しておかなくてはいけません。本と小さなお土産だけなので、スーツケースの中は3分の1空いています。使わなかったものを調べると、小型ティッシュペーパー6個、風邪薬、お針セット、タンクトップ2枚、Tシャツ1枚、洗剤小袋1つ、扇子、雨傘、ハンカチ2枚、パンスト1本、ストール大判1枚でした。

この日の朝食は、まだ行ってなかったレストランでとることにして、ランチメニュー・セットのコーヒー、フルーツ盛り合わせ、サーモン&ポークウインナー&玉子、トースト。昼食は軽めにして、夕食は初めてのブラジル料理のレストランへ。6種類もの肉料理にお手上げで3種類だけいただきました。

夕食後は私一人で、シアターに行き、先日もショーを繰り広げていた“Burn The Floor”を1時間観て戻ってくると友人はもう眠っていました。

11日目、コペンハーゲン観光

観光バスに乗って市中へ。まず人魚姫の像前に行くと等身大の大きさに意外さを感じました。この制作者はダンサーをモデルにしたのですが、彼女の美しい足を表現したくて、膝下からくるぶし近くで人魚の尾びれを付けたそう (彼女はのちに制作者の妻となった) 。

人魚姫の像

 

ゲフィオンの泉というところにも行ってみました。女性戦士ゲフィオンが雄牛を使って、ノルウェーをここまで引っ張ってきたという伝説があります。泉から少し離れたところの、アマリエンボー宮殿の外回りを見学することが出来ました。この宮殿も住居として今も使われているとのこと。

ゲフィオンの泉

 

今日は日差しが強くなってきました。ニューハウンという港町に入ると、カラフルな建物が目を引きます。港からすぐの所にアンデルセンが住んでいたという白い建物が残っていて、現在一階にはコーヒー&レストランの看板が出ていました。 

カラフルな建物が並ぶ港町。

 

午後街を後にしてコペンハーゲン空港からドバイまで飛び、3時間の乗り継ぎ時間を過ごす。今日はちょうどラマダン(断食)明けとあって、港内でカップ入りアイスクリームのサービスが。私もそれにあやかりました。

12日目、帰国

ドバイからは満席で、行きの時のようにはいきませんでしたが、2席で狭いながらも足を少し伸ばしたり、折ったりしながらエコノミー症候群から身を守りました。

関西空港に無事着陸したのですが、そこは大雨でした。スーツケースは宅急便に依頼して身一つで三宮に着いたところで、帰りのバスが不通になっていることを知って、大慌てです。色々考えましたが、地下鉄に乗り、次は私鉄に乗り換え、またバスに乗り換えてやっと帰宅できました。これは、台風7号の影響で、私は2時間遅れで夜10時に帰宅、友人は次の日の午前1時に帰り着きました。なんとも予想外の出来事が最後に起きてしまいました。

旅費:

   船賃、飛行機代...442,300円

   船上でのチップ、飲酒代...21,045円

   ロシア・ツアー...15,000円

   寄港地のバス代...3,000円

   wifi     ...885円

   雑費(入館料、本代、食事代、お土産、宅急便)...36,439円

         ――――――――――――――――――

総合計     518,669円

ちょっと贅沢しましたが、残りの人生の栄養補給ができました。次回はアメリカの国立公園の旅をお話しできればと考えています。

バルト海周遊シリーズ一覧はこちら

バルト海6か国周遊クルーズ1:人生の栄養補給へ

バルト海6ケ国周遊クルーズ2:憧れのエルミタージュ

バルト海6ケ国周遊クルーズ3:奇抜な地下鉄アート

バルト海6ケ国周遊クルーズ4:旅の最後は予想外

いしだて まさこ

京都府舞鶴市生まれ。’75年、趣味で染織を始める。’02年よりカルチャーセンターの染織講師になり個展は10回開催。趣味はクラッシック音楽を聴く、読書、墨彩画、パステル画、トレッキング、グランドゴルフ。計画~乗り物・宿の手配まで自分で手がける個人旅行も得意。

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