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上野桜木「菜の花」でランチ。佐渡の味を堪能しました

公開日:2021.02.27

上野桜木にある割烹「菜の花」は、上野・根津・日暮里のどの駅からもちょっと遠いけど、そこには「佐渡直送」「自家製」にこだわった食材で彩られたおいしいお料理が待ってます。コロナが落ち着いたら、行っていただきたいお店をご紹介します。

上野桜木の割烹「菜の花」素材は、ほぼすべて佐渡から

上野桜木の割烹「菜の花」素材は全て佐渡から

根津駅から徒歩8分、上野から徒歩15分の住宅街の中に、うっかりすると見過ごしてしまいそうな割烹「菜の花」はあります。

このお店の最大の特徴は、ほとんどすべての材料をご主人の出身地新潟県佐渡島から取り寄せていることです。ご実家で作っている無農薬野菜と新鮮なお魚を使用したお料理を提供してくれるのが、「佐渡島より佐渡」といわれるゆえんです。

 

ランチは2種類 お茶漬けセットとタレカツセットのみ

平日ランチメニューは、旬のお魚のお茶漬けと新潟名物タレカツの2種類のセットのみ。

いずれも1650円です。
ちょっとランチにしてはお高めかなと思いますが、出てきたお品をみると納得!
実は、私はお茶漬けしか食べたことがないので、「旬のお魚のお茶漬けセット」のみのご紹介となります。

 

佐渡色満載の前菜とお魚茶漬けセット

佐渡色満載の前菜とお魚お茶漬けセット
菜の花の「旬のお魚のお茶漬けセット」

まず前菜です。内容はその日の食材で変わります。

訪問時のものは、写真左上から、カリフラワー柚香漬け、ほうれん草のお浸し、中央が銀葉草の柚みそ和え、左下から佐渡の小木豆腐(塩でいただきます)、だし巻き卵、太刀魚(タチウオ)焼き。どれも丁寧に作られてた自家製のお品です。

この中の食材のほとんどすべてが佐渡産で、器も佐渡の焼き物という徹底ぶりです。

次は、お刺身とごはん、お味噌汁、漬物が出てきます。お刺身はマグロ、サーモンのいぶり漬け、ブリの3種類。

驚くのは、お味噌汁のお味噌は畑で作った大豆で手作りだそうです。大豆からというのには参りました。
お米はもちろんご実家の田んぼで採れたもの。最初に一膳いただいて、あとから一回お茶漬け用におかわりができます。

「え~、おかわりなんてムリ!」と思うかも知れませんが、これが全然いけてしまうのです。

 

いよいよお茶漬け

いよいよお茶漬け

特製ごまダレがかかってくるお刺身3種は、マグロはそのままいただいて、サーモンとブリはお茶漬け用に何切れか残すのが、おすすめの食べ方です。


おかわりしたごはんにお刺身・アラレ・海苔・ワサビを乗せ、番茶をかけます。お魚の別のおいしさが際立ち至福のひととき! おなかいっぱい!

 

コロナ禍で

コロナ禍で

このお店は、ミシュランガイドにも掲載されたことがあります。たった17席しかないので、以前は開店と同時に入らないと、列を作って待たねばなりませんでしたが、今はガラガラ。

「感染防止策を徹底してお待ちしております」とのことでした。コロナが落ち着いたらぜひ足をのばしてみてください。

 

■もっと知りたい■

上野真香

趣味は陶芸、旅行、料理、華道、手芸など多岐にわたるが根っこは一緒。美味しいものを食べて楽しい人生を送りたいというもの。ワインと犬とコーヒーとTVドラマが大好き。シャンシャンと誕生日が一緒のため他パンダ(?)とは思えず、現在年パスを購入しシャンシャンウォッチャーを続行中。

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