【難読漢字】「葫」「韮」どう読む?ヒントは野菜
2020.07.042024年03月23日
読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ
【難読漢字】きしくもじゃない、奇しくもの読み方
「奇しくも」「奇に」「奇ばし」は何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は「奇」という漢字に注目しました。「き」と読む漢字ですが、「きしくも」「きに」「きばし」どれも間違い。正しい読み方をご紹介します。
【奇しくも】きしくも、ではありません
最初にご紹介するのはこちら。
「奇しくも」
「ふしぎにも」「あやしくも」「偶然にも」といった意味で使われる言葉。きしくも、と読みたくなるところですが、間違いです。
正解は……
↓
↓
↓
↓
↓
「くしくも」
「くしくも」と聞くと、「悔しくも」「惜しくも」といった漢字を連想してしまうことが多いかもしれませんが、実はこれは間違い。意味も異なるもので、それぞれ悔しい(くやしい)、惜しい(おしい)と読みます。
【奇に】なんとも不思議なことに……
続いてはこちら。
「奇に」
『広辞苑』で意味を見てみると
何とも不思議なまでに。むやみに。
となっています。
正解は……
↓
↓
↓
↓
↓
「あやに」
古文では「奇しい」と書いてあやしいと読むことが多かったようです。
【奇ばし】神秘的であるという意味です
最後はさらに難しくなります。
「奇ばし」
見慣れない言葉ですが、「神秘的である」「珍しい」「不思議である」という意味で使われます。正解はこちら。
↓
↓
↓
↓
↓
「くすばし」
現代用語としてはあまり使われない言葉ですが、神妙なふうをするという意味で、「奇しがる」(くすしがる)、不思議な状態になるという意味で「奇ぶ」(くしぶ)など、他にもいくつか読み方があります。非常に奇妙なことを意味することばとして「奇天烈」(きてれつ)などもありますね。
文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)
認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」
「最近物忘れが多くなった」「集中力が落ちてきた」……。そんな方にぜひ見ていただきたいのがこの動画。認知症研究の第一人者で筑波大学名誉教授・朝田隆先生監修の脳トレ問題に毎日コツコツ挑戦して、脳を活性化させましょう。
>>動画を見る
■もっと知りたい■