大人のかごバッグコーデ!インテリアにも便利
2022.08.132021年11月27日
青木沙織里さんが教える京都の穴場
モデル推薦!京都のおしゃれカフェと雑貨屋、観光地
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(51歳)の暮らしをお伝えする連載。今回は、秋の京都にドライブ旅行をしてきました。青木さんが見つけた、お気に入りのおしゃれなカフェや雑貨店、花屋などの観光スポットを紹介します。
ドライブで、秋の京都へ!
秋は旅行が楽しい季節。2020年11月上旬に往復1000kmのロングドライブ旅に行ってきました。時間を気にせず寄り道したり、お天気にも左右されないドライブ旅は、我が家の定番になっています。
運転好きなので、ホットコーヒーとおやつがあれば長距離でもごきげん!
三重、奈良、和歌山の温泉、神社などを巡り、最後はお墓参りをして京都へ。今回は京都に絞って、カフェや雑貨屋さん、お気に入りの場所をご紹介します。
京都の紅葉を見るなら京都八瀬の瑠璃光院へ
今回の旅でとても楽しみにしていた瑠璃光院。例年は行列ができて、入場するのも写真を撮るのもひと苦労と聞いていましたが、コロナ対策で事前予約制になっていました。
この日はあいにくの雨でしたが、雨に濡れたみずみずしい庭が机に映り込み、美しすぎて息をのむほど。
私たち以外にも観光客はいましたが、おしゃべりをする人がいないので、聞こえるのは心地よい雨音だけ。
静寂の中、しばらく正座をして美しい庭を眺めていると、心が落ち着いて清々しい気持ちになりました。
写経も体験し奉納。
人数制限されていて、人が少ないので、思う存分に写真を撮ることができました。
瑠璃光院は、左京区上高野東山、叡山電鉄叡山本線の八瀬比叡山口駅が最寄り駅です。
神宮丸太町駅近く「TORYBAZAR(トリバザール)」
日用品、作家さんの器、ガラスなど。。欲しいものがいっぱいの生活雑貨のお店「トリバザール」は、上京区中之町、京阪本線の神宮丸太町駅近くの住宅街にある一軒家です。
今は海外に買い付けに行けないそうですが、初めて目にする外国製の雑貨も多く、ワクワクが止まりません。
アジアで仕入れたという、珍しいアイアン製の秤(はかり)。
思った以上に重く、さんざん悩み購入することにしました。飾ってみると、元々あったんじゃなかろうかというくらい我が家のインテリアになじんでいます。
重いので、カーテンレールが落ちないかと若干の不安はありますが、買って大正解でした。
どこかの国(忘れてしまいました)のぽってりとした真鍮(しんちゅう)の花瓶と、素朴で温かみのある小さなガラスの器も購入。
購入時は、ガラスの器の使い道を決めていませんでしたが、後に「みたて」で購入した露打ちにちょうどいい!
楽しくて長居してしまったお店です。
住宅街にあるかわいいカフェ「かもがわカフェ」
トリバザールの店主さんに聞いて、歩いてすぐの「かもがわカフェ」にランチを食べに行きました。
こちらも住宅街ですが、かわいいカモの看板が目印になっています。
間口の狭い階段を上がると、倉庫をリフォームした広い空間が現れます。
倉庫ならではの天井の高さと開放感。ステンドグラス風の窓から漏れている優しい明かりもマッチしています。
私は朝ごはんを食べ過ぎて、まだそんなにお腹がすいていなかったので、軽めのスープランチにしました。
カリッと焼きたてフランスパンをスープに浸していただくと優しい味にほっこり。食後は香り高い自家焙煎のコーヒーも飲めて大満足。
カウンターには常連さんがオーナーさんとおしゃべり。窓側の席には学生さんがこっくりと居眠りをしながら勉強中。わかるよ。。そりゃこの明かりは眠くなるよね……と共感できる居心地良すぎるカフェでした。
古民家セレクトショップ&カフェ「スターダスト」
築80年の古民家を改装したセレクトショップ&カフェは、オーナーさんのセンスがあふれる素敵なお店。北区紫竹下竹殿町、バス停だと「下岸町」が最寄りです。
手前はギャラリー、キッチンを挟んで奥のスペースはカフェになっています。ゆったりとした時間が流れている「スターダスト」。
オランダのアントワープのデザイナーさんの洋服、ハンドメイドのアクセサリー。オーラを放っていそうな鉱物。
CHA YUAN の紅茶など。。オーナーさんの穏やかな優しい声のお話からは、選んだ物すべてにこだわりや愛情を感じました。まるで、商品自体が呼吸しているかのようでした。
ここでは、「流れ星」というネーミングの小さなピアスを購入。シンプルでシュッとしたまさに流れ星のようなデザイン。左右アシンメトリーで着けます。
奥にあるカフェを覗いてみると、高い天井まではしごが伸びて天窓からは光が入り、異空間にいるかのような不思議な感覚に。。
カフェではランチもいただけますが、今は感染防止のため予約制。突然行ったので、残念ながらカフェの利用はできませんでしたが、きっとランチやケーキもおいしいに違いありません。次回は予約して訪れたい。
不思議ですが……。その日の夜、流れ星を発見しましたよ。
山野草を購入できる花屋「みたて」
スターダストのオーナーさんにご紹介していただいた、お隣のお店「みたて」。
山野草などを扱っているお花屋さんです。
ギャラリーには、川面に見立てたような壁と一体化した浅い水槽(説明が下手くそですみません)、花瓶、カゴに、それぞれ山から自然のまんま運んできたような山野草や苔のついた石が飾られていました。
わ~!へぇ~! と感心するほど、どれもこれも素敵。
すぐにでもマネができそうなちょっとした工夫で、どの植物もイキイキと輝いて見えます。
これは「みたて」オリジナル、真鍮の露打ち。注射器のようなデザインです。
取っ手を引っ張ってお水を吸い上げ、植物の葉っぱにシュッとかけます。
店員さんがやって見せてくれたのですが、その所作がかっこよすぎて、思わず購入してしまいました。
*露打ちとは、茶道で茶花への露打ちのために用いる道具で、花や野草が露をうけ、今摘んできたかのように見せる、日本人ならではの細やかなおもてなしとなります。(花屋「みたて」西武渋谷店HPより引用)
そして。。
ハンドメイドのガラスの花瓶。中には葉っぱと花瓶いっぱいに注がれたお水。
ただそれだけなのに、光を受けてなんとも涼しげ。ずっと見ていたくなる美しさです。手の平サイズの花瓶の中の、小さな世界観にときめきを感じ、購入を決めたのですが……残念ながら売り切れ!
人気作家さんの作品だそうで、代官山にも売っているお店があると教えていただきさっそく電話してみましたが、これまた入荷待ち。人気者です。。
これは枯れた葉っぱを重ねた器。ただ拾ってきた落ち葉さえ、飾り方一つで素敵な器になるのです。
目から鱗がいっぱいの「みたて」は素敵過ぎるお店でした。買ったばかりのカメラで、たくさん写真を撮らせてもらいました。
京都の新名所・食事やショッピング、映画が楽しめる「新風館」
新しい京都の顔。ホテルや映画館、ショップやレストランなど……。レンガ作りのレトロな建物を活かした、烏丸御池駅すぐにある話題の複合施設。2020年にリニューアルした「新風館」へ行ってきました。
エースホテルのロビーに、なんと鹿児島しょうぶ学園のアート作品が!
ここで見れるなんて、感動。
中庭を囲むようにショップが並び、どのお店もスタイリッシュでおしゃれ~!
ふらっと立ち寄って見るだけでもテンションが上がる、素敵な空間でした。
中庭から上を見上げると、空抜けと共に上階にも緑が広がっています。その緑の奥にはBARがあり、夕飯まで時間があったので行ってみることに。
この日はそんなに寒くはなかったので、開放感のあるテラス席を選んで、食前酒を一杯。
心地よい夜風を感じながら、ほろ酔い気分で、大人の時間を過ごすことができました。
食いしん坊の二人は勢い付き、この後2軒はしごしました。
素敵な作家作品が勢ぞろい、雑貨屋&カフェ「木と根」
旅行の最終日に立ち寄った雑貨屋さん&カフェ。四条駅と五条駅の間にあります。
作家さんの器や日用品を扱うお店です。じっくり時間をかけて見たかったのですが、タイムリミット。
短い時間で吟味し、手にしっくりくるマグカップを購入しました。飲み口が狭くてお尻でっかち。
真横から見ると富士山のような形をしています。日常的に使うマグなので、しっくり感はとても大事。お気に入りを見つけました。
旅先で買う陶器は、使うたびに楽しい旅が思い出されます。
かき氷でも有名な「木と根」。
夏にまた訪れたいなぁ。
和菓子を買うなら「出町ふたば」
高速道路に乗る前に買っておいた、上京区出町にある「出町ふたば」の大福。頬張りながら帰路につきました。
奥から、有名な豆大福、よもぎ、手前は秋の定番栗餅。
栗餅ですよ!栗餅! もちもちの栗餅の中はあんこ。たまらないおいしさです。
運転しながら食べたので、きな粉だらけになってしまいました……。写真を見ると、また食べたくなってきます。
日常から開放されて身も心もリフレッシュ!
満喫のロングドライブ旅になりました。山の中ではマスクを外し、久しぶりに深呼吸。思いっきり新鮮な空気を吸い込みました。紅葉が素晴らしくて思わず立ち寄ったり、写真撮影会が始まったり。
荷物を気にせず「買っちゃえ~!」と躊躇なく買い物ができるのは、ドライブ旅の特権。
新たな旅行スタイルは、タイミングも見計らいつつ、選ぶ場所やお店も重要だと思います。
ドライブ旅では、車内でのマスク、除菌、窓を少し開けて換気すること、こまめに飲み物を飲むことがとても大切。
自由に旅行できる日が来るまでは、自分なりに気を付けながら対策をして、安心安全の旅をしていきたいです。いつになるかわかりませんが、もうさっそく次に行きたい場所をリストにあげて、ワクワクしています。
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