古い着物で楽しみましょう

【作り方】着物生地の手作り「クリスマスリース」

公開日:2023.12.09

不要になった着物でクリスマスリースを作りました。簡単で豪華なクリスマスリースです。タンスに眠っている着物などをお持ちの皆様のご参考になりますように。

【作り方】着物生地の手作り「クリスマスリース」
直径約35cmの大きめリースです

楽しく手作り♪クリスマスリース

こんにちは。タンスに眠っている着物や帯を使って、いろいろなもの(お正月飾り)を作っています。

今日はクリスマスリースを作りましたので、ご紹介させていただきます。

不要になった着物や帯をお持ちの方にご参考になりましたらうれしいです。

用意するもの

  • 着物や羽織り
  • リースの土台(発泡スチロールなど)
  • ハサミ
  • ミシン(手縫いの方は糸と針)
  • グルーガンやボンド
  • 飾り(木の実、リボン、パール、ビーズなどお好みで)
  • リースを掛けるための紐や針金

作り方

1. 着物生地でパーツを作ります

解いた着物(裏地も使えます)生地の生地幅を3等分して、縦にカットします。襟や羽織の前身頃は、お好きな幅で大丈夫です。

赤点線をカットします​​​​​​

2. カットした生地をミシンで縫います

カットした生地の短辺の中心に、両端を1cm重なるように折り(ミミがある部分はミミを上に、ない部分は切りっぱなしで良い)中心にギャザーを寄せます

※ミシンの場合は糸調子を弱く、縫い目をあらく(大きく)して直線縫いしてから、縫い終わりの下糸または上糸のみを引っ張ります。手縫いの場合は、あらく並縫いして縫い始めの方に生地を寄せます。

真ん中を黒糸で縫っています
注:ミシンによって糸の調節方法が違いますので、説明書などでご確認下さい
最初だけ返し縫いをすると糸が抜けにくいです
半分くらいまでギャザーをよせました
好みですが、最大まで寄せると縫い目が見えにくくなります

パーツの完成です!

紬、シミのついた訪問着、レースの羽織などでパーツができました

3. リースの土台を用意します

土台は、発泡スチロールや蔓など、お好きなものをお使い下さい。今回は藁を使っています。

4. 壁にかけるための紐を通します

紐以外に、ワイヤーなどでもOKです。

5. パーツを土台に飾ります

パーツを好きな形に整えて、土台にボンドで付けます。

付け方は自由です。真っ直ぐでもクネクネさせても、土台に巻き付けても大丈夫。

今回はいろいろな着物を使いましたが、1枚の着物でもよいと思います。

6.  飾りをのせます

土台全体にパーツを付けたら、まつぼっくりやパールなど、お好みの飾りをのせれば出来上がりです。

今回はこんな飾りを使いました
右下の金色の飾りは帯で作成

先日ワークショップを開催した時の皆様の作品。

生地を盛りだくさんにのせて、豪華なリースが完成しました!

4月からハルトモ倶楽部のライターを始めて、あっという間に今年(2023年)最後の投稿となりました。

今回もありがとうございました。

皆様、良いクリスマス、年末をお過ごし下さいませ〜。

■もっと知りたい■

横田地みか

箪笥に眠っている着物をアップサイクルして日々の生活に取り入れています。今までに作ったもの、新しい作品などを中心にご紹介します。古い着物を持て余している方にアップサイクルのヒントになればうれしいです。instagram
 

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