
今、レンズを薄いカラーにするのがおしゃれ
50代女性の紫外線対策は、メガネのレンズを「カラーレンズ」にするのがおすすめ!おしゃれ&機能的に、カラーレンズを選ぶコツを紹介します。
公開日:2025年05月30日
「投資に興味はあるけれど、自信がない」「忙しいけれど、効率よく資産を増やしたい」そんな人におすすめなのが、あらかじめ設定した条件で長期的に資金を積み立てていく、いわば「ほったらかしの投資」。家計をラクにする資産運用の方法が知りたい人はぜひチェック!
インフレにより物やサービスの値段が上がり、相対的にお金の価値が下がっている今、家計を守るために投資を始めたいと思いつつも、初心者にはハードルが高いと諦めている人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、「ほったらかしの投資」です。
条件に従って自動的に資金を積み立てていく投資方法、つまり「積立投資」のことです。積立投資では、あらかじめ積み立てる商品や投資金額、買い付けタイミングなどの条件を決めておき、その条件に従って自動的に株式や投資信託を積み立てていくことで資産を増やすことを狙います。
定期的に資産状況の確認を行う必要はありますが、日常的に売買のタイミングを気にする必要はありません。初めて投資をする人や、毎日相場をチェックする時間が取れない人などに向いているといえるでしょう。
定期的な積み立てにより、長い目線で資産を増やしていく積立投資。難しいことは気にせず初心者でも投資を始めやすいため、興味を持っている人もいるかもしれませんが、始める前にメリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。
ここでは、積立投資を行うメリットとデメリットを紹介します。
積立投資には、以下のようなメリットがあります。
積立投資を行うもっとも大きなメリットは、リスクの時間分散ができることです。
株式や投資信託は、急騰や暴落により大きな値動きをする場合がありますが、投資タイミングを分散することで、その影響を緩和できます。
投資信託を積み立てる場合、投資金額は一定なので、基準価額の高いときは買付口数が少なく、基準価額が低いときは買付口数が多くなり、平均買付単価を平準化できます。平均買付単価を平準化することで、一度にすべての金額を投資して買付コストが高くなってしまうリスクを抑えられます。
積立投資は月額千円程度の少額から積み立てが可能です。まとまった資金がないからと躊躇していた人や、いきなり大金を投資することに不安を感じていた人でも、毎月の給与などから手軽に始められるでしょう。
積立投資では、最初に条件を決めておけば、運用期間中は定期的な資産状況の確認以外にやることはほとんどありません。売買のタイミングを迷うこともなく、運用の手間がかからない点もメリットです。
50代の資産運用は「備える」「守る」「増やす」の3つの考え方が必要となります。現金でもしものときのために備えつつ、預貯金と比べて高い利回りが期待できる投資方法で資産を増やしていくのがおすすめです。
積立投資には、複利効果という魅力もあります。複利効果とは、運用から得た利益や利子を投資元本に組み入れて再投資することによる効果のことをいいます。例えば、月々1万円の投信積立を長期に継続し、結果的に年率3%で運用できた場合、30年後の運用収益(利益)は約224.2万円となります。
月々1万円の投資ですが、運用期間が長くなるほど複利効果で利益は大きくなり、投資の元本は360万円(1万円×12カ月×30年)ですが、運用収益を含めた総額は約1.6倍の約584.2万円になります。
このように、積立投資にはさまざまなメリットがあります。積立投資をきっかけに投資を始めれば、投資や経済が今までよりも身近になり、社会や経済の動きへの関心も高まるのではないでしょうか。
積立投資には、以下のようなデメリットがあります。
積立投資に限らず、投資をする際は元本割れのリスクがあることを理解しておかなければいけません。
元本割れとは、投資した元本が投資の結果減ってしまうことをいいます。積立投資も投資の一つのため、元本の保証がない点に注意しましょう。
また、積立投資は基本的に数年から数十年かけて利益を狙うものであることも覚えておきましょう。
積立投資には、株式の積み立てと投資信託の積み立てがありますが、株式の個別銘柄を選ぶのは難しいという人は、毎月決まったタイミングで決まった金額の投資信託を購入する、投信積立がおすすめです。
ここからは、できるだけ手間をかけずに資産運用をしたい50代におすすめの「投資信託での積立投資」について解説します。
「投資信託」とは、たくさんの投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用の専門家が、株式や債券などの金融商品に分散投資を行って運用する金融商品のことです。
誰でも少額の資金で国内外の株式や債券などに間接的に投資でき、運用した成果に応じて分配金が出る場合もあります。なお、投資信託の運用成績は市場環境などによって変動するため、運用がうまくいかずに投資額を下回ることもある点には注意が必要です。
投信積立は、積立投資の一種のため、一度にまとまったお金を投資するのではなく、決まった金額を定期的に投資信託に投資します。
金融機関で口座を開設し、投資信託の商品を選択して投信積立契約の申し込みを行います。その後はあらかじめ決めた金額が定期的に口座から引き落とされ、選択した投資信託を自動的に買い付けるため、自分で売買のタイミングなどを見計らう必要もありません。
50代は子育てもひと段落して投資に回す資金が確保しやすくなる人もいるでしょう。収入の一部を投資に回して長期で運用すれば、資産を大きく増やせる可能性もあります。少額から積み立てられ、慣れてきたら金額を増やすこともできます。
リスクを抑えつつ、老後の資金を増やしていきたい50代の投資初心者におすすめの金融商品だといえるでしょう。
なお、投信積立に限らず、長期投資を行う場合は、投資の目的とライフプランに合わせた目標額を決めることが大切です。自分に合った投資信託を専門家と相談しながら選びたい場合は、対面証券会社の窓口へ相談するとよいでしょう。
積立投資で、より効果的に資産を増やしたいのであれば、NISAの「つみたて投資枠」や「iDECO」などの非課税制度を活用するのがおすすめです。
投資初心者の資産形成手段として人気のNISAの「つみたて投資枠」。NISA制度のうち、長期・積立・分散投資を実践するための投資枠で、年間120万円までの投資信託を積み立てられます。「つみたて投資枠」内で得た利益(売却益や分配金)は非課税です。
NISAのつみたて投資枠の対象商品は、投資信託のうち、長期・積立・分散投資に適したものです。対象の投資信託の銘柄は金融機関ごとに異なっており、株式は対象外です。
NISAを開設した金融機関のつみたて投資枠対象銘柄の中から銘柄を選び、定期的に一定金額を買い付ける契約を行います。
「iDeCo」とは、国民年金や厚生年金にプラスして、自分で積み立てた資金を老後の年金として受け取れる制度のこと。毎月の掛金が全額所得控除となり、運用益も非課税になるなど、税制優遇が魅力です。
また、60歳まで引き出せないため、ほったらかしで資産を積み立てたい人や、長期的に安定した投資をしたい人に向いています。60歳以降に資産を引き出す際、公的年金等の控除や退職所得控除の対象となる点も、iDeCoのメリットだといえるでしょう。
60歳以降も働いていて、社会保険に加入しながら働いているなどの条件はありますが、2022年5月よりiDeCoの加入可能年齢が原則65歳になるまでに引き上げられました。
それに伴い、通算加入者等期間が10年に満たないことで受給も新規の積立もできず、運用だけを行う期間もなくなったため、50代から老後の資産形成を行いたい人も加入しやすくなったといえます。
50代から資産運用を始める人におすすめの「積立投資」。
老後の生活を考えなくてはならない50代だからこそ、短期間でハイリターンを狙う投資ではなく、長期の運用や分散投資でリスクを抑えられる「積立投資」が適しているでしょう。
ぜひ、本記事を参考に、無理のない額の手元資金を活用し、できるだけ手間をかけない投資を検討してみてください。
取材協力:みずほ証券株式会社
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