恋がくれる“張り合い”が、50代からの働く力に

“恋する50〜60代は引退しない”——恋がくれる“現役力”の正体とは?

“恋する50〜60代は引退しない”——恋がくれる“現役力”の正体とは?

公開日:2025年12月03日

“恋する50〜60代は引退しない”——恋がくれる“現役力”の正体とは?

恋は“ときめき”だけではありません。50〜60代では、誰かに会う予定や小さなメッセージが、働く意欲や生活リズムまで前向きに整えることも。最新調査が裏付ける、恋がくれる“現役力”と、日々を軽やかにするヒントを紹介します。

恋がくれる“生活のハリ”に気づいたとき

「今日は少し丁寧にメイクしよう」

「この服、久しぶりに着てみようかな」

誰かに会う予定がある日は、自然と気持ちが上向く——そんな経験はありませんか?

50〜60代にとって、恋は“劇的なドキドキ”というより、生活に小さなハリを取り戻すきっかけになるもの。

  • 表情が明るくなる
  • 外へ出る足取りが軽くなる
  • 気持ちの切り替えがしやすくなる

そんな心の変化は、日々を軽やかにしてくれます。

恋が仕事や日常まで軽くする仕組み

恋が仕事や日常まで軽くする仕組み
kouta / PIXTA(ピクスタ)

気持ちが前向きになると、仕事のモチベーションにも影響します。

たとえば——

  • 身なりを整える習慣が戻る
  • 朝の準備がスムーズになる
  • 「誰かに話したいこと」があるだけで活力がわく
  • 休日に楽しみができることで、仕事にメリハリが生まれる

こうした変化は、恋をしているときだけでなく、誰かと関わりたいと思う気持ちそのものが生み出すもの。

中高年向けマッチングアプリ「ラス恋」の調査(※)でも、50〜60代の多くが「恋は仕事に良い影響がある」と答えています。

でもそれは、“恋”そのものの効力というより「誰かに見てもらえている」という実感が、生活の立て直しにつながるからです。

恋で“自分を手入れしたくなる”のはなぜ?

恋で“自分を手入れしたくなる”のはなぜ?
nonpii / PIXTA(ピクスタ)

恋をすると、支出が少し増えるという人も少なくありません。でもその多くは“贅沢”ではなく、“自分のお手入れ”に戻ってきた時間。

  • 新しいトップスを買う
  • 髪を整える
  • 外食で気分転換
  • 趣味や体験に出かける

実はこれら、どれも“恋のため”ではなく、自分をもう一度大切に扱うための行動でもあります。

恋をすると、「自分を諦めないスイッチ」が入る。そんなふうに語る50代女性も少なくありません。

【セルフチェック】あなたの“現役力スイッチ”はどこ?

【セルフチェック】あなたの“現役力スイッチ”はどこ?
mits / PIXTA(ピクスタ)

次の5つ、いくつ当てはまりますか?

□ 誰かに会う予定があると、自然と姿勢がよくなる
□ 久しぶりに服やメイクを楽しみたいと思う
□ メッセージのやり取りが、ちょっとした活力になる
□ 外へ出る口実ができると、生活リズムが整う
□ 「また会いたい人」がいると思うと、気持ちが軽くなる

数が多いほど、あなたの中にはすでに“前向きになれる素質”があります。恋に関わらず、誰かとのつながりが、そっと背中を押してくれるのです。

50〜60代は“まだ引退しない”——前向きさが強くなる理由

興味深いのは、調査(※)で、60代のほうが、40代より“働きたい”“恋を続けたい”と答える傾向があること。

若さではなく、“前向きに暮らしたい気持ち”。それが恋を支え、働く意欲の源にもなる。人生の後半こそ、気持ちが強くなるのかもしれません。

「もう年だから」ではなく、“今の私で生き直していく”——そんな軽やかな気持ちの変化が起きているのです。

恋は人生のご褒美ではなく、“現役力”。

  • 生活にハリが生まれる
  • 気持ちが整う
  • 日々にメリハリが出る
  • 仕事や家事が軽やかになる

そんな “現役力” を引き出してくれる存在。

50代でも60代でも、「もう遅い」なんてありません。恋はいつでも、自分の人生をもう一度動かす“追い風”になります。

※「ミドルシニアの恋と仕事に関する意識調査」調査期間:2025年11月7日〜11月10日/調査方法:「ラス恋」アプリ内アンケート/調査対象:40〜80代ユーザー 1280名(アイザック株式会社/ラス恋)

HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

「今日も明日も、楽しみになる」大人女性がそんな毎日を過ごせるように、役立つ情報を記事・動画・イベントでお届けします。