代謝をアップしてぽっこりお腹を解消#4
ぽっこりお腹改善プログラム1:代謝アップの食事法
ぽっこりお腹改善プログラム1:代謝アップの食事法
更新日:2024年02月17日
公開日:2024年01月31日
教えてくれたのは、代謝アップの専門家!
柴田重信(しばた・しげのぶ)さん

広島大学医系科学研究科特任教授。生体リズム研究が専門。著書に『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』(講談社+α新書刊)他。
伊賀瀬道也(いがせ・みちや)さん

愛媛大学附属病院抗加齢・予防医療センター長。自らも減量した方法を記した『1分ゆるジャンプ・ダイエット』(サンクチュアリ出版刊)が話題。
3食の量の割合は“3:3:3+1”を目標に
「食事の回数を減らすと、食後に血糖値が急上昇して血管に負担がかかり、代謝が悪くなります。必ず3食とってください。時間栄養学では、1日の食事の量を10とすると、朝、昼、晩の食事の量を 3:3:3で残り1を個人別にどこかに足します。体内時計をリセットして、代謝をアップするためには、絶対に朝食は抜いてはいけません」と話すのは、生体リズム研究が専門で広島大学特任教授の柴田重信さん。
仕事の都合などにより、夜の食事の比重が極端に大きく、1:3:6くらいの人は、例えば、2:3:5くらいを目指すことから始めても効果が出てきます。
朝食にたんぱく質をたっぷりとりましょう
「朝はパンとコーヒーだけとか、朝食抜きの生活を続けている人は、代謝の“チャンスタイム”を逃しています」と柴田さん。
朝は筋肉をつくるたんぱく質の吸収が盛んな時間帯。卵や魚、納豆などを献立に一品加えて積極的にとるのがおすすめです。お腹がゴロゴロしない人は、牛乳など乳製品でとってもいいでしょう。
体脂肪になりやすい!夜のご飯は半分に
糖質をとると、上昇する血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、体内のブドウ糖を脂肪に変えてしまいます。特に夜遅めの糖質は体脂肪になりやすく、内臓にも負担がかかります。
「ご飯やパスタ・うどんなどが好きで、夜に食べ過ぎてしまう人は、朝や昼にとるようにし、夜はできれば半分、難しければ一口でも減らすようにしましょう」と柴田さん。
物足りなく感じる人は、夕食2時間前に、繊維質のおやつを少量ならOKです。
夕食と翌日の朝食は13時間以上空けるのが理想

「体内時計の影響で、夕食後は血糖値が上がりやすく、さらに睡眠中はエネルギーの消費量が下がるので、夕食が遅くなればなるほど、寝ている間に体脂肪をため込み、太りやすくなります」と柴田さん。
夕食はなるべく早めにとり、次の朝食まで13時間以上空けるのが理想。難しければ11~12時間でもOK。
「朝8時に朝食をとり、夕食を19時か20時までにすませるのはできそうではありませんか? ただし、前日の夕食を22~23時頃にとり、朝食を抜いて、次の昼食まで13時間以上空けても意味がありません。朝食は8~9時までに」(柴田さん)
お酒を飲みたい!おやつも食べたい!そんなときは?
お酒を飲むなら焼酎がおすすめ

「どうしてもお酒が飲みたければ赤ワインや焼酎がおすすめです。ただし量は100mLに抑えてください」と話すのは、自らも減量に成功した経験のある、愛媛大学附属病院抗加齢・予防医療センター長医師の伊賀瀬道也さん。
アルコールは血管を拡張させて、血流をよくするので、適量なら代謝アップに効果があります。「本格焼酎は糖質ゼロ、プリン体ゼロのものもあります」(伊賀瀬さん)
おやつを食べるならスマートスナックに

「夕食2時間前までなら、間食をとることで、夕食時の血糖値の急上昇を抑えられるのでおやつもOKです」と柴田さん。
小魚やミックスナッツ類、フルーツグラノーラ、繊維質のクッキーなど、糖質控えめで、カルシウムを含む、いわゆるスマートスナックといわれるものがおすすめです。
次回からは、ぽっこりお腹改善プログラムの運動編を紹介します。まずは筋肉をつけて代謝をアップする「ニコニコゆるジャンプ」です!
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=原田浩二、三橋桃子、松尾肇子(すべて編集部)、撮影=中西裕人、イラスレーション=髙橋マサエ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年6月号を再編集しています
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