孤独のグルメで五郎さんが食べた台湾の鍋をご家庭で!
2024.01.242023年08月28日
障害者になって初めての飛行機でのアメリカ行き(5)
ボストンでの思い出を噛み締めて帰途に就く
不自由さを押してでも行ったかいがあったと、ニューヨークでの5日間を終え、ボストンに戻った私たち。最後となるボストンでも、懐かしい場所を訪ねて思い出を噛み締めた上に、3つのオマケの体験をして3週間のアメリカ滞在を終えました。
思い出をいっぱい詰め込んでNYCとお別れ
ハーレムで本場のゴスペルに加え、もう1つ感動的な出来事がありました。孫が、合唱隊と共に歌ったのです。曲は「天使にラブ・ソングを2」でおなじみの“Oh Happy Day”。
堂々とした180cm越えの孫の姿。合唱隊に引けを取らないボリュームの低音。私は思わず大きな拍手をして、“Nice! Nice! Nice!”と叫んでいました。
文字通り“Happy Day”な気分で、ウーバーを呼び、コンドミニアムまで帰りました。日本語学校組も帰宅したので1階ロビーで記念写真を撮ると、次女の運転でボストンへと向かいました。
私たちに5日間提供してくれた主寝室から眺めた大都会の朝焼けを、再び見る日は来るのでしょうか。
ボストンでもオマケの3つの体験
1つ目のオマケ。13歳で身長も170cmになった孫娘のお稽古事の見学。それはフィギュアスケート。フィギュアスケートの練習場に入るのは初めてでした。たくさんの子ども達がそれぞれの先生について指導を受けています。
次々に曲がかかり、自分の曲の時はゼッケンを付けて優先的に場所を空けてもらって滑ります。終わったら先生の元へ行き評価を受けます。本格的なシステムで、まるで大会会場に迷い込んだ気分。
2つ目のオマケは、孫娘のヒップホップダンスの発表会。音響や照明が本格的で引き込まれました。これまでもビデオ画像を送ってくれてはいたのですが、やっぱり生は違います。思っていた以上にレベルが高く見応えがありました。
オマケその3。ボストンの市街地にあるSon in lawの職場見学。「まるで遊び場のよう」「月に1度家族もレストランで食事ができる」と聞いてはいたけれど、全く想像できませんでした。
行ってみると……なるほど! カラフルな映像が映し出された階段状の部屋・こもれるベッドの個室・ビリヤードが置かれた部屋・マッサージチェアーが並んだ部屋・画家や音楽家・フィギュアスケーター・俳優などの写真が壁いっぱいに飾られた部屋等々。これらの部屋に自由に入り、構想を練ったり、インスピレーションが湧くのを待ったりするのだそうです。
次はレストラン。想像していたのとは全く違ってその広いこと。迷子になってしまいそうです。メキシカン・インディアン・ジャパニーズ・フレンチ・イタリアンetc.ありとあらゆる国の料理が各ブースで作られ提供されています。デザートやフルーツ・スナックのブースもあり、好きな材料を組み合わせてスムージーも作ってもらえます。
そこには、小さな市や町で公務員として働いてきた私には想像できない世界が広がっていました。日本でも、都会の職場はこんなふうでしょうか? だと良いのだけれど……。
ボストンお気に入りの店巡り
いよいよボストンともお別れする日が近づいてきました。孫は学校とお稽古事に、娘とSon in lawは日本への引越しに備えて家具の処分や家を売る準備に追われている中、私たちは車を1台借りて懐かしい店を巡りながら、初めて訪れた時の驚きを思い出していました。
夫が右側通行の運転にもすぐに慣れること、私が買い物するには困らない程度の英語は分かることから、二人で安心して出掛けることができました。
空港までSon in lawに送ってもらいました。9年前は、日本の航空会社にもかかわらず日本人スタッフはおらず、チェックインも全部Son in lawにしてもらったけれど、今回はすぐに日本人スタッフが対応してくれ自分たちでチェックインできました。
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