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- 持続化給付金の計上を忘れゼロからやり直した確定申告
コロナウイルスの影響による売上げ減少に伴い、持続化給付金の申請したことをすっかり忘れていた私。計上せず、例年通りに確定申告をしてしまいました。やり直しに右往左往する大変な2か月間、危うい所を税理士さんに助けていただきました。
桜満開の3月、大変な過ちに気が付きました
2回目の緊急事態宣言のあおりを受けた2021年春。飲食業界同様に大変厳しい状況の中、ブライダル業界にほんの少し明るい兆しが見えてきました。緊急事態宣言の発令により売上が半減した業者に、条件によっては一時支援金が下りることになったのです。
イルカの事務所も、2020年の影響はもちろん、2回目の緊急事態宣言の発令により、2月~3月のイベントや結婚式が中止・延期となり大きく売上にひびきました。
そんな折、一時支援金援対象になるかを相談するため、税理士さんとの面談がありました。2020年度の確定申告書を見ながら「いるかさん、持続化給付金はどこに計上したの?」という先生の言葉に時が止まりました。数秒後「しまった。忘れた」。その後は冷や汗、そして頭がパニックに……。
私、もしかして脱税してしまったのだろうか
毎年、1年間分の領収書、レシ-ト、書類を1つの箱に貯めておきます。そして2月になると、確定申告を少しずつ始めます。持続化給付金がネット申請だったこともあり、控えがないのでメモに書いて箱に入れておこうと思いながら……。その場ですぐに書かなかった、そしてすっかり忘れてしまったのです。
1年間の領収書の区分けだけでもかなりの日数がかかり、一つ一つの作業することにいっぱいいっぱい。持続化給付金の「じ」の字も頭に浮かばず、税務署に出してしまいました。
もちろん、脱税をする気持ちはまったくありません。一時支援金の申請の話がなければ、思い出すこともなかったと思います。ネットで、確定申告や持続化給付金と検索してみると、たくさんの不正受給があったようです。
「国からの給付金は、正しく申告すること。逃れることはできません」など、怖い言葉が並べられていました。その晩は、ドキドキして眠れませんでした。次の朝、混み合う税務署に何度も何度も電話をし、やっとつながり、指示をもらうことができました。
再度、確定申告のやり直し
桜満開の春が、つつじ満開の春に変わる4月。再度、税務署に通うことになりました。
せっかく2か月間もかけて終わらせたのに、もう一度やり直すなんて、本当に落ち込みました。でも、ここで気が付かなかったらどうなっていたのだろう? わかってよかったじゃないかと、自分に言い聞かせたのですが……。
人間というのは、いや、私がといった方がよいのでしょうか。コロナ禍でイレギュラーなことがたくさんあるのだから「給付金やその他の申請をした人は、確定申告の必要があります」。と、どこかにただし書きが欲しかった。もしあったならば、こんな事態にならなかったのに。と、すっかり自分の物忘れを棚に上げ、再・確定申告が出来上がるころには文句に変わっていたのでした(笑)。
「後で、やろう」ではなく「今、やろう」。そう肝に銘じたコロナ禍の確定申告、春の日々でした。
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