出発までもうすぐ!押し詰まってきた旅の準備

続 不自由なりに楽しめる旅の在り方の模索

公開日:2019/11/18

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2016年、C型肝炎を克服してわずか21日後に脳出血になったharumatiさん。以来、体に障害が残り、海外旅行が叶わない日が続いていましたが、ついに、クルーズ旅に挑戦します。今回は、万全の旅を過ごすための心づもりと旅の準備について。

出発前に日本の原風景をしっかり焼き付けて

かけがえのない思い出が…

harumatiさんの前回の記事は、こちら「不自由なりに楽しめる旅の在り方の模索

蓼科にて 女神湖を望む紅葉
蓼科にて 女神湖を望む紅葉

台風19号が日本に近づいているという情報が入るや否や、10月に予定していた、大学生のための漁業体験ボランティアは、11月に延期となりました。さすがに漁業者の判断は早く、的確です。

10月をボランティア月間と位置づけていた私たちに、思いがけない空き時間ができました。そこで、5年前にアメリカに3か月間滞在した後のように、「しばらくは日本から出たくない」と、思ったりしないで済むようにと、日本らしい農村風景と、関西よりは一足早い紅葉を求めて、長野県佐久市への3泊4日の旅を、急遽計画しました。

その旅に、ワクワクするおまけがつきました。長野市に単身赴任中の甥と、東京丸の内勤務の甥と一緒にゴルフをすることになったのです。二人は、プロ級の腕の持ち主。そんな甥たちと一緒にプレーするのが、最近の夫の夢でした。この二人、実はツイン。幼い頃は関西に住んでいたので、その頃京都に下宿して短大に通っていた私は、予防接種や健診の時など、よく手伝いに行きました。そんな訳で、私にとっては特別愛着のある甥たちです。

プレー当日、予報は大雨。が、さすが晴れ男の夫、予報は見事に外れて、朝から晴天。程良く紅葉した木々、標高1,100メートルから見渡す美しい景色、佐久平の広々としたコースを、甥たちもとても気に入ったようです。「自分の姿を見ることが一番勉強になりますよ」と、甥が夫のプレーの様子をビデオに撮って、その日のうちに共有してくれました。

最近では、自宅近辺ではもうほとんど見られなくなった稲架(はさ)掛けの稲や、一足早い紅葉に加え、10年ぶりに再会した甥たちとの交流。12月からの船旅の前に、国内ならではのかけがえのない思い出を作ることができました。

予想外の出費と、押し詰まってきた準備

10月1日付けで、旅行会社から新しい書類が送られてきました。

思いがけない追加料金が!
思いがけない追加料金が!

その一つは、【ビザ(査証)取得代金変更のお知らせ】。変更理由は二つ。一つは、もちろん消費税増税に関わる、手数料の値上げ。もう一つは今までは必要がなかったニュージーランド入国に当たって、電子渡航認証(NZeTA)の導入によるもの。テロの頻発など、国際情勢の不安定さから、導入が決まったのではないでしょうか。とにかく、二人合わせて20,880円の追加です。もうこれ以上は増えませんようにと祈るような気持ちで、早速振り込みました。

自主企画相談用紙
自主企画相談用紙

二つ目の書類は、【自主企画相談用紙】これまで密かに準備してきたけれど、いよいよ企画書として提出しなければなりません。脳出血で倒れてからしばらくは、頭がぼんやりとしていて、言葉も出にくかったので、家族と療法士さんたち、限られた友人としか話ができませんでした。電話は、特にハードルが高く、退院してからも長く電話に出ることはできませんでした。アメリカに住む娘たちからの電話でさえ断る程でした。

退院から3か月後、大学生の漁業体験のボランティアを受けると決めてから、「誰とでも話せるようになりたい」と、強く思うようになり、友人たちに我が家に来てもらって、お喋りの機会を多く持つことにしました。やがて、英語は出てこないながらも、小規模の英語サークルにも復帰しました。そんな段階を経て、今では、誰とでも、かなり普通に話せるまでになりました。

ピースボートでの自主企画――「脳出血の記録5部作」の朗読は、見知らない人の前でも普通に発表できるようになっているか、かつて自分が得意としていたことをどこまで取り戻せているかの挑戦でもあるのです。

これから詰めていく準備

衣替えをかねて衣類の準備も始めた
衣替えをかねて衣類の準備も始めた

今回の旅の訪問先の気候はと資料を見てみると、ちょうど半分が平均最高気温30℃ぐらい、残り半分が22~26℃。最初の寄港地中国の厦門(あもい)だけが18℃。大体が夏服で過ごせそうです。

そこで、衣替えの時期に、旅行に持って行けそうな夏服は、クローゼットに片付けずに、洗濯を済ませたものからスーツケースに入れていくことにしました。船内は空調が利いて結構涼しめだろうから、今着ている合服を、12月になったら入れていくつもりです。冬服は、乗船するときに着て行くものだけで十分ではないかと、今のところ思っています。

自由行動すべきか、オプショナルツアーに参加すべきか、一番の考えどころ
自由行動すべきか、オプショナルツアーに参加すべきか、一番の考えどころ

あとは、寄港地での過ごし方のイメージを具体化していくこと。オプショナルツアーは、乗船してからでも申し込めるとのことですが、早めの寄港地の分だけは、申し込んでおこうと、旅行会社ジャパングレイスの担当の方に相談しながら進め始めています。

魅力的なバリ
魅力的なバリ
20年前に見たケチャは2回目でも外せない バリ料理も日本人の舌によく馴染むのでぜひもう一度
20年前に見たケチャは2回目でも外せない バリ料理も日本人の舌によく馴染むのでぜひもう一度

さて、次回までに、どこまで準備が進んでいるでしょうか。

 

harumati

定年退職・年金生活者。45歳~66歳までC型肝炎と共生。2016年奇蹟とも思える完治から1か月もせず、今度は脳出血に襲われました。1年半の闘病、リハビリ生活後、2018年、旅行・ボランティア・夏休みの娘母子とのプチ同居を3本柱にした、悠々自適のリタイア生活を取り戻すべく仕切り直して再出発しました。

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