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公開日:2025年02月28日
エッセーの疑問・お悩みに答えます
随筆家の山本ふみこさんが講師を務めるハルメクのエッセー通信講座 第9期の第5回。今月のテーマは「率直に書く」。今回は参加者皆さんが書いた「100字エッセー」を、おひとり1遍ずつ掲載します。
<便利な再生方法>
再生画面の右下に「チャプターマーク」があります。クリックすると、今回のトピックが一覧で表示されます。
聞きたいトピックをクリックすると、その位置から番組を再生することができます。
今回、参加者の皆さんにお書きいただいたのは「100字エッセー(随想)」。句読点や括弧も含めて、96字以上100字以下で書く短いエッセーのことです(通常は800字~1000字)。
山本さん:100字エッセーに取り組むと、文章を削るという作業のなかで「文章を率直に書くこと」の大切さを学ぶことになると思います。文章の長さがたとえ何千字あったとしても、「率直である」というのは重要なことです。
少し、想像してみてください。
たとえば道の向こうから、誰かが歩いてくる。とてもおしゃれで素敵な人なんだけれども、耳飾り、ネックレスふたつ、腕輪、指輪3つを身に着けている──もちろん、そのようなファッションを上手に楽しめる方もいるのだけど──なんだかゴチャゴチャしている、と感じることでしょう。
鏡を見て「ちょっとアクセサリーが多すぎるかな」「これとこれは外そう」と調整する必要がありますね。文章も同じです。
「美しい文章」という言葉…ときにその「美しさ」が、うるさく感じられることも。かんたんに言うと「形容詞過多」というか、「この1行、ちょっとうるさいな」と思ってしまうことがあるのです。
100字エッセーに挑戦すると、「文章って意外と率直に書いたほうが、自分の思いが描けているし、伝わるな」ということに気づかれると思います。
今月は皆さまの「100字エッセー」を、おひとり1編ずつご紹介します。
「100字エッセー」参加者の作品
1958(昭和33)年生まれ。出版社勤務を経て随筆家に。ハルメクでは連載「だから、好きな先輩」やエッセー講座(会場開催と通信制)の講師でおなじみ。著書に『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社刊)『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫刊)『暮らしと台所の歳時記 旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ刊)『家のしごと』(ミシマ社刊)ほか多数。公式ブログは http://fumimushi.cocolog-nifty.com/
全国どこでも、自宅でエッセーの書き方を学べる通信制エッセー講座。参加者は毎月1回出されるテーマについて書き、講師で随筆家の山本ふみこさんから添削やアドバイスを受けられます。講座の受講期間は半年間。
次回募集については、2025年3月頃、雑誌「ハルメク」誌上とハルメク365イベント予約サイトのページでご案内予定です。
エッセー作品一覧
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