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- ポインセチアを来年も咲かせてみませんか
クリスマスが近づくとお花屋さんには、綺麗なポインセチアが並びます。毎年買ってダメにしてしまう方も多いと思いますが、「短日処理」をすれば来年も真っ赤なポインセチアが楽しめます。赤く変化していく様子も楽しいですよ。来年はトライしてみませんか?
偶然、ポインセチアが5月に新芽を出した!
以前は我が家も、ポインセチアを毎年買ってはダメにしておりました。
ところがある年、葉っぱが全部落ちたポインセチアの軸が緑がかっていたので、捨てるのはかわいそうで、なんとなく外に出しておきました。
そうしたら、なんとゴールデンウィーク頃に新芽が出てきたのです。新芽はどんどん大きな葉っぱになっていきました。
そうなると欲が出てくるもので、ポインセチアを赤くしてみたいと思い、「短日処理」という方法があることを知りました。
「短日処理」とはなんでしょうか?
短日処理とは、一定の時間ポインセチアを日光にあて、そのあと日光を遮断。冬が来たと錯覚させる方法です。ポインセチアを「もう夜の長い冬になったよ」とだますんです。
ポインセチアは、40日から50日間、1日12時間以上暗くなると、葉を赤くするスィッチが入ります。
その間は1日も途切れることなく暗くし続けます。1日でも途切れてしまうと最初からやり直しになります。ここが、とても大切なポイントです。
どうしても時間が取れないときは、私は2日間くらい箱の中に入れっぱなしにします。とにかく「12時間以上」を守らなくてはいけません。
我が家流、失敗しないコツ
短日処理は赤くしたい2か月前から始めますが、私の場合は毎年9月1日から始めることにしています。そして、10月中は続けます。
時間は14時間、真っ暗な状態にします。毎日、箱に入れる時間と開ける時間を書いたカードを作って箱の上に置きます。
例えば、17時→7時、18時→8時、19時半→9時半、など複数のカードを用意します。これで、忘れっぽい私でも14時間以上真っ暗にすることができます。
準備するもの
まず、ポインセチアがゆったり入る大きさの段ボール箱を用意します。
明るい所で中に頭を入れてみて(笑)、真っ暗な状態であるか確認しましょう。段ボールの上に黒や紺の古い傘のナイロン部分や黒い袋などを被せて、なるべく光が入らない状態に近づけます。
また、箱をかぶせる時に枝を折ってしまうことがありますので、朝顔のつるを巻きつける物など、周りを保護するものがあると便利です。
ポインセチアの剪定と挿し木
買ったポインセチアをそのままにしてしまうと、大きくなってしまい短日処理もしにくくなります。
春になったら(だいたいゴールデンウィーク前後あたり)下から10cmくらいのところでバッサリ切ってしまい、新芽を育てます。大きめの鉢に植え替えてあげるのもこの時期です。
切ると出て来る白い汁は、触るとかぶれますので手袋をしてください。切った葉は、白い汁を洗い落とし土に挿しておくと挿し木ができます。
増やしたり、再生したり、短日処理で赤くした美しいポインセチアを来年も楽しんでみませんか。ちょっぴり手間はかかるけど、愛おしくなること請け合いです。
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