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更新日:2022年01月05日 公開日:2021年05月10日
食事の脂肪吸収を抑える!
緑茶や抹茶に豊富に含まれるカテキン。中でも「ガレート型カテキン」にはダイエットのポイントとなる体脂肪低減やコレステロール値低下効果も期待できるそう。そこで今回は、カテキンの体脂肪低減効果とおすすめのお茶の種類を紹介します。
お茶に含まれるカテキンには、抗ウイルス作用や抗酸化作用、口臭・虫歯予防など、さまざまな健康効果があることが知られています。中でも、最近注目を浴びているのが、カテキンの体脂肪低減効果です。
お茶には8種類のカテキンが含まれ、機能上の分類として「ガレート型カテキン」と「遊離型カテキン」の2つのグループに分けられます。そのうち、脂肪の吸収を穏やかにする効果があるのが「ガレート型カテキン」です。
伊藤園の中央研究所の行った継続調査でも、「ガレート型カテキン」が食事の脂肪吸収を抑えるという結果が出ています。
この調査では、肥満者からやや太り気味の人(BMIが22.5~30の人)が約200mgのカテキンを含む緑茶飲料を食事とともに毎日飲む生活を12週間継続。
その結果、内臓脂肪面積を減少させることを確認した、とのことです。
では、ガレート型カテキンは、どのようにして体脂肪の吸収を抑制するのでしょうか?
食事で摂取した脂肪(中性脂肪)はそのままの状態では、体に吸収されることはありません。体内で膵リパーゼと呼ばれる消化酵素によって分解され、さらにそれが胆汁に含まれる小さな脂質粒子に取り込まれることで、小腸に吸収される状態になります。そして小腸内で再合成された脂肪は、血流によって運ばれ、主に内臓脂肪として蓄積されるのです。
ここでポイントとなるのが「脂肪は分解されなければ吸収されない」ということです。
お茶に含まれるガレート型カテキンは、消化酵素の膵リパーゼの働きをブロックします。その結果、脂肪の分解を抑え、体内へ吸収されるのを防いでくれるのです。
さらに、ガレート型カテキンは、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制することも確認されています。
カテキンの体脂肪低減効果を実感するには、毎日継続的に摂取することが大切です。食事の際に一緒にお茶を飲むことを、ぜひ毎日の習慣として取り入れてみましょう。
茶葉の種類により、含まれるカテキンの種類や含有量が違うため、ガレート型カテキンを効率的に摂取するためには、お茶選びが重要です。
不発酵茶(緑茶)・半発酵茶(ウーロン茶など)・発酵茶(紅茶)のいずれにもカテキンは含まれますが、発酵の影響を受けやすいガレート型カテキンは、発酵を止めて作られる緑茶に多く含まれます。
緑茶はさらに玉露、てん茶(抹茶)、煎茶、番茶類(ほうじ茶、玄米茶など)などに分かれますが、煎茶にはカテキンが多く含まれているそう。ただし、煎茶は茶葉にもカテキンが多く残ってしまうため、カテキンを多く抽出する緑茶の入れ方をするのがベター。また、茶葉を丸ごと粉状にしている抹茶も、成分を余すことなく摂れるのでおすすめです。
最近では、このガレート型カテキンに注目した茶葉やペットボトル飲料も登場しています。
ガレート型カテキンが多いお茶を選ぶことで、いつもの生活の中で無理なくダイエットできます。コロナ禍の外出自粛など、ライフスタイルの変化に伴う運動不足で、体脂肪が気になる方は、ぜひガレート型カテキンに注目してみてくださいね!
(※1)機能性関与成分ガレート型カテキンの働きにより、BMI が高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています
(※2)機能性関与成分ガレート型カテキンによる「体脂肪を減らす」機能性表示食品、緑茶リーフ製品カテゴリーとして日本初(2020 年伊藤園調べ)
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取材協力:伊藤園
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