プロが教える節約アイデア#2
「うっかり浪費」をなくす!光熱費を無理なく減らす家電の設定・使い方5
「うっかり浪費」をなくす!光熱費を無理なく減らす家電の設定・使い方5
公開日:2026年04月19日
教えてくれたのは2人のプロ
和田由貴(わだ・ゆうき)さん
節約アドバイザー。家事や暮らしの専門家として幅広く活躍。著書に『即実践! 即効果! 節約のプロがおしえる家計防衛術100』(辰巳出版刊)など。
島本美由紀(しまもと・みゆき)さん
料理研究家、食品ロス削減アドバイザー、防災士。食品を無駄なく使ったおいしいレシピに定評があり、「食品ロス削減は家庭の冷蔵庫から」をテーマにした講座も開催。
設定を変えるだけ!大型家電の浪費をなくす2つのコツ
和田さんは「光熱費など毎月の固定費は、一度見直すだけで意外とすぐに節約効果が出やすい部分。エアコンの使い方など小さな工夫の積み重ねも侮れません」と話します。
1.エアコンは「弱」ではなく「自動」で

エアコンの冷房は、室内の温度を設定温度に下げるまでの間が最も電力を消費するため、始めから「弱運転」をすると「自動」よりも設定温度まで時間を要し、電気代が高くなります。「自動」だと室温が設定温度になるまでは強風、その後は弱風となり、効率よい運転を行うのでおすすめです(和田さん)
2.給湯器の設定温度を見直す
蛇口をひねってお湯または水のどちらかが出る一般的な単水栓の場合、給湯器の設定温度が高いほどお湯を沸かすエネルギーを必要とするため、その分、光熱費も上がります。ガス給湯器の場合、設定温度を40度から38度に下げて1日2回の手洗いをすると、年間のガス代が約1430円節約できるとされています(和田さん)
小型家電の浪費をなくす3つのコツ
1.家電製品の保温機能は極力使わない

炊飯器や電気ポットなどの「保温」機能は意外と電力を消費します。炊飯器は保温4時間までが目安。それ以上になると電子レンジで温め直した方が節約になります。また、忘れがちなのがトイレの温水洗浄便座。そもそも夏場など温める必要がない季節や、誰も家にいない時間はスイッチを切っておくことで節約となります(和田さん)
2.玄関は人感センサーライトで防犯対策も!
人の動きを感知して点灯する人感センサーライトは、消し忘れしがちな場所の照明に向いています。特に玄関などでは防犯対策にもなるのでおすすめです。人感センサーライトの待機電力は機器によっても異なりますが年間約200円ほどと言われているので、電気の消し忘れよりも節約につながります(和田さん)
3.調理時はガスよりもレンジを使って節約
調理器具の使い分けも光熱費の節約につながります。例えば野菜の下ごしらえや作り置きのおかずを温める場合は、ガスコンロを使用するよりも電子レンジの方が短時間で済み、節約になります。逆に長時間煮込む料理はガスコンロの方が節約になる場合も。ただし炎が鍋底からはみ出さないようにして無駄を減らしましょう。
次回の記事では、ポイ活やフリマアプリなどプロの節約アドバイザーが実践する節約術を厳選して紹介します。
取材・文=児玉志穂、三橋桃子(ともにハルメク編集部)、イラストレーション=いなばゆみ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年9月号を再編集しています。




