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- 私の財布事情~コロナ禍で増えた出費・減った出費~
年齢を重ねても好奇心旺盛で、アクティブなとし古さん。コロナ禍で今までよりも出費は増えたのでしょうか? 減ったのでしょうか? 意外な出費・前向きな出費もあったようです。
おひとり様でランチを楽しみました
2020年は、新型コロナウイルス終息の見透しもつかぬまま、コロナ抜きには語れない年になってしまいました。「外出自粛」、「ウィズ・コロナ」、「アフターコロナ」と、新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの生活パターンは大きく変化していきました。スーパーでも、デパートでも、病院でも、マスクと手消毒は当たり前になりました。外出するときはバッグに消毒薬を入れ、外から帰れば、また玄関で消毒薬を付ける日々。
そんな中、私の経済状況はというと……。
年金暮しの独居老人で、後期高齢者。自分でいうのもおかしいのですが、私は年齢のわりには比較的アクティブで、自由に過ごしています。それが、2020年2月25日、コロナ患者増の地域に「外出自粛」と政府が打ち出し、3月8日、広島で初の感染者が確認され、私も人並みに「巣ごもり生活」開始となりました。
そして今、財布の中をのぞきながらここ数ヶ月を振り返ってみますと、予期せぬことがたくさんありました。
生活の基本である食生活は、自炊中心で、グループ会食も、友人とのランチもなくなりました。友人を誘うのもはばかられ、またお誘いもなくなりましたので、一人で外食を月2回ほど楽しんでいます
下の画像は広島風お好み焼きです。私は麺類は入れず、少しのマヨネーズと少しの一味唐辛子をかけていただきます。へらを使って食べるのが王道だそうですが、利き手を骨折して、うまく口に運べないので箸を使用。
インド人が経営しているお店でカレーセットを。カレーは辛さも主食(ナンかごはん)も選べます。食べきれない場合は、テイクアウトも可能。
骨折した私に、娘が食材を送ってくれました
5月末に手首の骨折入院というアクシデントに見舞われ、しばらくは病院食でした(一人暮らしの自炊食よりはるかにバラエティに富んでいました)。
退院後は、首都圏に住む娘が、まだ完全復帰していない私の手を気遣って、私がいつも行くスーパーに食材や日用品をネット注文してくれました(退院2か月半たった今も続いております)。
私は、配達されたものを台所に運ぶだけ。費用は娘持ち。ふと、思い出しました、以前読んだことのある若竹知佐子著『おらおらでひとりいぐも』の一場面を。
夫を亡くしてうつうつとしている主人公にトイレットペーパーや食料運んでくる娘を見て主人公の桃子はこう思うのです。。「ヤレヤレ、口を開けて待っているひな鳥のよでねが。口を開けているのが老いたる自分で、餌を持ってくるのが子どものほう。親と子逆転の構図」
手首を骨折したことで、私も同じ状況でした。
ありがたいことに、骨折の入院手術費は、生命保険ですべてまかなえました。ですが、いいことばかりではありません。
予想外の出費
梅雨明け宣言と同時に始まった猛暑酷暑に耐え難く、1日20時間はエアコンをかけて過ごした結果は、いわずと知れた電気代がアップ。例年の倍近くになってしまいました。さらに、家にいる時間が長いので、水道代も電話代もアップ。また、5年前に購入したスマホの不具合で新しく買い替えました。これは予想外の出費でした。
7月からカルチャー教室通いを再開し、新しくビジネス英語講座にも通い始めました。もちろん、ビジネスを始めるためでなく、ボケ防止と英語を忘れる速度を少しでも遅らせるためです。ビジネスで使う英単語に驚いたり、納得したり、笑ったりと、英語力は伸びないものの、月2回の教室通いを楽しんでいます。
結果として、私の出費は増えてしまったようです。
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