片づけが苦手でも大丈夫!無理なく心地よく暮らす
小説家&漫画家・折原みと!雑だけど「ていねいな暮らし」に見せるコツ
小説家&漫画家・折原みと!雑だけど「ていねいな暮らし」に見せるコツ
公開日:2026年03月26日
「パッと見は片づいているように見える」を目指す

「ていねいな暮らし」というと、どんなライフスタイルを思い浮かべますか?
インテリアコーディネートは完璧、家中掃除が行き届いてピカピカ。服はお肌にやさしい自然素材。食事はオーガニック中心で、いい食材をきちんと料理していただく……という感じでしょうか?
我が家は、パッと見は片づいているように見えるし、食いしん坊なので、食べることにかけてはマメなほう。「ていねいな暮らしをしてますね」と言っていただくこともあるけれど、じつをいうと、そうでもありません。
白状してしまうと、私は掃除が大の苦手。掃除機をかけるのも面倒くさいくらいズボラだけど、そのくせ、家が散らかっているのはイヤというわがまま人間。だから、そもそも、あまりものを置かないようにしています。
ものが多いとそれだけで雑然と見えてしまうし、掃除機をかける時に、いちいちものをどかすのが手間だから。サイドボードや棚に小物を飾るのも素敵だけど、ホコリが溜まるので、なるべく置きません。玄関まわりや、非日常感を味わいたいリビング、ダイニングは、余計なものを置かないようにすれば、スッキリとして見えるし、掃除もラク。
だけど、ウォークインクローゼットの中とか、キッチンの棚の中とか、見えないところはかなりゴチャゴチャ。それはもう、とてもお見せできないくらいです(笑)。
つまり、とりあえず、見えるところだけは片づける。それが、一見「ていねいな暮らし」に見せるコツ!……なんて言ったら怒られるかもしれないけれど、どこもかしこも、何から何まできちんとしようとすると、疲れてしまいます。
適当に手を抜いてOK!自分が心地いい生活を

食べものにしたって同じこと。オーガニックの食材にこだわって、出汁からちゃんと取って料理したら、そりゃあ身体にいいし、おいしいかもしれません。でも、毎日そんなに手間をかけてはいられない!
掃除好きで、料理もちゃんと手間をかけるのが好き……という方ならいいけれど、そうでなければ、無理は禁物。ていねいに暮らそうとすることがストレスになってしまっては、本末転倒ではないでしょうか。
適当に手を抜きつつ、無理をせず、自分が心地いいと感じられる生活。雑だけど、一見、ていねいに見える暮らし。そのくらいが、ちょうどいいと思っています。
いつも部屋のどこかに花を飾る

手抜きでも、ズボラでも、ちょっと「ていねいな暮らし」をしているように見せる、おすすめの方法があります。
それは、いつも家の中に花を飾る……ということ。
よその家を訪問した時に、生花が飾ってあると、「ていねいな暮らしをしているな」と感じることはありませんか?
花は、生活の中に「絶対に必要」というものではありません。だからこそ、それを飾ることで、「ていねいな暮らし」をしているように見えるし、自分自身の心にも、何やらゆとりが生まれてきます。
それに、花を飾ろうと思ったら、自然とそのまわりも綺麗にしたくなるもの。お手軽な方法だけど、おすすめです!
我が家では、お花屋さんで買ってきた花を飾ることもあれば、庭の花を切ってきて生けることもあります。
立派な花じゃなくてもいいのです。道端に咲いているような野の花だって、グラスや小さなガラス瓶などに生けると、けっこうかわいいもの。
玄関とダイニングのテーブルには、いつも、何かしらの花を欠かさないようにしています。花が、家に明るさや生気を与えてくれるような気がするから。
仕事が忙しい時や、気合いを入れたい時には、仕事部屋にも花を飾ります。それも、その時書いている作品のイメージに合った花を選ぶのです。
花のパワーに元気をもらったり、癒やされたりして、仕事のテンションを上げるのにも役立っています。
【プロフィール】折原みと

おりはらみと。小説家、漫画家。作家業40周年を迎える。少女小説の第一人者として活躍後、現在は大人の女性に向けた小説やエッセイも多数執筆。逗子を拠点に多拠点生活を送りながら、弓道や日本舞踊など多彩な趣味を持つ。現在、HALMEK upアンバサダーにも参画。
※本記事は、折原みとさんのエッセイ本『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』からの抜粋です。
※本記事は、折原みとさんのエッセイ本『60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし』からの抜粋です。
書籍紹介「60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし」
「ひとりは寂しい」「年を重ねるのは不安」――そんな思いに、やさしく新しい視点をくれる一冊です。
結婚する・しないに正解はなく、幸せの形は人それぞれ。60代バツなしおひとりさまのごきげんな日常を通して、「ひとり=自由で楽しい」という生き方を軽やかに描きます。
年齢を重ねたからこそ見えてくる景色や、自分らしく暮らす心地よさに気づかせてくれるエッセイです





