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- 今すぐ変えて!老け顔・首悩みを防ぐ6つの生活習慣
リンパと血流をケアして気になる顔や首のたるみ&シワを撃退する方法を、さまざまな専門家に教わる全12回の特集です。今回からは皮膚科医と美容家に教わった、たるみ&シワ予防のために今すぐできる対策と習慣を紹介します。
教えてくれたのは、皮膚科医と美容家のこの2人!
髙瀬聡子(たかせ・あきこ)さん
皮膚科医。ウォブクリニック中目黒総院長。東京慈恵会医科大学附属病院勤務を経て、2007年より現職。丁寧でわかりやすいカウンセリングに定評がある。雑誌、Web、テレビでも活躍中。
浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
美容家。大手化粧品会社ブランドマーケティング担当を経て、2012年に中高年向けのスキンケア&メイクを学ぶための「若創り学教室」を東京・銀座にオープンし予約の取れないメイク教室として話題に。現在はメディアでも活躍中。
顔と首の悩みを解決するには、この3つが基本です
「女性ホルモンのエストロゲンは肌の水分量を上げてふっくらとさせ、プロゲステロンは皮脂分泌を盛んにして、つやつやとした肌に見せる役割があります。60〜70代はこの2つが低下してくるので肌の水分と油分のバランスを保つ必要があります。スキンケア、肌にいい食事と習慣を心掛けることも大切です」と話すのは、皮膚科医の髙瀬聡子さん。
顔・首の悩み解決に欠かせない3つの要素
【スキンケア】水分と油分のバランスがとれたスキンケア
【食事】無理なくたんぱく質・抗酸化食材をとる食事
【習慣】何気ないクセや習慣をちょっと変えてみる
そこで、今すぐできる対策と習慣について、「スキンケア」「食事」「習慣」それぞれの観点からアドバイスいただきました。まずは顔のたるみやシワを予防する対策と習慣です。
顔のシワ・たるみを防ぐ6つのケア
【1:スキンケア】メイクは落とし方で肌に差が出ます
年を重ねても肌がきれいな人は、メイクを落とす際、手抜きをしていないんです。山登りが無事に下山して終わるように、メイクもきちんと落として初めて完了です。全体クレンジングとともにポイント専用のリムーバーも使って、しっかり落としてください(浅香さん)
【2:習慣】笑いはシワの原因ではなく表情筋が鍛えられる
顔の筋肉の弾力性が失われると、たるみにつながります。「笑うとシワが」と気になるかもしれませんが、笑顔は表情筋を刺激するので積極的に笑いましょう。食事はよく噛めば口のまわりの筋肉も動かせます。脳にいい刺激を与えるメリットも(高瀬さん)
【3:スキンケア】化粧水は量を気にせず使う
化粧水は、ほんの少しだけ出して薄く伸ばしてという使い方だと、効果が薄れますので、量を気にせず使えるものを選ぶとよいでしょう。習慣でパッティングする方は多いかもしれませんが、基本的には必要ありません。なじませてちょっと押さえる感じにやさしく(高瀬さん)
【4:食事】たんぱく質不足は肌の大敵。うどんに卵1個でもOK
肌はたんぱく質でつくられています。卵1個には約6.2gのたんぱく質が含まれているので、お昼はうどんだけというときも、卵を加えるなどして補いましょう(高瀬さん)
【5:スキンケア】洗顔料はよく泡立て、体温以下の温度でやさしく
洗顔料は肌に合ったものをよく泡立てて。空気とミックスして汚れが取れるので泡立ちがよいものを選ぶといいでしょう。洗うのは水かぬるま湯で。温度が高いと必要最低限の皮脂も流れてしまいます。体温以下が基本です(高瀬さん)
【6:スキンケア】「1分頭皮刺激」で血流をアップ、顔すっきり!
お出掛けメイク前の「1分頭皮刺激」が血流をアップし、顔をすっきりさせてくれます(浅香さん)
<1分頭皮刺激のやり方>
(1)ツボを押す
指を広げて、自分が心地いい強さで、耳のまわりを中心に刺激します。
(2)持ち上げる
手を組み、手のつけ根で頭皮を額の生え際から頂きに持ち上げるようにほぐします。
(3)持ち上げる
手を組み、後頭部に当て、頭皮をぐっと持ち上げて血流をよくします。
(4)パッティング
指を軽く握って、頭全体を心地いい強さでぽんぽんと刺激しましょう。
次回は、美しい首を保つためのケアを紹介します。気になる首のしわやポツポツ対策も!
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年11月号を再編集、掲載しています。
取材・文=原田浩二、井口桂介(ともに編集部)、イラストレーション=ながのまみ
■もっと知りたい■
【特集】リンパ&血流ケアでたるみとシワを撃退!

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