プロが教える節約アイデア#1

食費の無駄をゼロに!「絶対食べ切る」食材の買い方・食べ方・保存の節約術

食費の無駄をゼロに!「絶対食べ切る」食材の買い方・食べ方・保存の節約術

公開日:2026年04月19日

食費の無駄をゼロに!「絶対食べ切る」食材の買い方・食べ方・保存の節約術

食費節約のポイントは、食材を無駄にしないこと。買い過ぎや誤った保存方法は余計な出費につながります。本記事では、ストレスなく食費を抑える買い方・食べ方・保存のコツをプロの節約アドバイザーが解説。少しの工夫で家計にゆとりをつくりましょう!

教えてくれたのは2人のプロ

和田由貴(わだ・ゆうき)さん

節約アドバイザー。家事や暮らしの専門家として幅広く活躍。著書に『即実践! 即効果! 節約のプロがおしえる家計防衛術100』(辰巳出版刊)など。

島本美由紀(しまもと・みゆき)さん

料理研究家、食品ロス削減アドバイザー、防災士。食品を無駄なく使ったおいしいレシピに定評があり、「食品ロス削減は家庭の冷蔵庫から」をテーマにした講座も開催。

買う量や頻度は?食材を無駄にしない買い方4つのコツ

買う量や頻度は?食材を無駄にしない買い方4つのコツ

「節約はまず食費から」と話すのは島本美由紀さん。「食材を食べずに捨てるということはお金を捨てているのと同じ。買い物の仕方や冷蔵庫の中身を見直しましょう」

1.買い物は週2回がベスト

買う量や頻度は?食材を無駄にしない買い方4つのコツ

何度もスーパーに行くと余計なものを買ってしまうので、週初めに1回、週半ばに1回が正解。必要以上に買ってしまう空腹時は避け、口寂しいときはアメを舐めると冷静な判断が可能に(島本さん)

2.1回分の買い物は予算か重さを決める

買い物は金額か重さ(量)を決めるのが買い過ぎを防ぐカギ。月の予算を決める場合は端数があるので5週分で組むのがポイント。また、スーパーではカートを使わずに持てる量だけと決めるのもおすすめ(島本さん)

3.メインの食材を決めてから買う

買い物に行く前に冷蔵庫の中身を見て、残っている食材や期限切れが近いものを把握すること。先に献立を考えれば足りないものが把握しやすく、「今日は魚!」と決めておくことで無駄買いもなし(島本さん)

4.ゲーム感覚で店を使い分ける

「いつ・どこで買うか」で食費は変わります。毎週〇曜日はA店で冷凍食品がセールに、お肉の特売はB店など、情報を知っておくだけで同じ品でもおトクに買えます。ゲーム感覚で楽しみながら買い物しましょう(和田さん)

どう食べ切る?食材を無駄にしない食べ方3つのコツ

どう食べ切る?食材を無駄にしない食べ方3つのコツ

1.週1回、調味料やタレから献立を考える

調味料や付属のタレは実はいろいろな料理に活用できます。週に1回でいいので食材ではなく調味料やタレから献立を考えるのも◎。ドレッシングは鶏肉を漬けてソテー、ウナギのタレは焼いた魚の切り身にかければメインおかずに!(島本さん)

2.価格が安定している野菜で肉料理をかさ増し

肉料理は、モヤシや豆苗など通年価格が安定している野菜を加えることでかさ増しできます。また、野菜の他にも使い勝手のいい豆腐やきのこ類もかさ増しにおすすめ。たんぱく質など栄養価もアップするので上手に活用を(島本さん)

3.足が早い「白い食材」は常温保存可能品を選ぶ!

豆腐と牛乳は日持ちがしないので使い切る意識がないとロスしがち。そこでおすすめなのが、添加物が入っておらず3~6か月保存可能な「常温保存可能品」。1Lの牛乳を買うより、小さいサイズの常温保存パックを活用すると便利です(島本さん)

食材別!おいしく長持ちさせる保存4つのコツ

食材別!おいしく長持ちさせる保存4つのコツ

1.肉・魚は下味を付けてから冷凍保存する

安くまとめ買いした肉は焼肉のタレやドレッシングなど下味を付けて冷凍が◎。調味料が染み込むことで肉の繊維がほどよくほぐれ柔らかくなり、あとは焼くだけと調理が簡単に。魚もヨーグルトみそ(みそ大さじ1杯、ヨーグルト大さじ2杯)に漬けると生臭さが消えてグッとおいしく。食材の無駄がなくなります(島本さん)

2.あまりそうな牛乳・卵は冷凍保存する

食材別!おいしく長持ちさせる保存4つのコツ

牛乳が余ってしまいそうなときはあらかじめ製氷皿に入れて冷凍を。ビーフシチューの仕上げなどに必要な分だけ取り出しやすく使い勝手も〇。生卵は殻付きの状態でまるごと保存袋に密封し冷凍ができます。また厚焼き玉子を冷凍しておけばあと1品欲しいときに便利(島本さん)

3.切り口は劣化の原因。夏野菜はまるごと冷凍保存する

家庭で出る食品ロスの半数近くを占める野菜は、適した場所で正しく保存しましょう。余った野菜はカットして冷凍する他、トマトやピーマン、ナスなどの夏野菜はまるごと冷凍が可能。切り口がないので劣化しにくく3か月持ちます。

また冷凍トマトは水にさらすだけで皮がむける、冷凍ナスは水分が抜けて少量の油で調理できるなど、調理がラクになるメリットも(島本さん)

4.夏場はお米を野菜室で保存する

夏場、常温だと虫がわくのでお米は野菜室でおいしさをキープ。またブランド米が高い今、家計にやさしい古米は選択肢の一つ。おいしく食べるコツは、炊くときに米2合に対して小さじ1杯のみりんやハチミツを足すこと。ふっくらつやつや、柔らかな甘い食感になり新米に引けをとらないおいしさです(島本さん)

次回の記事では、光熱費の無駄をなくす賢い家電の設定や使い方を紹介します。

取材・文=児玉志穂、三橋桃子(ともにハルメク編集部)、イラストレーション=いなばゆみ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年9月号を再編集しています。

HALMEK up編集部
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