
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
更新日:2024年08月28日 公開日:2018年07月02日
更年期障害の対処法
更年期の気になる症状・対処法を医師が解説します。今回のテーマは「アロマ」。最近の研究でゼラニウムとローズの精油にはエストロゲンの分泌を促し、更年期障害の症状を緩和する作用があることがわかってきました。うまく活用してリラックスを!
入浴剤代わりにお風呂に入れたり、アロマキャンドルやアロマディフューザーなどで香りを楽しんだり、ふだんから好きな香りのアロマオイル(精油、エッセンシャルオイル)を愛用している人も多いでしょう。
アロマオイルを用いたアロマセラピーは、欧米では代替医療の一つとして医療機関でも行われており、その実績は証明されています。
アロマオイルの成分が人の体に働きかける仕組みは2つあります。
まず、香りによる作用です。アロマのよい香りをかぐと、それが直接脳に働きかけてリラックスやリフレッシュを促します。
また、脳の視床下部に香りの情報が伝わることで、自律神経やホルモン分泌に関係する内分泌系の働きにも影響します。これによって自律神経やホルモンのバランス、免疫系の働きを整えてくれるのです。
もう一つは皮膚からの吸収による作用です。アロマオイルは分子がとても細かく、皮膚の表面から吸収されると真皮まで到達し、それが血液に乗って体内に吸収され、効果を発揮します。
皮膚から吸収させるには、マッサージオイルと混ぜて手足などのマッサージをするのがおすすめ。マッサージをしながら香りをかぎ、そして皮膚からも有効成分を吸収させることで高い効果が得られます。
更年期障害のさまざまな症状によって心身ともに疲れてしまったり、イライラしたりしているときには、ぜひともアロマオイルを試してみましょう。
効果的な使い方は、洗面器やボウルに湯気が出るくらいの熱めのお湯を入れ、アロマオイルを1~3滴垂らし、目を閉じてゆっくり呼吸しながら香りを吸い込むこと。
手軽に香りを楽しみたいときは、電気式のアロマポットやアロマキャンドルもおすすめです。外出するときは、ティッシュやコットンにアロマオイルを1〜2滴含ませたものをバッグに入れておく方法もあります。
手足などのマッサージをするときは、ベースとなるスイートアーモンドオイルまたはマカデミアナッツオイル5mLにつき、アロマオイル1滴を目安に混ぜて使います。
おすすめのアロマオイルは、ローズとゼラニウムです。長崎大学が行った研究によると、この2つのアロマオイルには女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促す効果があることが認められています。
ローズとゼラニウムのほかにも、更年期世代におすすめのアロマオイルはたくさんあります。
香りは好き嫌いが大きいので、苦手な香りだとストレスになります。また、その日の自分の体の状態によって好きな香りも変わります。そのとき自分がピンとくる香りを選ぶとよいでしょう。おすすめのアロマオイルには以下の種類があります。
他にも、血行促進に効果的なローズマリー、心の不快感をとるペパーミント、疲労をとり気分を明るくするオレンジなどもあるので、いろいろ試してみましょう。
クレアージュ東京エイジングケアクリニック院長。女性の頭髪に関する悩みから更年期・女性ホルモンといった悩みが専門分野。14年にわたり女性の髪の悩みに携わってきた女性専門・頭髪治療の第一人者として、心身ともに健康で充実した毎日を過ごすことができるよう、医療面からのサポートを行っている。
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