自律神経が整う、朝昼晩のちょこっと習慣
2024.06.262024年06月19日
自律神経を整える習慣#3
自律神経にいい食事を無理なく続けるには?
健やかな脳と体を保つためには、“自律神経”を整えることが大事な鍵になります。普段の食事で、タンパク質やビタミンDを必要なだけ取るのはなかなか大変です。そこで医師の溝口徹さんに、無理なく続けるための工夫について教えてもらいました。
教えてくれた人:溝口徹(みぞぐち・とおる)さん
医療法人回生曾みぞぐちクリニック院長。福島県立医科大学卒業後、横浜市立大学附属病院、国立循環器病研究センターなどに勤務。著書に『心の不調の9割は食事で治る』(フォレスト出版刊)などがある。
市販品やサプリの活用も柔軟に
普段の食事で、タンパク質やビタミンDを十分にとるのは、なかなか難しいもの。そんなときは、「市販品やサプリなどを賢く活用しましょう」と話すのは、医師の溝口徹さん。具体的にどんなものを取り入れればよいか教えてもらいました。
毎日の食事に取り入れたい、5つの工夫
工夫1:タンパク質補給はプロテインパウダーが便利
1日に約50~60gのタンパク質をとるのはなかなか大変。そんなときは、タンパク質を補える栄養補助食品「プロテインパウダー」を取り入れるのも手。糖質をとる前に、プロテインパウダーを水や豆乳に溶かしたものを飲むと、血糖値の急上昇を抑えられるそう。
工夫2:おやつには、ナッツ類がおすすめ!
お腹がすいたとき、糖質たっぷりのお菓子を食べると、血糖値が急激に上がってしまいます。そんなときは、ナッツ類に少量のドライフルーツが含まれたものを食べると満腹感があり、おすすめ。
クルミやアーモンドのように外皮に覆われているナッツは繊維質が多く含まれているため、食物繊維もとれます。