できてしまったシミも肝斑もこれで対策

老け見え卒業!シミと肝斑の即効ケア4選

公開日:2022.01.12

更新日:2023.08.25

目の下のシミや、両頬のモヤっとしたものなど、年齢を重ねると増える肌の悩み。紫外線対策や美白ケアをしっかり行なっているのに改善しない場合は、シミではなく肝斑の可能性も考えられます。そこで、シミや肝斑のケアにオススメのアイテムをご紹介します。

肝斑ってなに?このシミ…もしや肝斑?

年々気になる顔のシミ。目の下やこめかみ近く、他にも頬のあたりにモヤっとしたものが出現!美白ケアをしっかりしているのに、どんどんもやもやしたものが広がっていく、一向に改善されない場合は、シミではなく肝斑(かんぱん)の可能性があります。

肝斑とは、主に30~40代の女性を中心に顔にできるシミの一つ。シミはくっきりはっきりしていて、両頬に対称にできるのではなく、ポツンと1か所にできることが多いもの。対して肝斑は、両頬にほぼ左右対称の形で現れます。シミのようなハッキリとした輪郭はなく、ぼんやりと広がっているのも特徴の一つ。両目尻の下部分に、小さくもやっとした感じにできる場合もあります。

 

肝斑はどうしてできるの?

シミの原因の大半は紫外線ですが、肝斑の原因は「女性ホルモン」が関係していると言われているため、肝斑を発症するほとんどの女性が30~40代。経口避妊薬を摂取している方や、更年期の方もホルモンバランスが関係するために肝斑が現れやすいと言われています。

また、生活習慣(ストレス過多、睡眠不足など)や、強いマッサージなども、肝斑の一因となる可能性があります。

兎にも角にも、シミも肝斑も気になる!できないようにするにはどうしたらいいの? また、できてしまったものの対策は?という場合にオススメのアイテムをご紹介します。

【1】肝斑は医薬品で解決!トランシーノⅡ

■商品情報
トランシーノⅡ(医薬品)
60錠/15日分 1982円(税込)

筆者が肝斑に悩んでいたときに頼りにしたのがこちら。8週間継続服用で、治りにくいとされてきたシミ、肝斑を改善する効果が認められた医薬品です。主成分はトラネキサム酸。この成分は、抗プラスミン作用を持つ成分で、肝斑の改善過程に際し、とても重要な役割を果たしていると考えられています。

加えて、シミを緩和するL-システイン、ビタミンCも配合。トラネキサム酸とこれらの成分は、表皮の中のメラノサイト(色素細胞)がシミのもととなる、メラニン生成をブロック。これからできるシミや肝斑を改善するのに効果的です。小粒で飲みやすく、朝晩2回、食後に服用。

【2】肝斑よりもシミが気になる人はホワイトCクリア

■商品情報
トランシーノ ホワイトCクリア(医薬品)
60錠/15日分 1630円(税込)

シミに悩む人にはこちらのホワイトCクリア。L-システインとビタミンCが主成分の医薬品です。この2つの成分がメラニンの生成を抑制。また、ビタミンCは、できてしまった黒色メラニンを無色化にする効果も期待できます。さらに、L-システインが乱れたターンオーバーを整えて、できてしまったシミはもちろん、シミを作らせず透明感のある肌作りにも効果を発揮。顔だけでなく、体にできた日焼けやかぶれによるシミ、色素沈着の改善にもオススメです。こちらも朝晩2回の服用。

ただし、上記の2品は医薬品なので自己判断せずに、購入の際は薬剤師さんとよく相談するようにしましょう。

【3】スキンケアでシミ、肝斑のケアをするならバイオルミンCセラム

■商品情報
ダーマロジカ バイオルミン C セラム 
30mL 1万3970円 (税込)

できてしまったシミや肝斑ケアならこちら。肌が持つ自然なディフェンスシステムに着目し、肌にハリと透明感をもたらす高機能エイジングケア美容液です。肌をしっとりとした潤いで包み、引き締めてくれる効果も期待できます。また、安定型ビタミンC複合体が、乾燥によるくすみをケアし、明るい印象に。こっくり濃厚なテクスチャーで、肌になじませていくとピタッと密着。浸透力も保湿も申し分なし。

使い方は、化粧水で肌を整えた後、スポイトを1プッシュして適量を手に取り、顔全体と首元になじませます。朝晩使えますが、使用後、日光にあたる可能性がある場合は、日焼け止めを忘れずに。

【4】原液だからまっすぐ浸透!美白・肌荒れにも効果的なトラネキサム酸

■商品情報
チューンメーカーズ トラネキサム酸(医薬部外品) 
10mL 3410円(税込)

シミも肝斑も作りたくない!という人にはトラネキサム酸の原液を。美白有効成分「トラネキサム酸」は、シミのもととなるメラニン生成やシミの原因となる炎症を引き起こす、情報伝達物質(プラスミン)の産生を抑える効果が期待できます。

しかも、こちらは原液なのでダイレクトに肌に届き、シミを作らせず、透明感のある肌へと導いてくれます。また、紫外線とともにシミの原因にもなる乾燥による肌荒れ防止にも効果的。さらりとしていて、なじませると肌にグングン浸透。原液というと強いイメージがあるかもしれませんが、特に刺激を感じることはなく、やさしくシミケアできます。

シミも肝斑も、それぞれ適したケアを行うことが大切。特に肝斑はスキンケアだけでは改善が難しいので、内側からのケアを併用して行うことをオススメします。ただし、薬の服用は自己判断せずに、皮膚科医や薬剤師など専門家に頼るようにしましょう。また、スキンケア時の摩擦や、マスクの擦れなどで悪化するケースもあるため、日頃のお手入れなどを見直してみるのも良いかもしれません!

紫外線が弱くなる秋冬こそ、シミ・肝斑ケアには最適。ずっと悩んでいた……という人は、トライしてみてはいかがでしょうか。

※掲載の商品情報・価格は2023年8月現在のものです。

佐治真澄

美容ライター 化粧品会社の広報の経験を経て、フリーランスのライターとして独立。現在は、WEBを中心に美容関連の編集、ライター、イベントの企画など多岐にわたって活動中。オールアバウト・スキンケアガイドも務める。年齢とともに増える悩みを一緒に解決していけるような、情報をお届けしたいと思っています。

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