白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術#1
脱・縮毛矯正&白髪染め!Yukari流「移行期間」を乗り切る対策5つ
脱・縮毛矯正&白髪染め!Yukari流「移行期間」を乗り切る対策5つ
公開日:2026年02月18日
教えてくれるのは、Yukari(ゆかり)さん
毛髪診断士・くせ毛アドバイザー。InstagramやYouTubeで「くせ毛と白髪を魅力に変える」くせ毛激変メソッドを発信中。表参道のサロン「MEY HAIR CURLYS」で実施する「くせ毛スタイリングアドバイス」、全国各地で開催する「Curly Workshop」も好評。著書に『くせ毛はこれであかぬけます』(プレジデント社)
鏡を見るのがつらい時期も…不自然な「移行期間」のリアルな葛藤
はじめまして、くせ毛アドバイザーのYukariです。私はInstagramやYouTubeで、くせ毛を生かしたスタイリングやライフスタイルについて発信している、毛髪診断士の資格を持つインフルエンサーです。
「縮毛矯正をやめたいけど、どうやってやめたらいいんでしょう?」「完全にグレイヘアになるまで、どうやってしのいだんですか?」
サロンでもイベントでも、一番よく聞かれるのが、この質問です。
どちらもやめるにあたっては、完全に地毛が生えそろうまでの見た目に対して、不安ですよね。私も長年続けた縮毛矯正と白髪染めを35歳のときに一度にやめ、晴れ晴れとした気持ちになったのはいいけれど……その後の移行期間は試行錯誤の連続でした。
縮毛矯正は根元にうねった髪が出てくるのに毛先はストレート……という不自然な髪になるし、白髪も根元だけが白くなってくる……。これって、多くの人にとってメンタルへの負担が相当なものです。
この記事では、これから脱・縮毛矯正、脱・白髪染めの道へ踏み出すかどうか悩んでいる方のために、私がどうやって移行期間を乗り越えたのかについて、お話ししたいと思います。
もう「隠す美容」で疲れない!私が35歳でやめた切実な理由2つ
長年続けていた白髪染めと縮毛矯正で、髪はもちろんですが、地肌もかなり傷んでいました。通常のヘアカラーと違って、白髪染めは生えはじめのリタッチのために濃い染料を地肌に直接塗布するため、頭皮にかなりの負担がかかります。
そのため、ひと月に一度、美容院で白髪染めの薬液を塗られるたびに、かなり染みるようになっていました。あのまま我慢して白髪染めを続けていたら、髪や地肌に深刻なトラブルが起きていたかもしれません。やはり、私のようにトラブルを抱えたまま白髪染めを続けることは、髪や地肌に対するリスクが大きいといえます。
やめた理由のもう一つは、時間とお金の問題です。
縮毛矯正の施術には、少なくても3時間はかかるのが通常。当時、美容院までの移動時間を含めると4時間以上の時間がとられていたので、それだけで相当、気が重くなっていました。
重ねて、一度に2~3万円という出費も正直、負担でした。白髪染めも月に一度はやっていたので、そのたびに少なくないコストと時間がかかっていました。
楽しみのためならまだしも、「くせ毛と白髪を隠すため」というネガティブな理由なので、美容院の予定を入れるのが全然楽しくなかったんですよね。そのために、一度思い切ったらすっぱりとやめることができました。
【脱・縮毛矯正対策】不自然な境目を解消するプロの小技とは?
地毛が伸び切るまでに私がやった、脱・縮毛矯正対策は、次の通りです。
脱・縮毛矯正対策1、まとめ髪で乗り切る
縮毛矯正をかけた髪は、伸びると毛先はシャキーンと真っすぐなのに、根元がうねうねとした、へんてこりんな髪になってしまいますよね。
そのため、ほとんどの日は、ポニーテールやお団子で常にぴっちりとまとめていました。生え際はモワモワとしたくせ毛が浮いてくるので、ジェルやスプレーで不自然にならない程度に押さえて、オールバックに整えていました。
脱・縮毛矯正対策2、ヘアアイロンで毛先を巻く
うねっている根元を伸ばしてストレートヘアにしたり、逆に、毛先の直毛の部分を巻いて、全体をウェーブヘアにしたり。そうすることで、縮毛矯正をかけた部分と地毛のクセの部分の境目を目立たせないように見せていたんです。
よく、縮毛矯正をしたらアイロンでも巻けなくなると思いがちですが、ゆるいウェーブくらいは十分可能です。でも、何度もやるとアイロンの熱と縮毛矯正のダブルのダメージで髪がボロボロになってしまうので、週に1~2度くらいにしておくことをおすすめします。
この対策で約1年半、髪を伸ばし続け、最後は縮毛矯正をかけた部分をバッサリとカット。くせ毛を生かしたショートボブになって、脱・縮毛矯正完了となりました!
【脱・白髪染め対策】急な外出もOK!見せたくない部分の隠し方
次に、脱・白髪染め対策を紹介しましょう。
脱・白髪染め対策1、スカーフや帽子で生え際をカバー
スカーフを使ったアレンジヘアは、実は白髪の伸びはじめを隠すのにけっこう便利。前髪を横分けにして、90cm角くらいの大判スカーフを細長く折りたたんで、顔まわりにカチューシャのように巻くだけで様になるので、重宝していました。
スカーフに抵抗がある場合は、太めのカチューシャでも同じ効果が狙えると思います。また、当時はベレー帽もよくかぶっていました。ちょうど生え際が隠れるし、室内でかぶっていても不自然じゃないスタイルなので、その都合のよさもメリットでした。黒やベージュなどのカラーを揃えて、その日のファッションで選ぶのも楽しかったですね。
脱・白髪染め対策2、ヘアファンデーションで隠す
ヘアファンデーションは、小さなブラシで粉をポンポンとのせるだけの白髪隠し。染めないので、シャンプーすれば簡単に落ちてくれます。
友達と会う日などは、使うと心が落ち着く、頼りになるアイテムでした。オフィスにお勤めされている方の場合は、この方法が一番現実的かもしれませんね。
脱・白髪染め対策3、カラーリングを楽しむ
「染めない」だけじゃなく、「染めて楽しむ」という選択肢もあります。私はあるときから、白髪が染まらないヘアカラー(白髪を染める力が弱い黒髪用)を楽しんでいました。
黒髪をミルクティー色に染めて色を薄くすることで、白髪の部分をなじませ、目立たなくする作戦です。白髪染めと違って、ヘアカラーは頭皮に刺激が少なく、染みることもありませんでした。
染めた当日は白髪も多少色がつきますが、シャンプーとともに白髪の色は落ち、ミルクティーカラーの周りの髪になじんでいきました。こうなると、白髪がハイライトみたいに見えるので、すごくいい感じになるんです。
やめてみて気付いた!くせ毛とグレイヘアは「最高の相棒」
私は顔まわりに白髪が多く、後頭部はまだ白髪がまばらで、黒髪の方がまだまだ多い……という状態。こうしたまばらなグレイヘアを生かす上で、最大のポイントになるのは、ヘアカラーだと思います。そのため、最近の私の髪のカラーリングのルーティンは、次の通り。
(1)白髪の少ないサイドから後頭部にかけて多めにハイライトを入れる。
(2)その上で、白髪は染まらないヘアカラーで髪全体のトーンも明るくする。
3~4か月に一度、この2段構えでカラーリングすることで、顔まわりの白髪にハイライトとしての効果を与えると同時に、髪全体に自然になじませています。
カールの束にグレイヘアが加わると、それがハイライトのような効果となって、髪に奥行きが出る。さらに、ヘアカラーで部分部分に色が入れば、それがまた個性的で垢抜けた印象を作ってくれることに気付かされました。
コンプレックスだったはずのくせ毛と白髪をかけ合わせてみたら、これまで気が付かなかった魅力になることに感動しました。周りからも「素敵な髪ですね」と声をかけられることが格段に増えて、まさに人生がガラッと変わったと思います。
次回の記事では、スタイリングより大事!「くせ毛」の “正解シャンプー”習慣を紹介していきます。
※本記事は、『くせ毛はこれであかぬけます』より一部抜粋して構成しています。
※髪質には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
■「白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術」をもっと読む■
#1:脱・縮毛矯正&白髪染め!「移行期間」を乗り切る対策5つ
#2:スタイリングより大事!「くせ毛」 “正解シャンプー”習慣
#3:大人の「くせ毛」を活かして小顔に見せるオーダー術
もっと詳しく知りたい人は、Yukariさんの書籍をチェック!
大注目のくせ毛インフルエンサーYukariさんが、くせ毛やうねり髪をコンプレックスではなく美人髪に変えるメソッドを紹介する一冊。カットの秘訣、正しいシャンプー法、朝のセットを劇的に変えるスタイリング術まで網羅。縮毛矯正や白髪染めに頼り過ぎず、大人の女性が欲しいうるツヤな束感ヘアへ導きます。




