手作りは楽しい!

きものリフォームで生まれたお気に入りのバッグたち

公開日:2020.08.18

趣味はきものリフォームという器用な渡来夢さん。気が滅入りがちな梅雨時期ですが、きものリフォームでいろいろなバックの製作と、新聞の書き取りを楽しんでいたそうです。

雨続きで不安な日々を過ごしていました

最近ほとんど毎日雨で、外へ出るわけにもいきません。これほどに雨が降ると、昭和36年に起こった「昭和36年梅雨前線豪雨」の記憶がよみがえってきます。今年はすでに当時の倍の雨量になっているらしいので心配です。今日は朝から曇りで、雨が降らないだけでもありがたく思っています。

何件か土砂災害も発生していますが、今のところ天竜川の水位は大丈夫のようです。昭和36年当時も、長い間雨が降りました。一度、天候が回復したのも束の間で、あっという間に浸水したことを覚えています。あの時は梅雨前線が停滞していたようです。舗装のない道路はえぐれて、川になっていました。

私が住む長野県では、今日まで、被害が出るのではと心配になるような降り方の雨が何度もありました。晴天にはならないものの、ときどき雨間があり助かっています。

 

きものリフォームで楽しむバッグ作り

以前、形が気に入ってたくさん作ったバッグを見てください。「銘仙」が好きで集めていました。これは脇の部分にパールビーズを付けました。

銘仙をつなげて作ったお気に入りのバッグ
銘仙をつなげて作ったお気に入りのバッグ

この形が気に入って、いくつも作りました。銘仙の裏には接着芯を貼りましたが、きものリフォームのバッグは二重にしても軽くて重宝します。

はじめは裏地になっていた袋の内側部分をリバーシブルで使えるようにしました。気分に合わせて2通りで使えて便利です。

銘仙の派手な色を地味な色と合わせると素敵です。似たような生地でも、少しずつ雰囲気が異なっているので、作っていると楽しいです。

夏帯から作ったバッグ。右はサイズを少し小さくして
夏帯から作ったバッグ。右はサイズを少し小さくして

叔母が亡くなったときに、「捨てるようだったら、私にください」と言ってもらった物の一つの夏帯でもバッグを作りました。大きな方は和服を着たときに使っています。

ラミネート加工された布で作ったバッグは娘に
ラミネート加工された布で作ったバッグは娘に
インテリアファブリックで作ったバッグ
インテリアファブリックで作ったバッグ

インテリアファブリックは布幅が広く大きな柄でしたが、柄合わせを割とうまくすることができました。この布はバッグに適していると思いました。

丸帯から作った手提げ袋は母へ
丸帯から作った手提げ袋は母へ

知り合いの人達が持っているから、自分も欲しいという母に作った手提げ袋です。祖母が亡くなった後、母と叔母が半分に分け合っていたていた丸帯から作りました。鶴と鶴のピッチが難しく、模様を合わせるのが大変でした。母は喜んで使ってくれたので、うれしかったです。同じ帯で、お気に入りの形を少し大きくして作ってみました。

同じ丸帯からサイズを大きくして
同じ丸帯からサイズを大きくして

他の形のバッグも作りました。きものリフォームで、半端な部分を捨て切れず、端布をつないでリメイクするのが面白くて、たくさん作りました。財布やハンカチなどの持ち物を入れるのに便利です。

今回の長~い雨続きの日々の中で、思い出したように、またこの形のバッグを作りました。また、次回に紹介させていただきますね。

 

この春から始めた書き取り

ずぼらな私は、毎日、真面目にきっちりと新聞を読んではいませんが、多種多様な考え方、主義主張を少しでも広く見聞きした方がいいとは思っています。誰かの一方的な意見ばかりに耳を傾けることはよくないです。

信濃毎日新聞のコラム「斜面」の書き取り帳が販売されていることについては、少し前から知っていました。新聞の書き取りを始めようと思ったきっかけは、2020年3月20日付けの「斜面」を読んでからです。

「斜面」の書き取り帳を購入しました
「斜面」の書き取り帳を購入しました

【3月20日「斜面」から】
「自殺は他殺である」と、監察医として約2万体を検視した上野正彦さんが、そう確信したのは45年前、という文章から始まっていました。

最も大切な家内を泣かせ、人生を破壊させたのは本省理財局です。森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決済文書改ざん問題で、自殺した赤木俊夫さんの記述には加害者が明記されていた。これが財務官僚王国。最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。忖度をはびこらせ、改ざんのきっかけとなる発言を国会で行った張本人は安倍首相だ。遺族の願いに応える責任がある。

亡くなった赤木俊夫さんの奥さんが、佐川氏と国を相手に損害賠償を求めた訴訟を起こした件についての記事です。7月15日には、第1回口頭弁論が大阪地裁で開かれました。

亡くなった人は戻らない。せめて真実を知りたいと思うのは、人として当然のことです。家族ならなおさらです。

今は、新型コロナウイルスと、全国に被害をもたらしている大雨のニュースが多いですが、この問題も注視していきたいと思いました。そのため、「斜面」の書き取り用のノートを販売していると知り、それを購入して、3月20日から書き始めました。

雑誌『ハルメク』の3年日記を書き始めて、今年で3冊目が終了します。寝る前に、なるべく今日のよかったことを書きたいと思っています。そう思いつつも、つまらぬことを書いて、後で気分を害したり、反省したりしています。時に、知らない言葉や知恵などを空いているところに書いています。

 

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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