“ついで”ケアでたるみ・老け見え解消#1

顔たるみがスッキリ!お手軽口元ケア6選

公開日:2024.07.07

更新日:2024.07.10

ほうれい線やマリオネットラインなど「老け見え線」が出やすい口元に悩んでいませんか。専門家が考案したセルフケアで、たるみ・老け見えを解消しましょう! 何かの“ついで”に気軽にできる簡単ケアです。まずは口元ケアから。

教えてくれたのは2人の専門家

石井さとこ(いしい・さとこ)さん

教えてくれたのは2人の専門家

1961(昭和36)年生まれ。歯科医師。口もと美容スペシャリスト。「ホワイトホワイト」院長。芸能人からの信頼も厚い。近書に『マスクしたまま30秒!!マスク老け撃退顔トレ』(集英社刊)。

かとうようこさん

教えてくれたのは2人の専門家

1960(昭和35)年生まれ。治療室クリスタ院長。中医学博士、鍼灸師。東京・日本橋三越前にて20年以上、延べ10万人以上を施術。著書に『年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓』(サンマーク出版刊)。

食後の「10秒舌回し」でほうれい線を薄くする

唇を閉じて、歯茎をなぞるようにして時計回りに舌をぐるりと1周させます。終わったら逆回りも。1周10秒かけてゆっくり動かすのがポイントです。口のまわりの「口輪筋」が刺激され、ほうれい線にアプローチします。

食後の「10秒舌回し」でほうれい線を薄くする

1日何回でも気付いたときにやりましょう。おすすめのタイミングは食後。唾液の分泌を助け、歯をなめることでお口のお掃除にもなります。

「美唾液プッシュ」で肌のハリがアップ

「美唾液プッシュ」で肌のハリがアップ

両耳上部の手前側で骨が出た部分の近くにある小さなくぼみを押すのが「美唾液プッシュ」。刺激して出るさらさらした唾液には、パロチンという美肌成分が! 10秒押して離す、を繰り返します。

舌の位置を意識してたるんだあごまわりを引き締める

舌の筋力が落ち、舌の位置が下がると顔たるみの原因に。舌先を上前歯の裏側の付け根に置き、舌全体が上あごについているのが正しい位置です。意識するだけでも、舌の筋トレに!

「モダイオラス」を押して顔のこわばりをほぐす!

「モダイオラス」を押して顔のこわばりをほぐす!

左右の口角の内側の少し上にある小さなふくらみが「モダイオラス」です。ここは顔のさまざまな筋肉が集まる大事なポイント。

固くなっていると表情筋も動かしにくくなるため、気付いたときにほぐしてあげましょう。口内で舌先を当て、下から上に向かって舌でぐりぐりします。右側と左側それぞれ10回ずつ刺激します。

おしゃべり&口角アップで脱「無表情」!

おしゃべり&口角アップで脱「無表情」!

「今日一日、ほぼ無表情だったかも……」ということはありませんか? 表情筋は動かさなければ衰え、筋肉の厚みが減り、どんどんしなびてしまいます。無表情は顔たるみの大敵なのです。

無意識に下がりがちな口角をキュッと上げたり、誰かと思い切り楽しくおしゃべりしたりして、意識的に顔の筋肉を動かしましょう。それだけでも、手軽な表情筋のエクササイズに!

「30秒口ゆすぎ」で梅干しジワにアプローチ!

普段の口ゆすぎも、ちょっとの工夫で顔たるみ解消につながります。口内に片頬がふくらむ程度の水を含み、30秒間上下左右の4方向にくちゅくちゅとゆすぎましょう。

口元の筋肉の刺激になり、唇を閉じる力も鍛えられるので、唇上の梅干しジワにもうれしい効果が。汚れや菌を吐き出せ、唾液が出て口内環境がよくなるなど一石二鳥です。

次回は、顔が引き上がる頭皮ケア&ハリツヤに差がつく食事術を紹介します。
 

取材・文=田島良子、塚本由香(ともにハルメク編集部)、イラストレーション=フジマツミキ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年10月号を再編集しています。

雑誌「ハルメク」

女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画