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公開日:2020年12月09日
家族や友人との思い出の場所
年齢を重ねても好奇心旺盛で、アクティブなとし古さん。今年は新型コロナの影響を受けて、旅行は控えていましたが、久しぶりに地元広島県が誇る、安芸の宮島へ観光旅行に。とし古さんにとって、安芸の宮島は思い出がたくさん詰まった場所のようです。
先日、久しぶりに宮島に行って来ました。会員になっているウォーキングクラブの秋の遠出プログラムで、30名弱の参加者がいました。コロナ禍のせいで、夏のビアガーデンプログラムは中止になりましたので、今回の宮島行きを楽しみにしていました。
天気にも恵まれ、バスと地鉄電車を乗り継ぎ、フェリーで宮島に渡りました。紅葉谷公園までのウォーキングは、健脚組の人たちは山道から公園へ向かいましたが、私はもはや健脚自慢を外れていますので、残る10名で参道の横道から公園への2コースに分かれて、紅葉の美しさを愛でながら秋の宮島路をゆったりと歩きました。
「日本三景」の一つとして挙げられる宮島は、広島市に隣接する廿日市(はつかいち)市にあります。戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「原爆ドーム」と並んで広島の観光名所で、どちらも世界遺産になっています。
宮島の潮に浮く御社殿と大鳥居の鮮やかな朱色は海の中でよく映え、世界でも類を見ない名勝地として知られています。
海上に建つ厳島(いつくしま)神社、その前の海、背後の弥山原始林を含む一帯が世界遺産に登録されたのは1996(平成8)年のこと。あるニュースサイトのアンケートによると、「もう一度訪れたい日本の世界遺産のトップ10」の第1位が厳島神社だそうです。調査対象が日本人だけなのか世界の人たちなのかは不明ですが、波に洗われて建っている朱色の大鳥居は、本当に神秘的かつ不思議な存在です。
近年は外国人、特にフランス人の観光客が多いようです。モン・サン・ミシェルと厳島神社はともに海に浮かぶ世界遺産で、廿日市市はモン・サン・ミシェル市と観光友好提携都市になっています。以前、母の葬儀のときに来てくれた従姉妹たちは宮島に立ち寄って帰り、後日「絵葉書の通りだった」と感動した、話してくれました。
私の家族が広島に住むようになってから、原爆ドームのある平和公園に、子どもたちを連れてよく出掛けました。また、宮島にも家族でよく出向きました。水族館や潮干狩りを楽しんだり、鹿に追いかけられて逃げまわったりして、子どもたちと日長一日を過ごすのにも適していました。干潮時には鳥居のそばまで歩いて行き、その巨大さに驚きました。
新型コロナの感染拡大で、Go To トラベルはしばらく中止という話が出る前の宮島ウォーキングでしたが、確かに観光客が多く、コロナ以前に戻った感がありました。
紅葉谷公園での昼食後は自由行動となり、ケーブルカーに乗って弥山(みせん・標高535m)の山頂を目指したいと思ったのですが、ケーブルカーを待つ人の行列に驚いてしまい、今回は、山頂にある霊火堂のお詣りを次回に譲ることにしました。
山頂では、昔、遣唐使の使命を終えた空海和尚が護摩をたいた火が1200年以上「消えずの火」として今も守り継がれているのです。50代の頃に登ったことがありますが、弥山は霊山として木を切ったことのない御山で、「弥山原始林」として手付かずの自然があります。
今回、一番残念だったのは、宮島のシンボルの大鳥居が工事中だったことです。1950(昭和25)年に鳥居の足元の根継ぎ工事が行われて以来の70年ぶりのことだとか。建立されてから140年、潮と台風に耐えて幾年月です。檜皮葦(ひわだぶき)の屋根を葺き替え、額の修繕、朱色の柱の塗り替えと、柱の破損個所の調査が工事内容とかで、足場が組まれて透過性の白色メッシュシートに覆われて、まるで海の中にビルでも建つのかと思うほど巨大でした。
これが夜には金色にライトアップされ、メッシュシートを通して鳥居の姿が見えるそうで、これはこれで観光の新しい目玉になっているそうです。
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