秋のデニムコーデ!5つのポイントと着こなしテク4
2023.11.012023年12月14日
美容家・川邉サチコさんと美木ちがやさんに学ぶ!
気分を上げる最強アイテム!ロングジレのコーデ術
トータルビューティーサロンを手掛ける美容家の川邉サチコさん・美木ちがやさんお二人に、スリーシーズンにフル活用できて、プラスワンアイテムすれば、コーディネートが垢抜ける「ロングジレ」の装いについて伺いました。コーディネートも必見です!
川邉サチコさん、美木ちがやさんのプロフィール
川邉サチコ(かわべ・さちこ)
1938(昭和13)年生まれ。国内外のコレクションでヘアメイクとして活躍した後、広告・舞台などに活動の場を広げる。その後サロン運営を経て、現在娘のちがやさんと予約制のトータルビューティーサロン「KAWABE LAB」を開設。雑誌「ハルメク」に連載中の「マダムのつくり方」や著書『カッコよく年をとりなさい』(ハルメク刊)を通じ、女性の総合的な美しさを伝える。
美木ちがや(みき・ちがや)
1963(昭和38)年生まれ。母・川邉サチコさんと一緒に、「KAWABE LAB」を主宰。ヘアメイク、ファッションなどトータルな提案を行い、雑誌や広告などで幅広く活躍している。雑誌「ハルメク」の連載「マダムの作り方」では撮影を担当し多才さを披露。ハルメクWEBではコラム「キレイはこれから。」が好評連載中。
羽織るだけでサマになるジレは、コーデに悩んだときの救世主
コロナ禍でおしゃれから遠ざかりがちな今、いざおしゃれをして出掛けようと思っても、「一体何を着れば?」と悩むこと、ありませんか。そんなときに活躍するのが、ロングジレです。
「ジレは私の大好きなアイテム。羽織るだけでどんな服も見違えるように素敵になるし、ちょっとした寒暖調節にもなります。体のラインをカバーしてくれるので、コロナ禍で体型が変わってしまった方にもおすすめできます」と美木ちがやさん。
冬はセーターに、春はブラウスに。ジレはシーズンレスで使える
ジレのうれしい点は、シーズンを越えて着られるところ。冬はセーター、春・秋はブラウスやTシャツにインナーを変えればガラッと印象も違って見えます。
「羽織るだけで、今までクローゼットにあった洋服が生き返る。こんなに便利な服はありません」とちがやさん。またサチコさんいわく、「丈の長い服の裾をひるがえしながら歩けば、何だか気分が浮き立つのを感じる。ロングジレにはそうやって気持ちを明るくしてくれる効果もあるんです」
「ジレは素材も重要。ニットならある程度重みがないと、形がきれいに決まりません。ニットの重量感で縦のラインが強調されて、体型もスラッと、姿勢よく見えますよ」(ちがやさん)
川邉サチコさんのロングジレのコーディネート
3色に絞ってスッキリコーディネート
白・黒・ブルーの3色でまとめた、サチコさんのコーディネート。色数を絞ることによって、コーディネートがまとまりやすくなります。
インに着た白いシャツの大きめの襟と袖、そしてミニポシェットがコーディネートのアクセントになっています。
美木ちがやさんのロングジレのコーディネート
カジュアルな洋服にプラスするキチンと感
美木ちがやさんのロングジレコーデ。ボーダー&デニムの定番カジュアルスタイルも、ジレを重ねるだけで、きちんと感がプラスされて、大人らしい品が表現できます。
カラフルコーデに引き締め効果の縦ライン
オレンジ色のトップスと同系色の華やかなロングスカートに、黒いジレを羽織りました。
全身カラフルな洋服を着たときも、ジレを羽織ることで縦ラインが強調されるので、全身がグッと引き締まって見えます。
次回は、もう一つのおすすめアイテム「ロングチュニック」とそのコーディネートについてお伝えします。
撮影=奥村康人(NEWS) スタイリスト=大貫まりこ(モデル) ヘアメイク=渡辺みゆき(モデル) モデル=石井たまよ
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