腸律ダイエットでぽっこりお腹スッキリ!
【実践1】腸を整えて一生太りにくい体に!「ユルユル腸律」のやり方
【実践1】腸を整えて一生太りにくい体に!「ユルユル腸律」のやり方
更新日:2025年07月18日
公開日:2025年07月11日
教えてくれたのは、小澤かおりさん

おざわ・かおり/腸律サロン・セラピーエ代表・腸律師
介護福祉士として介護の現場で、薬の副作用による排便トラブルが原因で認知症が進行する利用者を目の当たりにし、「病気」「薬」「腸」の密接な関係に強い興味を持つ。独学と専門家からの学びを吸収し「腸律師」として活動を開始。腸律サロンには、スポーツ選手やモデルなども多く通う。
まずは「腸の声」を聴いて、あなたの腸の状態を知ろう
腸律の基本的な考え方に、「腸の表情を読む」「腸の声を聴く」ということがあります。
腸は、硬くなっている場所や、内容物が詰まりやすい場所によって「緊張し続けています」「睡眠不足です」など、あなたの心や体の状態を教えてくれています。
腸律を始める前に、腸の位置と表情の関係をイメージしてみましょう。
まずお腹に「大きな時計」と「小さな時計」があると、イメージしてみてください。それから お腹を時計回りに順番に触っていきます。
- 手のひらで腸を温めるように触る
- 小さい時計の6時から順番にさすってみる
- 仰向けの状態でリラックスして行う
上のイラストのように、腸は必ず雄弁にあなたの状態を語ってくれるはず!
腸律は、そんな腸からの声を聴き取って、両手で、ユルユル、優しくほぐしていきます。
こうして、自分の手で腸を「ゆるませる」「動かす」「上げる」といったセルフ腸律をすることにより、腸の負荷が軽くなり、
- ぽっこりお腹
- 不眠
- 便秘・下痢
- 尿もれ・頻尿
- 腰痛・猫背・巻き肩
- 物忘れ
など、心身のあらゆる不調への効果が現れます。
【解説】腸がリラックスする「ユルユル腸律」のやり方
手順1:お腹の「小さな時計」と「大きな時計」をイメージしましょう

セルフ腸律の基本は、仰向けに寝た状態で行います。最初に行うのは、「ユルユル腸律」です。
まずは、 自分のお腹に、「小さな時計」と「大きな時計」の2つをイメージして、手で触れてみましょう。
小さな時計
おへそ周りのことを指します。両手の人差し指と親指をくっつけて、おへそを中心に円を描くような大きさです。
大きな時計
肋骨と腰骨の内側ギリギリを通るように円を描く大きさです。
どちらの時計もおへそを中心にして、まっすぐ上に伸びる位置が12時、下側が6時、右の脇腹が9時、左の脇腹が3時の位置です。
セルフ腸律をスムーズに行うためにも、小さな時計と大きな時計の12時、3時、6時、9時の位置をしっかりと覚えておきましょう。
手順2:「小さな時計」は6時の位置からゆるめていきます

ユルユル腸律は、小さな時計の6時の位置から始めます。
利き手とは反対の手(写真では左手)をお腹に置き、親指以外の4本の指をあてます。その上に利き手の4本の指を重ねて、指全体でゆっくりと優しく圧をかけていきます。
利き手の指を直接お腹にあてると圧が強くなりやすく、腸が防御反応を起こして硬くなってしまいます。基本的には、利き手でお腹に触るのではなく、利き手とは反対の手の上に重ねてください。

小さな時計の6時の位置から優しく圧をかけながら、「い~ち、に~い」と、ゆっくりと擦るように手を左右に10回動かします。
強く押さないこと、早く動かさないことを意識してくださいね。
圧の強さは、まぶたを親指以外の4本の指で優しく触れて、「気持ちイイ」と感じられるくらい「そぉーっと」です。指の温かさを腸で感じて、お腹の温かさを指で感じてから左右に動かすと、「腸への安心感」が伝わります(フローラルタッチ)

小さな時計の場合は、12か所を擦るのではなく、6時→「7時と8時は一緒」→9時→「10時と11時は一緒」→12時→「1時と2時は一緒」→3時→「4時と5時は一緒」と、合計8か所を擦ります。
小さな時計の6時の位置が終わったら、次は7時と8時の位置に移動して、同じように「い~ち、に~い」と、フローラルタッチで擦るように、左右に10回ずつ動かしてください。
その次は、9時の位置です。さらに、9時が終わったら10時と11時の位置へと進み、時計回りにお腹を優しく動かします。
4時と5時の位置まできたら、小さな時計は終了です。
手順3:次に「大きな時計」も6時の位置からゆるめていきます
次は、大きな時計です。大きな時計の6時の位置から同じように優しく圧をかけていきます。
大きな時計は、6時→7時→8時の各位置、合計12か所で行います。
小さな時計より、少し大きく擦ってください。

10時と11時、1時と2時の位置は、あばら骨に指を沿わせながら、斜めに擦ります。
左利きの方は、10時と11時の位置に圧をかけるときには、上下の手を入れ替えて利き手である左手を下にしましょう。逆に、右利きの方は、1時と2時の位置に圧をかけるときには、上下の手を入れ替えて右手を下にしてください。
POINT
肋骨の下は、特に内容物が溜まりやすいため、張っていることもあります。苦しい、痛いと感じる場合は、圧をかけずに手をあてて温めるだけでも効果的です。
「ユルユル腸律」でやってはいけない3つのこと
セルフ腸律は、仰向けになるスペースがあれば、いつでも、自分でできます。前職が介護福祉士だった私は、「自分でできる」ということが生きていく中で何よりも大切であると感じていました。「自分で歩ける」「自分で食べられる」「自分で排泄できる」、すべて大切なことです。
ですので、セルフ腸律も「自分でできる」ということを大切にしたいのです。
その中でも、ユルユル腸律を行う際に注意することがあります。それは、次の3つを「やってはいけない」ということです。
- 強く押すこと ……… 腸が動かなくなる
- 早く動かすこと …… 気持ちが焦ってしまう
- 指でつつくこと …… 腸も気持ちも緊張してしまう
なぜこれらのことに注意するのかというと、腸は脳と同じように「考えて、記憶し続ける臓器」だからです。
脳が「痛みを記憶」するように、腸もそれを「攻撃」と感じます。腸を強く押すと硬くなり、早く動かすと焦り、指でつつくと緊張するので、腸を安心させてあげることが大切です。
ユルユル腸律は、両手の指3本または4本の指全体を使い、点ではなく面で優しく圧を加えます。基本的には、利き手ではないほうをお腹にあて、利き手はその上から添えるようにして行いましょう。
さあ、腸がゆるんできましたか?
次回は、ゆるめた腸を元の位置に戻す「アゲアゲ腸律」のやり方を解説します!
■「セルフ腸律でぽっこりお腹解消」をもっと読む■
#1:あなたの腸の状態は?セルフ診断
#2:【実践1】「ユルユル腸律」のやり方
#3:【実践2】「アゲアゲ腸律」のやり方
※本記事は、書籍『セルフ腸律のススメ: 腸の不調やぽっこりお腹がみるみる改善』より一部抜粋して構成しています。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
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『セルフ腸律のススメ: 腸の不調やぽっこりお腹がみるみる改善』
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