お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2019年01月27日
日帰りで、自由気ままな夫婦タンデム旅
いつもはキャンピングカーで夫婦旅行にお出かけしている蒲池香寿代さん。今回は、バイクにまたがり群馬県・白根山に登山をしてきました。夫がどうしても見せたかったという頂上の景色には、「脳が興奮した」と振り返ります。
夫婦で旅行をするときはいつも、私に行きたい場所を聞いてくれてくれる夫ですが、2017年10月1日は違っていました。
「今日は絶対香寿代に見せたい場所があるから、そこに行くよ」と出発。以前義母と義妹と夫の三人で訪れたことがある場所でした。その時に心を揺さぶられて、私にもその情景をみせてあげたいとの強い想いからでした。
行き先は、群馬県吾妻郡にある白根山です。
高速を降りてから山道を進んでいくと、肌に感じる空気がどんどん冷たくなっていきます。そして山頂を目指していくうちに、だんだん木がなくなり、山肌が露わになっていきます。後ろを振り返ると山の傾斜のパノラマが展開しています。態勢を戻して、前方を見ると、ずっと先まで車道が続いています。少しずつ雲に近づいているような錯覚を覚えます、まるで天国への道のような。
山頂に到着すると、すぐに直径300メートル、水深30メートルの火口湖に目が奪われました。標高2,171メートルの場所にこんな湖があるなんて…。神秘的な湯釜に脳は興奮状態です。
「エーすごい、すごいね!」とはしゃぐ私に、「すごいだろう。この風景を香寿代にも絶対見せてやりたかったんだ」と夫は満足そうです。その想いがうれしくて、腕を組んで、しばらく辺りを散策しました。雨に降られることはなかったものの、もっと天候に恵まれていればエメラルドグリーンの湖水を望めたことでしょう。
時間があれば、見る場所はもっとありましたが、日帰り旅行だとどうしてもスポット的になり、かなりもったいないですね。ただただ私が感動するであろう、そのシーンを見るためだけにこの場所に連れて来てくれたのです。だからこそ私の脳裏には優しさのベールがかかった、すばらしい情景として焼き付けられたのです。
「今度来るときはキャンピングカーでゆっくり見て回ろうな」と湯釜を後にしました。
こういったバイクでの外出も、体力のあるときしかいけません。車の旅行とは違って、外気をリアルに体いっぱい感じることができる旅です。まだしばらくは二人のすてきな思い出作りのアシとして、タンデム旅行を楽しむつもりです。