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公開日:2023年09月09日
74歳の「押し花アート」講師が語る押し花の魅力
「押し花アート」では、第一人者の杉野宣雄さんの元に多くのお弟子さんが「押し花アート講師」として活躍しています。ハルメク世代で現役講師という方も多数。今回はその一人、吉野真理子さんに、押し花アートとの出合いを伺いました。
「押し花アート」に出合ったのは今から30年以上前のことです。その頃の私は夫を支える平凡な主婦でした。性格は引っ込み思案で、目立つことが大の苦手。夫の陰に隠れてばかりいました。
「押し花アート」との出合いは偶然です。ある美術館で、杉野宣雄先生の「押し花アート」作品を目にしました。鮮やかで、きれいで、これまで見たことのない世界でした。ちょうどその場で杉野先生が押し花アートの生徒募集をされていて、ぜひやってみたい!と「押し花アート」の世界に飛び込みました。
「押し花アート」を始めて1年たった頃でしょうか。杉野先生が、「この色鮮やかな押し花アートを多くの方に教えていただきたい」とお話され、私なんか、絶対無理! そう思ったものの、押し花アートの楽しさは広めたくて、おっかなびっくり、「押し花アート」を教えることにチャレンジしてみたのです。
教えることは思った以上に大変でした。教わったことを理解するだけでなく、自分の腹に落として、咀嚼して、自分の言葉に替えて語らないといけない。
うまく伝えられなかったり、アドバイスが裏目に出てしまったり、いろいろ失敗もありました。でも、自分の言葉で語ることで、押し花は「趣味」ではなく、自分の仕事、ライフワークになっていきました。
自分で語れるようになってからは、「教える」ことが面白くて楽しくて、あっという間に時間がたちました。
10年お教室を続けたときは、生徒さんも100人を超えて、お祝いにホテルでパーティーを開いたんです。そこで大勢の生徒さんを前にスピーチをする私を見て、夫がいちばん驚いていました。あんなに人の陰に隠れるのが好きだったのに!って。先生という立場が、いつの間にか私を変えて、自分でも知らなかった強い私を引き出してくれたのです。
今も7つの「押し花アート」のお教室を持って、週3回以上開いています。「押し花アート」に取り組んでいると、植物やお花へ自然とアンテナを張ってしまいます。お花のカレンダーを見て構図を勉強したり、道端で見慣れない花を見つけて生かし方を考えたり。毎日が楽しくて仕方がありません。
「押し花アート」は、「押し花から作る」というのが魅力です。同じお花を押しても、2つと同じ押し花は作れない。すべて表情の異なる押し花を使って作品を作るというのは無限の面白さがあります。そこが他のハンドクラフトとの大きな違いだと思います。
「押し花アート」に限らず、人生に一つ、かけがえのないライフワークを持つことはとても大事です。自分の生き方や自分自身を変えることにもつながります。いくつになっても失敗を恐れず、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。
こんな前向きな自分にしてくれた「押し花アート」に、心から感謝しています。
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