横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・25
体型カバーより魅力を引き出す!太めさんの大胆コーデ
体型カバーより魅力を引き出す!太めさんの大胆コーデ
更新日:2022年11月05日
公開日:2022年07月10日
体型を隠すより自分のイメージや魅力を引き出す
年齢とともにふくよかになった体形が悩みだという内海圭子(60歳)さん。さらにこのコロナ禍で出歩く機会が減り、いわゆる“コロナ太り”してしまったそう。「そのせいで余計におしゃれが難しくなってしまって……。何を着てもしっくりきません」と横森さんに相談します。
そんな内海さんの私服を見た横森さんは「どの服もなんとなく選んだ、あいまいさが出てしまっていますね。内海さんの場合もう1~2サイズ大きくゆとりがある方が、体型をよく見せます」と言います。
内海さんはご覧のように素敵な笑顔の明るいキャラクター。「体型操作というよりはご自分のイメージや魅力を引き出す恰好をしてみませんか?」と横森さんは提案します。「すごくうれしいです。なんでも着てみたい!」という内海さんの前向きな姿勢も、おしゃれになれるコツなのだそう。
話をするうちに、実は内海さんの家には姿見がなく、鏡で全身を見る習慣がないことがわかり横森さんから一喝。「姿見は絶対に必要です!ゆとりあるサイズが豊かな体をきれいに見せたり、太めのナイスバディだからこそ大胆な色柄が似合うということは、全体で見なくてはわかりませんからね」。
いろいろなアドバイスを受け、鏡の前で試着した内海さんは「大きいサイズの方がこんなにすっきり見えるなんて!」と驚いた様子。「体にボリュームがあるからこそ着こなせる服もあるんですよ。昔、『大きいことはいいことだ』というCMソングがあったのを覚えていますか? 太めの体形はいい意味で着映えします。それを生かして楽しい人になってしまいましょう!」と横森さん。さっそく、その着こなしをご紹介します!
太めの体型だからこそ大胆な変形デザインも堂々と
写真左は内海さんのいつもの服。「最近はこういったカジュアルな感じが多いです」と内海さん。ラクそうですが、おしゃれさは……?
そこで、トップスをチェンジ(右)。大胆なゆったりトップスなら体の線を拾いません。この変形トップスはエスニックブランド「チャイハネ」のものです。体にボリュームがあるからこそ、立体的なドレープで素敵に着こなせます。「Tシャツと同じくらいの値段で買えます。こちらの方が断然素敵!」と横森さん。
足元は抜け感があるサンダルに変更。軽やかな印象が出て、全身のバランスがよくなります。
体型にあった形のパンツでかっこよく

写真左は娘にダメ出しをされてから、着たいけれど着ていないという白いパンツ。でも問題は、色ではなく形かも……?
右のように、ピチピチでなくゆとりのある白いパンツなら問題ありません。パンツ丈を短めにして足元がすっきりしました。
小物でメリハリをつけておしゃれの上級者に!
「暑い季節はよくワンピースも着ます。でも何だかパッとしなくて」と内海さん。「これこそ全身で見ること。シルエットにメリハリをつけたり、内海さんの体型なら、大きい柄をアクセントに使ったりしても柄に負けず、素敵ですよ」と横森さんはアドバイス。薄手の大判ストールを巻いただけで、大変身しました!

黒髪ロングヘアの内海さん。髪が肩にかかると、洋服と一体化してシルエットが大きく見えてしまいます。横から見るとよく分かりますが、バストから下までずん胴に見えて、体の大きさを強調してしまっています。

ゆったり巻き付けたストールの角をぎゅっと結んだだけ!ウエストをブラウジングしてお腹まわりもすっきり見えます。くびれができてスタイルアップしただけでなく、印象も明るく変身しました。髪をまとめるだけでもシルエットがすっきり。夏なので、遊び心でスカーフを巻いてみても楽しく軽やかな感じに仕上げています。
エスニックっぽくなりすぎないよう足元は白のスニーカーですっきりとさせるのがポイントです。ミックステイストが今風おしゃれのコツ。
大胆バッグもメリハリ小物に最適

比べてみると一目瞭然!左の小ぶりな地味色バッグよりも、右の大胆なバッグの方が服にも体にもアクセントになり、元気で明るい印象です。
夏こそ、大胆なエスニックプリントを!
写真左はいつもの服。実はサイズが合っていません。肩幅とバストがきゅうくつそうなので太めに見えてしまっています。袖のデザインも横広がりな印象。
中央のエスニックもののプリントトップスは、たっぷりとしたゆとりと大柄の抜け感で、とてもすっきり見せられます。また、細い体形の人だと負けてしまうような大胆な柄(写真右)でも、ナイスバディで堂々とカッコよく素敵に着こなせます。
実はこれ、全く同じ柄!

抜け感のポイントは“色のコントラスト”です。プリント選びのコツは、目を細めて少し離れ、柄のメリハリを見ることです。左右どちらが体型をスッキリ見せてくれていますか?同じ柄でも、メリハリの有無でこんなに違って見えるのです。
秋まで着こなすコツ

プリントトップスは夏だけではなく、ジャケットやボトムを変えて秋でも素敵に着られます。裾の段差コーデもおしゃれなポイントに。
挑戦した内海さんの感想は?
「内海さんの体型と明るく元気なキャラだからこそ着られる服があるのよ」と言われてうれしくなりました。これを機会におしゃれをどんどん楽しんでいきたいです。太めだからこそ似合う服を楽しみます!
取材・文=塚本由香(ハルメク編集部) 撮影=日高奈々子 ヘアメイク=木村三喜
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年8月号に掲載された内容を再編集しています。
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