孤独のグルメで五郎さんが食べた台湾の鍋をご家庭で!
2024.01.242024年09月27日
50代から輝く人生を送ろう!
「台湾」に世界遺産がない理由を知っていますか?
台湾が好き過ぎて、2022年に台湾好きが集まる会を立ち上げたロータスです。8月末にこの会とのコラボイベントを開催しました。お相手は、【台湾世界遺産登録応援会】です。
台湾には世界遺産がない
この事実をご存知の方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
台湾は富士山より高い山や自然もたくさん。歴史的な建築物も残されています。しかし国として認められていないため、世界遺産がないのです。
そもそも、台湾が一つの国として認められていないことも知らない方が多いと思います。そういう私も台湾に行くようになるまで知らなかったのです。
台湾に世界遺産を登録する応援会があります
【台湾世界遺産登録応援会】なるものが日本にあります。
会員は主に日本人です。そのうちのお一人と知り合い、お会いするたびに「コラボしたいなあ」と誘っておりました(笑)。
日本統治時代のことを少しでもかじれば誰もが知ることとなる、統治時代ダムを造り台湾の農業の未来に貢献した八田與一さんのお孫さんである八田理事長と、鉄道オタクの片木理事の了解を得、打ち合わせを経てその日はやってきました。
夢のコラボイベントを開催しました!
日本橋にあるドリンクスタンド、ハッピーレモンにて開催。お二人はそれぞれの持ち味を生かし興味深いお話をしてくださいました。
会では年に数回勉強会を兼ねた台湾のツアーをされており、ちょっと普通では行けない場所や大変な地域へ行かれるのですが、今回は行ったばかりの台湾の離島【澎湖(ポンフー/ほうこ】でのお話から始まり、統治時代、日本人が引いたインフラなど、なかなかガイドブックやSNSでは得られない知識を教えてくださり好評でした。
今の台湾を作ったのは台湾人
統治時代、生活の基盤を作ったのは日本人かもしれません。しかし最後に八田理事長がおっしゃった「今の台湾を作ったのは日本人ではなく台湾人であること」。
戦後日本人が引き上げた後、中国になり一つの国として認めらない中、たくさんの困難を乗り越えてきた台湾。
後日、八田理事長の言葉を聞いて感動したと参加してくださった台湾の方が教えてくださいました。
この日お手伝いを含め4名もの台湾人が参加してくださり、そのように思ってくださってありがたいと私も感動しました。
台湾と日本の歴史の学び
台湾では世代によって学ぶ歴史が違うようです。感動したと教えてくれた台湾人は30代前半ですが、小学生の頃に少し統治時代を学んだ後、中学生できちんと習ったそうです。
かたや60代の台湾人の友人に聞いたところ、皆無だったと言っていました。
若い世代がきっちりと歴史を学ぶ台湾に対して日本は……?
この日参加した日本人で、子どもの頃に台湾との歴史を学んだ記憶がある方は私を含めいませんでした。
台湾が好きになったらからこそ知り得たことで、さらに日本を識るきっかけとなり世界が広がったことに感謝できたイベントでした。
文化や歴史、統治時代のその後の台湾をもっと知りたいと思います。
もちろん食文化もまだまだ追求していきたいと思っていますよ〜。
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