山本ふみこさんが選んだエッセーの紹介とQ&A動画

山本ふみこさんエッセー通信講座第6回参加者の3作品

公開日:2022.10.04

随筆家の山本ふみこさんが講師を務めるハルメクのエッセー通信講座。エッセーの書き方を半年間で学んでいます。第4期6回目の動画と、参加者の作品から山本さんが選んだ3本のエッセーをお楽しみください。

山本ふみこさんエッセー通信講座第4期第6回
山本ふみこさんエッセー通信講座第4期第6回参加者の3作品

山本ふみこさんが選んだ3つのエッセー

クリックすると、作品と山本ふみこさんの講評をお読みいただけます。第4回で取り組んだエッセーのテーマは「天使」です。

「ふたりの天使」小田原薫さん
「あの絵、天使やね。描いた人知ってる?」「さぁ、知らんけど、誰……

「一撃(いちげき)」かわばたえつこさん
庭で薔薇の枯れ葉に手を伸ばしたとき、背中の筋肉がピリッと音を……

「シャララーン」栞子さん
剛毛で、量が多くて、クセがある。一度でいいからテレビで見るよ……

エッセーに関する質問・お悩みに動画で回答

人気随筆家の山本ふみこさんにエッセーの書き方を学ぶ通信制エッセー講座には、日本各地から33名が参加しています。今回は、半年間の講座の最終回。山本さんから贈る言葉と、参加者の感想を動画でご紹介します。

山本さん: 皆さんから寄せられたエッセーを私が受け止め、お返しする。そのやり取りをとても心地よく感じた6か月間でした。 「こうありたい自分」ってあるでしょう?

読者を意識して書くときに、人はやはり鍛えられるんですね。「こんなことを軽く言ってしまっていいのだろうか」「本当に私はそんなことを考えているだろうか」と振り返ったり、考え直したりして、書いている。それはまだ知らない自分と出会い、「こうありたい自分」に向かっていく道なのではないでしょうか。

人は書かなくたってそういう道を歩いて行けます。けれど、書くことで自分の変化を確かめ確かめ歩むことができる。そうしてますます「こうありたい自分」に近づいていく。

だからこそ、これからも書くことに向き合い続けていただきたいと、最後にお伝えしたいと思います。

参加者の声

あっという間の半年が夢のようにすぎ去っていきました。毎回ていねいにご指導下さいました山本ふみこ先生に、心より感謝申し上げます。(中略) 目に見えない多くの宝石のような“言葉”との出合いをこれからも楽しみにしています。(女性、大阪府)

あっという間に6回目がきます。しっかり私の日々の生活にエッセー講座が組み込まれ、たんたんと過ぎていく日々の中、 原稿用紙に向かう時間は心浮き立つ時間です。(女性、岡山県)

書くほどにじわじわと楽しくなってくる6か月間でした。“書く”ってこんなに楽しいんですね!(女性、兵庫県)

随筆家・山本ふみこさんのプロフィール

「エッセーの書き方講座」講師の山本ふみこさんとは?

1958(昭和33)年生まれ。出版社勤務を経て随筆家に。ハルメクでは連載「だから、好きな先輩」やエッセー講座(会場開催と通信制)の講師でおなじみ。著書に『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社刊)『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫刊)『暮らしと台所の歳時記 旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ刊)『家のしごと』(ミシマ社刊)ほか多数。公式ブログは http://fumimushi.cocolog-nifty.com/

ハルメクの通信制エッセー講座とは?

全国どこでも、自宅でエッセーの書き方を学べる通信制エッセー講座。参加者は毎月1回出されるテーマについて書き、講師で随筆家の山本ふみこさんから添削やアドバイスを受けられます。講座の受講期間は半年間。

現在第5期の講座を開講しています(募集は終了しました)。次回第6期の参加者の募集は、2022年12月を予定しています。詳しくは雑誌「ハルメク」2023年1月号の誌上とハルメク365WEBサイトのページをご覧ください。

 

ハルメク旅と講座

ハルメクならではのオリジナルイベントを企画・運営している部署、文化事業課。スタッフが日々面白いイベント作りのために奔走しています。人気イベント「あなたと歌うコンサート」や「たてもの散歩」など、年に約200本のイベントを開催。皆さんと会ってお話できるのを楽しみにしています♪

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